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優しいピンクの色になごむ百合「ヒメサユリ」(箱根シリーズ 020)

2020年06月26日 08時59分44秒 | 

優しいピンクの色になごむ百合「ヒメサユリ」。色合いのやさしさにオトメユリなどとも呼ばれる。日本の原産種の百合の一つ。

(2020-06 神奈川県 箱根) 

 

 

ヒメサユリの基本情報
学名:Lilium rubellum
和名:ヒメサユリ(姫早百合)  その他の名前:オトメユリ、コマユリ、アイズユリ、ハルユリ、サユリ、アカヤマユリ、カッチキユリ、サツキユリ
科名 / 属名:ユリ科 / ユリ属

日本にはユリの仲間が10種以上自生しています。その一つがヒメサユリで5月に花径5~6cmの桃色の優しい花を咲かせます。多くのユリは、茎がある程度成長してから花芽がつくられるため、植えたあとの手入れや場所が悪いと花をつけませんが、ヒメサユリは前年の夏に蕾がつくられるため、植えればほぼ確実に開花する特質があります。
東北地方南部から新潟県の特産種で、山地から亜高山帯の草原に見られます。生産品が普通に販売されていますが、暑さに弱く、高山植物として扱う必要があります。茎はまっすぐか、やや斜めに伸びて高さ20~50cm、葉は幅広く少し厚みがあります。花には香りがあり、濃い桃色で葯は黄色、細い漏斗形で横向きに咲きます。
同様に育てる野生ユリに、ササユリ(Lilium japonicum)、マツバユリ(L. cernuum)、イトハユリ(L. pumilum)、ホソバコオニユリ(タニマユリ)(L. leichtlinii var. maximowiczii f. tenuifolium)などがあります。


園芸分類 球根,山野草
形態 多年草 原産地 東北地方南部から新潟県
草丈/樹高 20~50cm 開花期 5月
花色 ピンク 栽培難易度(1~5) 
耐寒性 強い 耐暑性 弱い
特性・用途 落葉性,香りがある



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