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平成の赤紙かな 2

2008-11-24 20:04:03 | 時事ネタ(国内)
今回は、一昨日行われた裁判員制度に反対する集会とデモに関する詳しい記事の紹介。
・「人を裁きたくない」裁判員制度に反対し東京で集会とデモ(2008年11月23日 JanJanニュース)

この集会内で行われたシンポジウムでは、裁判員制度に反対の意を示している人達がその理由について述べていた。
以下、JanJanニュースの記事からその発言部分(多分要旨)を引用しておく。
ただし、一部訂正を加えている・・・。

---- 以下引用 ----
(中略)
蛭子さんは、「賭けマージャン」で取り調べを受けた自身の体験を披露。逮捕されてから、テレビの仕事がぱったりと来なくなり、石を投げられたり、自宅の玄関に糞を置かれたりしたという。
「芸能人は、怒ってキレる市民が怖い。そんな人が裁判員になって、人を裁くことが恐ろしい」と笑顔で語った。

 「石原ババア発言」の原告として裁判を闘う森本さん。
住んでいる下町では護憲運動団体の共同代表としても活躍する。
教育基本法改悪以降、教育現場にかけられている攻撃の数々を紹介した。

 「文科省の指導に基づき、子どもたちの教科書にもこの制度が書かれようとしている。国は子どもの未来まで縛っている」。
「希望は戦争」と言い切るような若者たち[赤木 智弘氏のことか?]は軍隊へ入隊させ、それ以外の人々は裁判所へ動員する」。
「死刑存続派が国民の8割だというが、タレントらがテレビ番組で軽々しく死刑を要求している。『悪い奴、敵は殺せ』という大合唱だ。そんな『常識』がメディアによって作りだされている」と、無責任な犯罪報道を厳しく批判した。

藤原隆男さんは先の戦争で招集され今は自営業を営む。石原慎太郎都知事の「ババア発言」に触れて、台東区山谷地区への、知事の差別的発言に触れた。
秋葉原と御徒町の中間に位置する竹町は、戦災を免れた古い町並みが残り、中小零細の家内企業が軒を連ねる。
裁判員制度については、地元学校長・教頭、町会レベルの議論を続けてきた。
その結果、「反対、迷惑である」との意見が圧倒的だった。
藤原さんは「戦争に駆り出されたうえに裁判に強制動員されるなんて、まっぴらだ」と、怒りをあらわにした。
(以下略)
---- 引用以上 ----

次に強制動員されるのは立法業務かな・・・。

ってのはともかく。
裁判員制度で大きな問題なのは、裁判中よりむしろ裁判後に守秘義務が発生することかと。
だって、裁判自体は数日で終わるにしても、その後自分が裁判員として関わった裁判の秘密を言えない時期の方がずっと長いからな。
極端に言えば、裁判の秘密を「墓に持っていく」状態になるわけだから・・・。


ってか、裁判員制度を推進してきた方々は、この制度に反対する人達(俺もだけど)に対してどのように反論するつもりかな?
ある意味楽しみだ。


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