広島高裁ではどこかの事件の判決で大騒ぎになった今日、東京地裁では何気にヤバい判決が下っていた模様。
・雑誌コメント者に賠償命令 オリコン勝訴 名誉棄損訴訟(2008年4月22日 asahi.com;web魚拓)
・「オリコンチャート」記事めぐる訴訟、オリコン勝訴 ジャーナリストに賠償命令(2008年4月22日 itmedia.co.jp;web魚拓)
この訴訟に対する判決は、どこかの事件とは別の意味で「重い」ものとなった。
面倒だけど、itmedia.co.jp の記事から全文を引用しておく。
---- 以下引用 ----
「オリコンチャートをめぐる雑誌記事内の事実誤認に基づくコメントにより名誉が傷つけられた」として、オリコンが音楽ジャーナリストに5000万円の損害賠償を求めて訴えていた裁判で、東京地裁は4月22日、ジャーナリストに100万円の支払いを命じる判決を言い渡した
。ジャーナリストによるオリコンへの反訴は棄却された。
オリコンが訴えたのは、音楽ジャーナリストの烏賀陽弘道さん
。2006年に月刊誌に掲載された記事中で、烏賀陽さんが編集部の電話取材にこたえてコメントした内容が「事実誤認に基づいており、名誉が傷つけられた」などとして同年12月に提訴した。
記事を掲載した出版社ではなく、記事中でコメントしたジャーナリストを訴えた異例のケースだったため、ネットユーザーやジャーナリストから「言論妨害ではないか」と批判が相次いでいた。
烏賀陽さんは「訴訟は恫喝などが目的であり、訴訟権の乱用に当たる」として1100万円の損害賠償を求めて反訴していた。
---- 引用以上 ----
つまり東京地裁は今回の判決で、言論妨害目的の訴訟を許したってことか。
こりゃ大変だ。
そもそもこの裁判は、最初から烏賀陽氏にとって不利な展開だったんだよな。
烏賀陽氏のサイト↓によると、この裁判の始めから取材状況が結構偏っていたとか。
・■報道各社の取材態度とその結果の一覧■(ugawa.com)
oricon にとって都合のいい報道→判決が行われたのは oricon が怖かったからか?
ってのはともかく。
今後日本では、下手に雑誌とかの取材を受けないほうが良いかもしれない。
特に、大企業の疑惑に関する報道への取材は・・・。
下手すると、今回の烏賀陽氏みたいな事態になりかねない。
あ~怖い怖い。
それにしても。
今回の裁判で、oricon と烏賀陽氏がどういう証拠を持ち出したのか今の所わからないんだよな。
永遠にわからないかもしれないが・・・。
・雑誌コメント者に賠償命令 オリコン勝訴 名誉棄損訴訟(2008年4月22日 asahi.com;web魚拓)
・「オリコンチャート」記事めぐる訴訟、オリコン勝訴 ジャーナリストに賠償命令(2008年4月22日 itmedia.co.jp;web魚拓)
この訴訟に対する判決は、どこかの事件とは別の意味で「重い」ものとなった。
面倒だけど、itmedia.co.jp の記事から全文を引用しておく。
---- 以下引用 ----
「オリコンチャートをめぐる雑誌記事内の事実誤認に基づくコメントにより名誉が傷つけられた」として、オリコンが音楽ジャーナリストに5000万円の損害賠償を求めて訴えていた裁判で、東京地裁は4月22日、ジャーナリストに100万円の支払いを命じる判決を言い渡した
。ジャーナリストによるオリコンへの反訴は棄却された。
オリコンが訴えたのは、音楽ジャーナリストの烏賀陽弘道さん
。2006年に月刊誌に掲載された記事中で、烏賀陽さんが編集部の電話取材にこたえてコメントした内容が「事実誤認に基づいており、名誉が傷つけられた」などとして同年12月に提訴した。
記事を掲載した出版社ではなく、記事中でコメントしたジャーナリストを訴えた異例のケースだったため、ネットユーザーやジャーナリストから「言論妨害ではないか」と批判が相次いでいた。
烏賀陽さんは「訴訟は恫喝などが目的であり、訴訟権の乱用に当たる」として1100万円の損害賠償を求めて反訴していた。
---- 引用以上 ----
つまり東京地裁は今回の判決で、言論妨害目的の訴訟を許したってことか。
こりゃ大変だ。
そもそもこの裁判は、最初から烏賀陽氏にとって不利な展開だったんだよな。
烏賀陽氏のサイト↓によると、この裁判の始めから取材状況が結構偏っていたとか。
・■報道各社の取材態度とその結果の一覧■(ugawa.com)
oricon にとって都合のいい報道→判決が行われたのは oricon が怖かったからか?
ってのはともかく。
今後日本では、下手に雑誌とかの取材を受けないほうが良いかもしれない。
特に、大企業の疑惑に関する報道への取材は・・・。
下手すると、今回の烏賀陽氏みたいな事態になりかねない。
あ~怖い怖い。
それにしても。
今回の裁判で、oricon と烏賀陽氏がどういう証拠を持ち出したのか今の所わからないんだよな。
永遠にわからないかもしれないが・・・。