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2大政党対決を煽るTV局

2007-07-27 21:09:32 | 時事ネタ(国内)
意外というかやはりというか、参議院選挙のTV報道は自民・民主のことばかりだったようで。

・選挙ゆがめるTV報道:自民・民主中心、争点ボケる
(2007年7月27日 日本共産党中央委員会)

俺も選挙公示直後に、NHK の某ニュース番組で各党党首が演説しているシーンを見たとき、妙な違和感を感じていた。
それは、政党によって演説の模様を流す時間が政党によって違ってるのでは、というものだった。
この時は、単に編集の都合だったのかな、とあまり深く考えていなかった。
ちなみにこの疑問を父に話したら、「本当はそんなことはないはずだが」と言っていた。

しかし、あの時俺が抱いた違和感はあながち間違っていなかったようだ。
ネタ元によると、特に酷いのは『NEWS 23』での時間配分だとか。
以下、一部引用。

>具体的にみると、NHKは「党首演説」などで現有議席数で時間に差を設けていますが、選挙区放送ではおおむね公平に報じられています。
>一方、一部民放では意図的な二大政党報道がまかり通っています。
>東京選挙区を追った17日放送の「NEWS23」(TBS系)では自民、民主それぞれ二人の候補、一人の無所属候補に密着、コメントもたっぷり伝えましたが、議席を争う共産党の田村智子候補はじめほかの候補者はわずか数秒でした。

>さらに23日の同番組では自民、民主の党首のたたかいを紹介。
>そのなかの京都選挙区では自民党が2分36秒、民主が30秒、成宮まり子候補は「共産党も候補を擁立」のナレーションのみで、6秒でした。
>続いての徳島選挙区でも自民が1分28秒、民主が5分16秒で、共産党の花岡あつし候補は22秒でした。
>二大政党を前提にした時間的にも偏った報道は選挙をゆがめています。

他の民法番組でも、二大政党に時間を多く取っているようだ。
そういえば、政党の TVCM も自民党と民主党ばかり流れてるような・・・って資金力の問題か?
いずれにしろこの調子だと、TV が権力監視の役割を果たせるとは思えないぞ。


ちなみに、今日の赤旗では、大手新聞社が自民党と公明党の支援団体を密かに応援している(資金を出している)という報道もあった(記憶適当)。
WEB 版に掲載されなかったのが悔やまれるところだ。


2007年7月29日追記(というか訂正):
『大手新聞社~』というのは、正確には『日本新聞販売協会と関連が深い日販連政治連盟が~』だった。
一昨日例の記事を図書館で見たときにメモを取っておくべきだったか・・・。


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