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愛国的フィギュアスケート

羽生結弦とロシア女子を中心に

羽生Jump構成

2018年02月05日 | 羽生結弦
18/02/05 23:12 共同 羽生選手の個人出場を明言 コーチ、4回転ルッツ回避 https://this.kiji.is/333248494964261985?c=39546741839462401

> 平昌冬季五輪のフィギュアスケート男子で2連覇が懸かる羽生結弦選手(ANA)のコーチ、ブライアン・オーサー氏が5日、
会場のある江陵で取材に応じ、右足首故障からの復帰を目指す同選手について「もちろん個人種目は出る」と明言した。故障の原因となった大技の4回転ルッツは回避するという。
 9日からの団体は回避する方向となっており、16日のショートプログラムに照準を合わせる。
年明け[1/9前後]に練習を再開したばかりだが、オーサー氏は「(ジャンプは)4回転ルッツ以外は全ていい状態だ。彼はトレーニングがよくできている。驚きだ。当然、金メダルが狙える」と太鼓判を押した。

[02/06 追記]
18/02/06 12:34 時事 羽生は個人戦のみ出場=4回転ルッツ回避へ-オーサー・コーチ https://www.jiji.com/jc/pyeongchang2018?s=news&k=2018020600642
> 平昌五輪のフィギュアスケート男子で66年ぶりの連覇が懸かる羽生結弦(ANA)を指導するブライアン・オーサー・コーチは6日、本番会場で取材に応じ、
 右足首負傷から復帰を目指す羽生が9日から始まる団体を回避し、16日からの個人戦に絞ることを明らかにした。
  オーサー氏は「個人戦までに100%になる。練習もよくできており、楽観している。私も彼自身も信じている」と述べた。
 負傷の原因となった4回転ルッツについては「試合で入れる準備ができていない」と話し、本番では回避する見通しを示した。
 ループ、サルコー、トーループの4回転を含む他のジャンプは練習しているという。
  団体を回避することについて、オーサー氏は「目標はあくまで男子連覇。難しい決断だったが(復帰へ向け)追加の時間が必要だ」と話した。 
  羽生は1月上旬に氷上練習を再開した。オーサー氏によると、プログラムの曲をかけて演技を通す練習もこなしており、先週からはスタミナを戻すためのトレーニングをこなしているという。
  羽生は2017年11月9日にNHK杯公式練習で4回転ルッツの着氷に失敗して転倒し、負傷。2017年末の全日本選手権は欠場したが、実績を考慮されて五輪代表に選ばれた。

       12:37 日経 江陵=原真子 「羽生は100%で戻ってくる」 コーチが順調ぶり明言 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26569380W8A200C1000000/
  平昌冬季五輪のフィギュアスケート男子で2連覇が懸かる羽生結弦(ANA)のコーチ、ブライアン・オーサーが6日、
 江陵アイスアリーナで取材に応じ「結弦は個人戦までには100%の状態になる。ここまでの調整は素晴らしい」と明言した。
  羽生は昨年11月、NHK杯の公式練習で右足関節外側靱帯を損傷、以来、公の場から遠ざかっていた。
 オーサーコーチは羽生の現状について「数週間前に氷に戻り、現在はすべてのジャンプをやり始めている」と説明。既にプログラムの通し練習をしているという。
  けがの原因となった4回転ルッツについて「誰から言うともなく跳ばない決断に至った」。五輪本番のジャンプ構成はこれから話し合うとした。
  団体戦の欠場については「先週からはスタミナをつけることに集中しているので時間がいる。結弦なしでも日本は強いし、彼は五輪連覇という個人の目標に集中すべきだと思う」と話した。
 羽生は11日、現地入りする予定

       13:02 スポニチ 「羽生はきっと大丈夫」オーサーコーチが状態を明かす http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/02/06/kiji/20180206s00079000116000c.html
> 右足首の故障からの回復を目指す日本のエースの状態について、
もし今週[2/4-2/10]も前の2週間[1/21-2/3]と同じぐらいの調整ができれば、彼はきっと大丈夫。低い評価をすることはできない」と、日に日に状態が上向いていると明かした。

       13:24 東スポ 【平昌五輪】「羽生は100%の状態に戻る」コーチが断言 https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/pyeongchang2018/909241/
> フィギュアスケート男子シングルの羽生結弦(23=ANA)を指導するブライアン・オーサーコーチ(56)が6日、平昌五輪会場の江陵アイスアリーナで取材に応じ
彼にとっては難しい決断だったが、私がアドバイスした」と団体戦欠場に至った経緯を説明した。

