野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

カタバミの園芸種のピンクの「オキザリス」(20-049)

2020年04月26日 08時52分28秒 | 

カタバミの園芸種のピンクの「オキザリス」。ハナニラと一緒になって咲いている。野生化した個体も多いようだ。最近ではこれらの花が道端にふつうに生えていて、昔との違いを思わせる。春の道端もすっかりカラフルになった。

(2020-03 川崎市 道端) 

「オキザリス」

オキザリスはカタバミの仲間で800~850種があり、世界に広く分布しています。ロゼット状のものから低木状のもの、地中に球根をもつもの、多肉植物に近いものなど、形状はさまざまです。開花期や生育環境、性質も多様で変化に富んでいます。栽培の難易度も、種によって違いますが、中には初心者でも無理なく扱えるものも多くあります。日本には、ミヤマカタバミ(Oxalis griffithii)など6種が自生するほか、7種ほどの外来種が帰化植物となっています。花は夜間や雨天には閉じていて、日中の日ざしを受けると盃状やロート状に大きく開きます。満開のとき、株を覆うように咲く様子は非常に見ごたえがあり、人目を引きます。葉はクローバーのような3小葉のものが多いのですが、4小葉のもの、5裂や10数裂するものもあります。栽培されるのは主に20種ほどで、四季咲きタイプ、夏期は休眠して秋から冬に開花するタイプ、冬期に休眠して春から夏に咲くタイプに分けられます。

基本データ
園芸分類 球根,草花
形態 多年草,一年草 原産地 南アフリカと中南米に多い
草丈/樹高 5~30cmぐらいのものが多い 開花期 種により秋咲き、冬咲き、春咲き、四季咲きとさまざま
花色 黄,白,ピンク,紫,オレンジ,複色 栽培難易度(1~5) 
耐寒性 強~弱 耐暑性 強~弱
特性・用途 初心者でも育てやすい,グラウンドカバーにできる,開花期が長い


淡い紫の趣のある花を咲かせる「タツタソウ」(高尾の花33)

2020年04月26日 07時53分46秒 | 

淡い紫の趣のある花を咲かせる「タツタソウ」。シベリアから朝鮮半島に咲く花で、日露戦争のときに軍艦「竜田」の船員が持ち帰ったために、この名前がついたという。この頃にはまだ成長していなかったが、蓮に似た葉も見栄えがするらしい。

(2020-03 南高尾) 

 

「タツタソウ」

和名 タツタソウ(竜田草)
学名 Jeffersonia dubia
科名・属名 メギ科 タツタソウ属
分布 シベリア東部から朝鮮半島
花期 3~4月 日本では早春の名花の一つに数えられている
特徴 
日露戦争当時、軍艦竜田の乗組員が持ち帰ったことから付けられたという。

3月末から4月にかけて、2つに折りたたんだ深紅色のハスの葉に似た葉を展開するにつれ、淡紫色の花を咲かせ、花後も葉柄はますます伸び葉は、完全に展開し、7月頃には、丈は20~25cm、葉の直径は7~10cmになります。

多年草ですが、株分けは嫌うようなので、採り播きが良い。

葉と花が鑑賞できるのでロックガーデンの半日陰に植えたり鉢植えにされます。


カップ咲きのパティオローズの名花「ラリュー」(薔薇シリーズ172)

2020年04月26日 07時12分43秒 | 

ミニチュアローズよりも大きな花を咲かせるパティオローズの名花「ラリュー」。カップ咲きの黄色の大きな花がどっしりと咲く。日本で作出されたバラで、「ラリュー」とは街路を意味するフランス語である。

(2019-11 川崎市 生田緑地バラ苑) 

 

バラ「ラリュー」

バラ図鑑>> Min ミニチュア/ラ・リュー (らりゅー)
系統 Min ミニチュア
Pr パティオローズ 咲く時期 四季咲き 

花の形 カップ咲き
花の色 黄
花径
葉色 中輪
濃い緑
樹形 木立 樹高 0.6~0.8m 樹勢 普通
仕立て方 鉢植え向き, 庭植え向き 香り 中香 / 育てやすさ 普通
育成環境 日向を好む 育苗登録 不明 実 
作出年 年 作出者 小川 宏 作出国 日本
イメージ 華やか 撮影場所 
特徴 珍しい, コンパクト, プランター栽培向き, パティオローズ
コメント 中大輪とパティオローズとしては大きめの花です。