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オリコンの訴訟話

2007-10-08 20:12:49 | 時事ネタ(国内)
昨日の更新の後、RSF のプレスリリースを読んだらこんなサイトを見つけた。
・UGAYA Journal

このサイトの管理人こと烏賀陽(うがや ひろみち)氏は、オリコンから名誉毀損のかどで訴えられてるという(現在係争中)。
で、その訴えられた理由というのがすごい。
以下、↓からその理由を引用する。
・事実誤認に基づく弊社への名誉毀損について (2006年12月19日 ORICON STYLE)
---- 以下引用 ----
(中略)
 烏賀陽氏は、弊社からの平成18年6月23日付け内容証明郵便の中での「サイゾーの記事のとおり発言ないし指摘をされているのでしょうか」という問いに対し、平成18年6月30日付けのFAXにて「自分が電話でサイゾー編集者の質問に答え、編集者が発言を文章にまとめました。まとめたコメントはメールで自分に打ち返され、修正・編集を加え、若干の意見交換ののち掲載の形にまとめられました」(同氏からのFAX原文)と回答してきています。
このように、烏賀陽氏は、発言は自分が責任をもって行ったものと明言されています。 

 烏賀陽氏は、同様の発言を他のメディアでも行っており、同氏の発言の社会的影響力は決して小さいものではありません。 

 社会的信用とは長年の不断の努力によって成されるものと確信しています。
ジャーナリズムの名の下に、基本的な事実確認も行わず、弊社の長年の努力によって蓄積された信用・名誉が傷つけ、損なわれることを看過することはできないことからやむを得ず提訴に及んだ次第です。
 この度の提訴はあくまで烏賀陽氏によって毀損された弊社の名誉を回復するための措置であることをご理解ください。
---- 引用以上 ----

雑誌の記事による名誉毀損を訴える場合、記事を編集した側の出版社を(も)訴えるのが今までのやり方だったはず。
某S価学会だって、某週刊S潮を訴える時は相手は出版社だしな~。

で、なんで今回オリコンが烏賀氏だけを訴えたのか。
おそらくオリコン側は、『サイゾー』を潰す気は更々無く使い勝手のいい雑誌に作り変えてしまいたい、と考えているのだろう。
ついでに、記事にコメントを寄せる側に批判を止めさせられればいい、とったところか。

随分意地の悪い話だこと・・・。


ちなみに、この裁判(オリコン裁判)の口頭弁論が10月5日に行われた。
・ランキング調査協力店のヒアリング結果を提出(2007年10月5日 OhmyNews)

口頭弁論で烏賀氏側は、自分達の主張を補強する(?)証言を提出した。
さて、この裁判の結果はどうなることやら。


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