【01/09(火)前後に氷上練習再開。1月は23日間、2月は15日間、個人戦に向けて合計 38日 の練習期間
 11日(日)に韓国現地入りなのか、11日(日)[北米東部時間=日本時間-14時間]に出立なのか不明ですが、
北米拠点の選手は、東アジアの大会に参加した際、長距離移動と時差調整[昼夜逆転]に苦しむ傾向が見られるので、早めに現地入りした方が良いですね。例え、現地で練習時間が十分取れない場合でも。
「低い評価をすることはできない」というのは、米英メディアのプロパガンダ 『Chen 上げ、羽生 貶め』 への言及でしょうね。


 「4Lz」は習熟する時間が11月の怪我により失われたので外すのは当然ですね。
 「4Lo」に関してですが、取り組んでいるという事は、右足首の怪我は完全に癒えているという事でしょう。(Orserのインタビューでは「ほとんど痛みもないようです。」)
「4Lo」は右足で跳び、右足で着氷するJumpです。特に離氷する瞬間の右足の状態をVTRなどで確認して頂ければ分かると思いますが、右足首に大きな負荷がかかるJumpです。
 問題は、過去にもあったように、コンディションを上げるのに注力して、健康状態を悪化させることがないように願いたいですね。過度な練習は命取りになりえます。
 
 Jumpエレメンツの構成に関しては、4Loを取り入れるという想定ならば、

SP  16-17相当   前半1 後半2。4回転2種を2回(前1:後2) 基礎点: 51.01   4Lo        / 3A   4T+3T
   17 ACI      前半1 後半2。4回転2種を2回(前1:後2) 基礎点:49.51   4S          / 3A   4T+3T
   15 GPF     前半2 後半1。4回転2種を2回(前2:後1) 基礎点: 48.05   4S  4T+3T   / 3A


FP 17-18当初予定 前半3 後半5。4回転3種を5回(前2:後3) 基礎点:105.41 4Lo  4S  3F / 4S+3T  3A+2T  4T+1Lo+3S  4T  3Lz
     ↑↓
   16-17相当    前半3 後半5。4回転3種を4回(前2:後2) 基礎点:103.43 4Lo  4S  3F / 4S+3T  4T  3A+2T  3A+1Lo+3S  3Lz

   15 GPF      前半3 後半5。4回転2種を3回(前2:後1) 基礎点: 95.79  4S  4T   3F / 4T+3T  3A+2T  3A+1Lo+3S  3Lo  3Lz

になるでしょう。
17-18当初予定の4回転5回は必要ないと思われますし、怪我明けの身体ではリスクが大きすぎます。
五輪は今季の男子シングルの傾向(怪我で離脱、敗者から勝者を選ぶ)から、「4回転を何種何回跳ぶか」ではなく、「予定したプログラムのクリーンな実行を」という需要が予想されます。
従って、昨季の17WCで勝利した16-17相当の構成が現実的でしょう。[4回転3種を4回]

 SPに関しては「4Lo」→「4S」に変更して確実に点数を稼ぎ、SP1位を狙う方が金メダルの確率はより上がるでしょう。
「4Lo」は「4S 」に対して、基礎点10.5→12.0 [+1.5] しか上がりません。わずか1.5点のために、SPで「4Lo」を失敗するリスクを抱えるのは大きい。
昨季[16-17]苦戦した理由は、SPがクリーンに一度も滑られなかったことが原因ですから。

 五輪で羽生選手がSPをクリーンに滑った場合、おそらくJaviがクリーンに滑っても、数点差で羽生がTOPになるでしょう。
(SP最終滑走が羽生である為、JaviはPCSが抑えられる →どうやら今季のGPSルールとは異なり、五輪は6位以内[ChenがWS6位]で抽選になったようです。WSの意味がない。http://www.isuresults.com/results/season1718/owg2018/SEG001.HTM)
と同時に、他の最終組の競合選手にプレッシャーを与えることが出来、FPを得点上&心理的に 有利に戦えます。
審判団もSPで羽生が1位なら、羽生を金メダル大本命とみなし、『男子シングル 66年ぶりの偉業』という歴史的瞬間に立ち会いたいと願うはずです。

 問題のFPですが、昨季[16-17]のプログラムは構造的欠陥を抱えていましたね。
後半冒頭の「/4S+3T」で第1Jumpの/4Sで転倒、あるいは第2Jumpを付けられないと「+REP」となり、自動的に基礎点を失い(7割:-3.46)、GOEも結果的にマイナスとなる。
「/4S」 10.5 * 1.1 = 11.55 * 0.7 = 8.09
                                                     羽生視点
↓時間     実施   基礎点 GOE  減点   最終得点 喪失点[17WC比] 総合順位  1差  2差   競合者 
16 WC    /4S 転 +REP 8.09 -4.00 -1.00    3.09   -15.62        2位  -19.76       Javier Fernandez

