イスラエル軍の Gaza 地区攻撃に関して

なんか、イスラエルが Gaza 地区の住民に対して行った攻撃で100人以上が死んだとか。
イスラエル側も、Gaza 地区からの攻撃で死者が出たとか。
普段はこの手の話をネタにしたくないのだが・・・。
・パレスチナ：イスラエル攻撃で死者百人超す　ガザ地区ルポ（2008年3月3日 毎日jp;web魚拓）

毎日jp の記事では、Gaza 地区に住むアヘド・ハッサン氏に対し、イスラエル軍が爆撃予告をしたことを伝えている。
以下、その部分毎日jp から引用。
---- 以下引用 ----
（中略）
ガザ北部ジャバリヤに住むアヘド・ハッサンさん（４６）は「今朝、妻が流産した」と明かす。
妊娠３カ月。
「精神状態が不安定だったに違いない」

　１日午後８時半ごろ、イスラエル軍から自宅を空爆すると電話で警告された。
ハマス系大学で食堂を経営しているが、狙われる覚えはない。
退去を拒否すると「残る人生は数分だ」と告げられた。

　脅える妻と８人の子供たち。
親類や近所の人が駆けつけ、「人間の鎖」を作って抗議した。
結局、攻撃は免れた。
「これもガザに生きる運命だ」。
ハッサンさんは自分に言い聞かせるように語る。
（以下略）
---- 引用以上 ----<
「残る人生は数分」って・・・脅迫ぢゃんか（汗）。
イスラエル軍は今回の攻撃を、Gaza 地区にいる武装勢力から受けた攻撃への報復と言ってるんだよな。
でも、今の状況でどっちが先に攻撃したかを論じるのは適当じゃないしな・・・。
いずれにしろ、イスラエル軍とGaza 地区にいる武装勢力はすぐに攻撃を止めろっての。
いや、本気で。


ちなみに、この状況についてより生々しい書き方で伝えていた記事は↓。
・ガザに暮らす恐怖（2008年3月2日 益岡賢のページ）
・I Want to be Awake, So I Know I'm Dying -- And by Whom（2008年3月1日 Counterpunch.org;上の記事の原文）

益岡 賢氏の記事には、イスラエルの Olmert首相と Barak 国防相、米の W.Bush 大統領に対する要請文（イスラエル軍の攻撃を止める意味で）が掲載されている。
要請文を送るか送らないかは、これを読んでる人の勝手だけど・・・。