そして、今回の病名は・・・

9月8日(土)に、再度、検査をするまでは服薬も続き、お散歩も制限付きではありますが、すっかり元気に！

前回の続き・・・

●2007年9月3日（月）
17:30に病院へ。
獣医師より、今回の病状のこと、退院時現在での体調のこと、
今後気をつけなければならないこと等の説明を受ける。

今回の病名は「細菌性耳下腺炎」と判明。

扁桃腺（喉の奥にあるリンパ組織）は数箇所あり、その内の「耳下」が炎症。
様々な原因で扁桃腺が弱くなり、免疫機能（白血球が働いて）が発揮されずに、ウイルスや細菌などのばい菌が体内に入りこんで、体内の免疫力で対処し切れなくなった時に発症。
もともと免疫力が弱かったのに、歯科治療をしてからすっかり体調が良くなったので、Cぼんが遊びたいだけ遊ばせてしまって無理をさせていたのかもしれない。
犬はギリギリまで頑張ってしまうから・・・

獣医師は退院時に初めて、実は・・・と、「多中心型リンパ肉腫」を疑って徹底的に検査をしてくれていた事を私に伝えた。
獣医師は私の性格を理解してくれているので、必要以上の心配をしないようにと配慮してくれていたから。（感謝です）
万が一、多中心型リンパ肉腫だったとしても、現在では有効な治療法・薬があるので、早期発見ができれば予後が良いそう。

退院の決め手となったのは、「犬血中C-反応蛋白検出検査」（身体の炎症をみる検査）、「WBC（白血球数）」の数値、そしてエコー（超音波）検査の結果。
　・犬血中C-反応蛋白検出検査
　　　入院時：12　　退院時：0.58　　平均値は1以下
　・WBC（白血球数）
　　　入院時：27900　退院時16000　　平均値は8000～13000
　・耳下炎症（しこり）のエコー（超音波）検査
　　　入院時は首全体の腫れ　退院時：約1.5cmのしこり
上記の数値から点滴による投薬ではなく、退院しての服薬治療へ。
抗菌剤アンチローブを1日2回（朝・晩、1カプセル）を1週間服用。

今後の注意点
　・衛生面の上からも、不特定多数の犬が集まる場所は避ける。
　・強い日差しは避ける。
　　（体力消耗もあるが、アレルギー、内分泌ホルモンとの関係も）
　・しばらくはカラー（首輪）は止め、ハーネスを着用で。

次回の診察は、9月8日（土）に・・・

***　追記　***
ほとんどの動物病院では、C蛋白反応などは検査機関に出さないと調べられないそうですが、今回（も）お世話になった動物病院は、検査機器が充実しているのでその場で各種の血液検査ができました。
犬の1日は、人間の7日以上に相当するそうです。
おかしいな？心配だな・・・と感じたら、迷わずに設備が充実していて信頼のできる動物病院での検査をおすすめします、大切な家族である愛犬のためにも。