16 CS ACI /3S+2T    6.27  0.00         6.27   -12.44        1位       +30.02  Misha Ge
16 GP 加  /2S+3T     6.16  0.50         6.66   -12.05        2位   -3.89       Patrick Chan
16 GP 日  /4S 転 +REP  8.09 -4.00 -1.00    3.09   -15.62        1位       +32.56  Nathan Chen
16 GPF 仏 /4S 転 +REP 8.09 -4.00 -1.00    3.09   -15.62        1位       +11.05  Nathan Chen
17 4CC   /2S+1Lo     1.98 -0.06         1.92   -16.79        2位   -3.75       Nathan Chen
17 WC    /4S+3T    16.28  2.43        18.71     0          1位        +2.28  宇野昌磨      ※SP:11点弱の喪失

 やはり、前半の「4S」でクリーンに降りたら「+3T」、「+3T」が付けられない状態なら「+2T」、「+2T」も付けられない状態ならスキップ、と前半で連続Jumpを一つ消化しておくのが賢明かと。
連続Jumpを先に消化しておくと、後半冒頭「/4S」で転倒しても、(「+REP」とならず) 自動的に基礎点【 3.46 】を失いません。(少なくとも基礎点11.55を獲得。そこから減算。)
[+3T]を前半につけるか、後半につけるかの得点差は、「4S+3T」[14.80]→「/4S+3T」[16.28] 【+1.48】です。

 わずか[1.48点]の得点増加のために、[3.46点]を自動的に失うリスクを負っているのが分かると思います。
このあたり、五輪でJump構成をどうするか、気になるところですね。後半冒頭の「/4S」の精度が低いのであれば、リスクを分散したほうがいいですね。
同じ失敗を繰り返すのであれば、本来得られた得点【 平均 14.69点 】 を失うわけであり、厳しい戦いになってしまいます。
逆説的に言えば、これだけの得点源の喪失がありながら、最低でも2位以上を確保しているのは、羽生結弦は異次元の強さと言えるでしょう。(上限値が極めて高い 総合340点 Over)

 残念ながら、15GPFの構成は実現しない見通しですが、怪我の回復状態が良いということを慰めにするしかありませんね。


[02/08 追記] 

18/02/08 15:59 日経 原真子 羽生、4回転ジャンプは6~7回 オーサーコーチ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26682050Y8A200C1UU8000/
> 五輪連覇を狙うフィギュアスケート男子の羽生結弦(ANA)を指導するブライアン・オーサー・コーチは8日、取材陣に対し、
「羽生のショートプログラム(SP)の4回転ジャンプの数は2回。フリーは4~5回。3パターンの中から選ぶつもりだ」と話した。
 4回転のトーループとサルコーは入れる予定だが、ループはまだ不確定な要素が多いという。
  1月上旬に氷上練習を再開した当初、氷の上でポンポンと軽く跳び上がる程度だったという。
「おそるおそるシングルアクセル(1回転半ジャンプ)を跳び、ダブルアクセルがうまくいかなかったので、トリプルアクセルを跳ばせたらうまくいった。それから順調」
  氷上に戻れない間もフィジカルトレーニングを積み、「ジャンプのイメージトレーニングもしていた。
 今はSPを1日3回、フリーは2回くらい通して持久力をつけている。期待してほしい」と強調していた。

 個人戦の約1週間前の時点で、この練習は引っかかる部分がありますね。

     SP:3本*3=9本 FP:8本*2    合計 25本 /日
4回転Jump  6本     8本?        14本?/日 
3回転Jump 3A*3本    8本?(3A*4本)  11本?/日(3A*7本含む) 


(敬称略。随時 追記/修正)

羽生、団体戦回避へ

2018年02月02日 | 羽生結弦
18/02/03 毎日 福田智沙 羽生、団体戦回避へ https://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20180203/ddm/035/050/110000c

> 平昌冬季五輪に出場するフィギュアスケート男子の羽生結弦(ANA)が、団体戦を回避して66年ぶりの連覇がかかる個人戦に照準を合わせる方向であることが2日、明らかになった。
  昨年11月に右足首を負傷した羽生は、16日の男子ショートプログラム(SP)で約3カ月半ぶりに実戦復帰する予定だ。

  羽生は2月中旬に韓国入りする見込み。団体戦の回避はけがへの負担や体調面を考慮したものとみられる。

  団体戦は開幕日の9日に始まり、同日と11日にSPがある。上位5カ国に入ると、11日と12日にあるフリーに進める。男子SPは9日、フリーは12日となる。
 また、個人戦の男子SPは16日、フリーは17日に行われる。
  羽生は昨年11月のNHK杯の公式練習で4回転ルッツを跳んだ際に転倒し、右足首を負傷。今年1月に氷上練習を再開していた。



  そろそろ団体戦に関してニュースが来るかな、と思っていました。カナダ・トロントからだと、団体戦に出場する場合、時差調整がありますからね。


 【羽生結弦 平昌金メダルへの 3 Step

1.団体戦に出場せず、個人戦に専念する。 

2.SP/FPのJump構成を「4Lo」を入れない構成、SP:2種2回、FP:2種3回の構成(15GPF相当)にする。

3.本番で、出来るだけクリーンに滑る。


 羽生ファンの思いが本人に届いたのか、第一条件が満たされましたね♪
羽生結弦はこれで団体戦に出場しないスペインのJavier FERNANDEZと同条件になり、Javiの大きなアドバンテージが消えました。
と同時に、宇野昌磨選手の団体戦出場が 団体FP [中3日]から、団体SP [中6日]となり、
各国1番手の Patrick Chan (加)、Boyang Jin (支)、Nathan Chen (米)、Mikhail Kolyada (露) といった選手が団体SPに出場した場合、彼らと個人戦に向けて同条件になります。
(より厳密に言えば、SPに出場した場合のBoyang Jin / Han Yan と同等。[24日間で5演技]) 
 あと、団体戦の放映権を持っていた フジテレビ [男子SP]、日本テレビ [女子SP]、NHK [男子FP/女子FP] は、残念でしたー!! (^0^)/~
そして、羽生結弦の団体戦出場の為に工作活動を続けてきた日刊スポーツ、恥を知れ。


[02/05 追記]

18/02/05 22:20 Record China 平昌五輪のフィギュア団体戦、羽生結弦の特別扱いで宇野昌磨にしわ寄せ?―中国メディア http://www.recordchina.co.jp/b566784-s0-c50.html
> 2018年2月4日、フィギュア男子の羽生結弦が平昌冬季五輪の団体戦出場を回避すると報じられた問題に関し、新浪体育は「宇野昌磨の負担を懸念する声が上がっている」との記事を掲載した。
  昨年11月のNHK杯の練習中に右足を負傷した羽生は、先月上旬から氷上での練習を再開したと発表されている。平昌では今月9日からの団体戦に出場せず、16、17日の個人戦に集中するもよう。
  記事は「団体戦には宇野昌磨と田中刑事がショートプログラムとフリーで起用されるとみられるが、一部からは羽生に対する特別扱いで宇野や他の選手らの負担が過度に重くなるとの指摘が出た」と説明。
事情を知る人物が「日本スケート連盟が羽生のコンディションによって団体戦出場者リストを調整することはあまりに不公平との声が出ている」と話したことを伝えている。
 記事は羽生について、「前回のソチ五輪で日本唯一の金メダルを獲得するなどした羽生は日本体育界にとって『国宝級』の存在」
「連盟の羽生への肩入れにも許すべき点はある。外部は羽生に連覇実現という偉業を期待しているため、本人にとってより良い条件と環境を作り出そうとしている」と説明。
ただ、これと同時に宇野がこれまで休む間もなくさまざまな大会に出場していることにも言及している。(翻訳・編集/野谷)


  はぁ。羽生結弦が団体戦を欠場したことで、救われたのは宇野昌磨の方です。もし、羽生選手が団体戦に出場していたらSPを滑り、FPは宇野昌磨ということになっていたでしょう。
仮に「団体FPが田中刑事で、宇野昌磨は団体戦に出場しない」となっていたら、逆に大騒動になっていたはずです。
今回の決定で宇野選手は、個人戦まで中3日のところが、中6日になったわけです。[+3日の体力回復期間]
 宇野選手は平昌五輪がピーク年齢の選手ではない(北京五輪がピーク年齢)。また、残念ながら羽生選手より優先されるべき実績がありません。(シニアデビュー後、3季で未だに主要大会で無冠)
従って団体SPで宇野昌磨が滑ることは、日本スケート連盟(JSF)にとって極めて合理的かつ、男子シングルで1-2フィニッシュを成し遂げる唯一の選択肢だったのです。 


 2014 Olympics Team Event Men SP Group 2 Full Version  https://youtu.be/yE0anpwVnKA 

 ソチ五輪・団体戦。懐かしの・・・。
 
(敬称略、随時 追記/修正)

18露Jr. 女子FP

2018年01月26日 | 羽生結弦
概要     http://fsrussia.ru/results/1718/junnat1718/index.htm
女子SP    http://fsrussia.ru/results/1718/junnat1718/SEG004.HTM
プロトコル  http://fsrussia.ru/results/1718/junnat1718/e__Scores.pdf

  FP 動画          ↓滑走順   エテリ組 パノワ組
 1.Ksenia Tsibinova        https://youtu.be/O_Abb3RhpHA    [720p 50fps]
 2.Viktoria Safonova        https://youtu.be/xbRmVkwAKVQ
 3.Anastasia Kostyuk       https://youtu.be/5WnD3XVQIhg
 4.Maria Pavlova          https://youtu.be/gRCiJ-MZimM
 5.Sofia Moroz            https://youtu.be/D2xxxC2kHm0
 6.Alexandra Cherpakova     https://youtu.be/yz0zMiEkej0

 7.Elizaveta Nugumanova     https://youtu.be/-9cUim7RYDQ
 8.Stanislava Konstantinova    https://youtu.be/nz65Mk9RhnM
 9.Ksenia Sinitsyna         https://youtu.be/hUpArIJl388
10.Anna Shcherbakova       https://youtu.be/KXPBjDuRGkU
11.Alena Kanysheva         https://youtu.be/-NweFYUEdao
12.Daria Panenkova         https://youtu.be/GhfngdwrnoY

13.Anastasia Tarakanova      https://youtu.be/V6q85fZ03bM
14.Anastasiia Guliakova       https://youtu.be/hA-382iPk2I
15.Viktoria Vasilieva        https://youtu.be/-8P2WlX3VF4
16.Alexandra Trusova       https://youtu.be/C5Q2tyzz7UU
17.Alena Kostornaia         https://youtu.be/TThM6RUXkNo
18.Anastasiia Gubanova      https://youtu.be/KLXupnfK-08


  女子 FP          実施基礎点 予定基礎点  獲得率   TES   加点    TES/実施基礎点  減点   PCS   TSS  1差   3差   []基礎点の喪失、()GOEスコア
 1.Alena Kostornaia      61.89
 2.Stanislava Konstantinova 61.04
 3.Alexandra Trusova     68.73
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
 4.Anastasiia Gubanova    59.90
 5.Daria Panenkova      62.36
 6.Viktoria Vasilieva      61.15
 7.Anastasia Tarakanova   61.68
 8.Alena Kanysheva      60.42
 9.Elizaveta Nugumanova  60.43
10.Ksenia Sinitsyna      60.59
11.Anastasiia Guliakova    58.28
12.Anastasia Kostyuk     60.93
13.Viktoria Safonova     59.76
14.Ksenia Tsibinova      56.87
15.Sofia Moroz         58.70
16.Anna Shcherbakova    61.03
17.Alexandra Cherpakova  54.44
18.Maria Pavlova        45.82

   女子 FP             PCS   減点
 1.Stanislava Konstantinova  69.10       出場選手最年長。Jr.ではなく、Sr.選手のPCS。
 2.Alena Kostornaia       67.27       [今季の実績からプロテクト] SPの失敗を穴埋めするため、通常は出ないPCSが出た。
 3.Anastasiia Gubanova     66.18                                         通常は出ないPCSが出た。
 4.Alexandra Trusova      64.24  1.00  [今季の実績からプロテクト]
-------------------------------------------------------------------------------以上の4人は他より明らかにPCSで差をつけられている
 5.Daria Panenkova       61.50
 6.Viktoria Vasilieva      61.15  1.00
 7.Anastasia Tarakanova    61.02
 8.Elizaveta Nugumanova   60.91
 9.Anastasiia Guliakova    60.80  1.00
10.Alena Kanysheva      59.60        出場選手最年少。
-------------------------------------------------------------------------------以上、2番目のグループは差が 1.9 とほとんど変わらない
11.Ksenia Sinitsyna       57.09
12.Anna Shcherbakova     54.81  3.00
13.Anastasia Kostyuk      53.84  1.00
14.Sofia Moroz         52.85  1.00
15.Ksenia Tsibinova      51.93
16.Viktoria Safonova      51.72
17.Maria Pavlova        46.18
18.Alexandra Cherpakova   45.60  1.00

 女子シングル 総合       合計  SP  FP   1差  3差  
 1.Alexandra Trusova      212.09  1  3  
 2.Alena Kostornaia      211.51   3  1  -0.58  +5.24
 3.Stanislava Konstantinova  206.27  12  2  -5.82    
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 4.Anastasiia Gubanova    205.92  2   4  -6.17 -0.35  わずか0.35点差で3位を逃す。
 5.Daria Panenkova       201.48  7   5
 6.Viktoria Vasilieva      198.90  5   6
 7.Anastasia Tarakanova   198.38  4   7
 8.Alena Kanysheva       195.12  9   8
 9.Ksenia Sinitsyna       191.91  10  10
10.Anastasiia Guliakova    191.87  6  11
11.Elizaveta Nugumanova   191.65  11   9
12.Anastasia Kostyuk     181.25  13  12
13.Anna Shcherbakova    179.19  8   16
14.Viktoria Safonova      177.34  15  13
15.Ksenia Tsibinova       174.32  14  14
16.Sofia Moroz         164.79  16  15
17.Alexandra Cherpakova   142.65  18  17
18.Maria Pavlova        139.81  17  18

(敬称略、随時 追記/修正)  

日本テレビ「NNNドキュメント」

2018年01月10日 | 羽生結弦
日本のテレビ各局によるフィギュアスケート関連の放映権 (記号は重要度)

テレビ東京 △  Japan Open (注:羽生結弦はこの大会に一度も出場したことがない)              
テレビ朝日 ★  GPS/GPF/国別対抗戦            
NHK     ○   NHK杯                  
フジテレビ  ★  全日本選手権/四大陸選手権/世界選手権  

 放映権を持っていない他のテレビ局は、現在の『フィギュアスケート人気』、『羽生人気』の “おこぼれにあずかろう” と、独自に密着番組を制作してしまう構造です。
記憶に新しいのが、900回記念放送として放送されたTBSの情熱大陸「王者の覚悟~五輪金メダリストのプライド~」ですね。

TBS       情熱大陸     16/04/10(日) 23:00-  https://www.oricon.co.jp/news/2068620/full/ 
 900回記念放送「王者の覚悟~五輪金メダリストのプライド~」番組では、2016年1月より密着取材を開始。
 今シーズンの最後を飾る、米ボストンで開催される世界選手権(3月30日~4月2日)の舞台裏を追う。

  2季前の2015-16シーズン。16 WC:http://www.isuresults.com/results/season1516/wc2016/index.htm 男子シングル http://www.isuresults.com/results/season1516/wc2016/CAT001RS.HTM 
 大会期間中の連日に渡る練習で、Denis Tenの悪質な練習妨害に遭い、孤立無援の中、SPでは、2位のJaviに12.04差でリード。FPでは自身のPBを 34.87 も下回り、Javiと 31.80差、総合19.76差で、前大会に続き2位に終わる。
 FPの時点で、足が腫れ上がるほど怪我を悪化させていた(2度目の世界記録を更新した15GPFの時点ですら、症状を抱えていた)。後日、「左足リスフラン関節靭帯損傷」により全治2ヶ月と診断され、治療に専念。


2017-18シーズン [new!]
日本テレビ  NNNドキュメント 18/01/14(日) 24:55-25:50 日本テレビ系列 NNNドキュメント'18 http://www.ntv.co.jp/document/
> NNNドキュメント「絶対に勝ってやる!羽生結弦 自分への挑戦」 語り:宮野真守 制作/日本テレビ
  平昌五輪で66年ぶり連覇に挑む羽生結弦。常にぶれることなく「自分の最大限」を目指す。拠点カナダでの練習や暮らしを取材、単独インタビューでその思い、素顔に迫る

 来月の平昌五輪で男子シングル66年ぶりの連覇に挑む羽生結弦、23歳。
 五輪金メダルを獲得し、世界最高得点を連発してもなお、
 羽生は常にぶれることなく「最強の自分」への挑戦を続けてきた。
 今季から新たに最高難度の4回転ルッツに取り組んでいる。
 そこには冷静に現状を見つめる羽生の戦略があった。
 番組では羽生の挑戦に密着。
 「圧倒的に勝ちたい」「少し臆病」
 挑戦の過程でカメラに明かした、羽生の揺れる思いとは...


 どうして放送日が五輪前なのか
 
  こうした密着番組は、大抵、取材対象者が良い成績を獲った後に放送されるものですよね(その方が番組の放送価値が高くなる)。
 また、期待外れに終わった場合はお蔵入りになったりしますよね。(本田真凜に長期密着した地元の関西テレビは、平昌五輪・日本代表選出を前提として番組制作していたはずで、代表選出を逃した段階でお蔵入りになると思われたが、構わず放送した)

  まず、羽生結弦のメディア露出が11月上旬の怪我から、現在まで限られていること。(密着番組の価値が向上)
 そして、万が一、羽生結弦が怪我の影響で五輪を欠場してしまえば、放送するタイミングを逃し、番組価値を大きく損なうこと。


 フィギュアスケート競技と密着番組の相性の悪さ  

17/09/21
「あと、NHK、民放も含めてTV局は、羽生結弦の密着番組は今季、絶対にやらないで頂きたい。競技に悪影響しかありませんので。
 仮にTV局から依頼があったとしても、羽生選手側として、断るべきですね。」

 と以前に投稿しましたが、結局、 【日本テレビ】 が やらかしましたね!
 TBSの「情熱大陸」は内容がつまらなかったですし、TBSはNHK杯、GPFと世界記録を2度更新したことをきっかけに、
シーズン半ばの2016年1月から密着したようですが、結局、羽生結弦の競技成績に悪影響しかありませんでした。

  フィギュアスケートはメンタルのスポーツです。他の競技スポーツに比べて、メンタルの強さ、あるいは競技前の精神状態が結果に大きく影響します。(ただ、全力で走ればいい、泳いだらいい、というスポーツではない)
 羽生選手は、メディアに大会中ずっとカメラを回され、追いかけられ、時には異常な接写をされるだけではなく、ファンにも宿泊先や会場出入り口で待ち伏せされ、追いかけられています。
 この異常な状態は、現在のフィギュアスケート界では彼だけでしょう。プライバシーやリラックスできる空間が必要なのは言うまでもありません。
 
  このような状況下で、密着番組を制作することは“愚か”としか言いようがありません。
 番組内容を見ると、今季シーズン途中から急遽、構成にいれた4Lzが入っていますね。この密着番組が羽生の今季戦略に間接的に影響を及ぼしたといえるでしょう。
 そして重要なのは、羽生結弦が怪我をしたということです。

  TV番組の制作の為に密着されると、選手は正しい精神状態を保つことが難しい。練習や競技に集中できないわけです。
 当然、羽生選手側がTV局側から依頼があっても断るべきでした。今季、五輪シーズンでありながらアイスショーに出演したり、マネージメントの弱さが他にも挙げられますね。 
 (本人が決定しているのか、家族が決めているのか、あるいは第三者がやっているのか知りませんが、上手くいっていないのは事実です)

 
 本来あるべきフィギュアスケートの中継

  日本のテレビ局は、誰かが損をしない、利益を分け合う、談合構造ですね。フィギュアスケートに関しては、一社独占でいい。それは既存のテレビ局でなくてもいい、ネット企業でもいい。
 視聴者・フィギュアスケートファンにとって優先順位を付けると、生放送であることと、全カテゴリ(男子シングル、女子シングル、Pairs、Ice Dance)を放映、出場全選手を放映することですね。
 [これらを実現できているのが、皮肉にも、youtube上で生配信されるJr.競技です。 https://www.youtube.com/user/ISUJGP2011/ ]
 この時点で、地上波でのTV放映では無理が生じますが、時代の要請として、無料で視聴できる広告入りのWeb配信に切り替えるべきです。
 Pairs、Ice Dance競技を国民が見ることが出来ない(認知できない)状況では、いつまでたっても、日本は“フィギュア大国”にはなれません。(最初からPairs、Ice Danceを志向する選手が出てこない)

  また、放映スタイルも問題です。
 スポーツ中継ではなく、スポーツバラエティになっています。フィギュアスケート競技に関係ない門外漢のキャスティングはするべきではない。放映局の他番組の番組宣伝で芸能人を出演させるべきではない。 
 これらは論外としても、日本のテレビ局の実況/解説の質が低いのは、各国の実況/解説 動画の翻訳を見た羽生ファンならご理解いただけるでしょう。

 (敬称略)


 お願いされたら、断れない「羽生結弦」を我々は目にしてきた

16 GPF EXにて


 (13日 追記)

18/02/07 (水) 19:30-20:15  NHK 羽生結弦 五輪連覇への道 ~男子フィギュアスケート 史上最高難度の戦い~ (仮) http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20180207
     ↑団体 男子/Paris SP + 開会式 の2日前

> ピョンチャンオリンピックのフィギュアスケート男子シングルで66年ぶりとなる五輪連覇をねらう羽生結弦選手(23)。
金メダルに輝いたソチ五輪以降、世界最高得点を更新し続ける“絶対王者"だ。しかし、連覇への道は決して平坦ではない。
最高難度の4回転ジャンプを武器に10代の若手選手たちが台頭。男子フィギュアスケート界はいま、複数の種類の4回転ジャンプを数多く成功させなければ勝利はつかめない時代に突入しているのだ。
史上最高レベルの戦いとなるピョンチャンオリンピックで再び頂点に立つために。羽生選手を突き動かすのは「挑戦し続けなければ成長はない」という信念だ。
番組では、自分自身の限界に挑む羽生結弦選手に密着。2大会連続金メダルという偉業に向けた戦いの中にどのような葛藤があったのか。
そして挑戦するが故に起きた右足首のけがからどのように立ち上がろうとしているのか。半世紀以上誰もなしえなかったオリンピック連覇という壁を破ろうとする羽生結弦選手に迫る。


 やれやれ、どうやら、NHKも密着しているようですね。一体、「羽生結弦」はどれだけ余計なものを背負わされているのか。日本の●メディアは足を引っ張りまくりですね!

> 最高難度の4回転ジャンプを武器に10代の若手選手たちが台頭。

 これはNathan Chen (18) や Vincent Zhou (17) のアプローチを想起させますが、彼らの [Personal Best Score] は一体、いくつなのか?
上位選手が漏れなく集まった17WCヘルシンキ大会でNathan Chenの最終順位は何位だったのか、思い起こすといい。 http://www.isuresults.com/results/season1617/wc2017/CAT001RS.HTM


> 男子フィギュアスケート界はいま、複数の種類の4回転ジャンプを数多く成功させなければ勝利はつかめない時代に突入しているのだ。

 これは完全に間違っています。羽生結弦は15GPFのセット [FP:4回転2種3回] で総合330点超を叩き出す異次元の選手です。
4回転Jumpを多種・多数回跳ぶ選手で、そのスコアを上回った選手、あるいはそれに迫った選手は“皆無”です。これが唯一の事実です。

 また、NHKは今季のNHK杯の男子シングルの勝者の名前を都合よく忘れているようです。(「Sergei VORONOV」 FP:4回転1種2回)
フィギュアスケート(男子)は「4回転を何種類、何回跳ぶか」を競う競技ではなく、「SPとFPの合計点の高さ」を競う競技です。
ここにメディアによる男子シングル競技に対するプロパガンダ、印象操作が行われているのが分かりますよね。

 一例を挙げれば、Nathan Chenの『4回転の申し子』だとか『Jumpの天才』というフレーズ。3Aが苦手で失敗が多いにも関わらず、メディアは彼の悪い点を最初から無視し、良い点のみ強調しています。
彼の『今季無敗』というのも、米国の一部メディアが使用しているのを、なぜか日本のメディアも借用しているのを見かけますね。
(今季5戦中、3戦がHomeで、Awayの二戦は羽生に+ 3.02、宇野に+ 0.50という僅差で、たまたま運良く勝てたに過ぎない)

 他に挙げられるプロパガンダは宇野昌磨の『5大会連続、300点超え』というのがありましたね。
彼が17GPS仏で失敗し、記録(!)が途絶えましたが、17GPFでも勝利できず、Nathan Chenの『今季無敗』というプロパガンダが生き残ったのは何とも皮肉なことです。

 よく使用されるライバルという表現は、「同じくらいのスコアを出す選手=同じ実力の選手」というのが大前提です。
多種・多数回のセットでありながら、総合PBで羽生に-11.12の宇野昌磨、-22.97のNathan Chenは、本来は全くライバルと呼べない選手なのです。
繰り返しになりますが、羽生結弦のライバルを挙げるとすれば、「彼自身のみ」。 彼が戦っているのは『過去のBESTだった自分』であり、追い求めているのは、自身が思い描く『理想の自分』です


 (15日 追記)

 今ちょうど、「NNNドキュメント」の放送を見終えましたが、テレビ朝日がACIに合わせて特別番組を制作していたのを、当時、批判しましたが、日本テレビもその罪は逃れませんね。
 日本テレビ/読売新聞系はフィギュアスケート競技の放映権を持っておらず(利害関係者で無かったにも関わらず)、
内部リーク的な報道をしていたので、変だなと思っていました。それが出来ていたのは『密着していた』からなんですね。 
 やはり、17ACIは欠場するべきでしたし、こうしたメディアの縛り(テレ朝/日テレ)が羽生結弦の選択肢を狭め、今季前半の間違った選択に導いたと言えます。
(右膝痛でACI出場を強行、今季途中からの4Lzの導入、体調不良にも関わらずNHK杯で4Lzの試行)

 NHKも密着しているようですが、これは羽生が17NHK杯を怪我で欠場し、興行に大きな穴をあけたたことに対する『埋め合わせ』でしょうね。
怪我をして以降のリハビリ(カナダ・トロント)に密着しているなら、本当にハイエナとしか言いようがありません。
 日本のマスゴミに共通するのは『稼げる時に稼ぐ』というスタンスです。極論、羽生結弦が金メダルを獲ろうが、金メダルを逃そうが、どうでもいいわけです。
金になるから取り上げているわけで、純粋に自国選手を応援しているわけではない。
だから、意図的に対立軸を作り、存在しない競争を煽るわけです。(「羽生 vs 宇野」、「羽生 vs Chen」など。一方、「宇野 vs Chen」の構図にはなぜかならない。答え:儲からないから)
公平に言っても、ソチ~平昌の五輪サイクルは、「羽生 vs Javi」で世界選手権のタイトルを分け合っているのに、全く変な話ですよ。

日本代表と4CC-五輪-WC

2017年12月26日 | 羽生結弦
17/12/25 日本スケート連盟 フィギュアスケート 代表選手 http://skatingjapan.or.jp/whatsnew/detail.php?id=3509


17/12/25 11:11 日刊スポーツ 樋口新葉は世界選手権、無良は4大陸へ/代表一覧 https://www.nikkansports.com/sports/news/201712250000242.html

 日刊スポーツの記事を改変・修正して、提示します。

> 日本スケート連盟は24日、フィギュアの世界選手権(来年3月21~24日・ミラノ)と4大陸選手権(同1月24~27日・台北)代表選手を発表した。
 代表選手は次の通り。

            五輪代表

【四大陸選手権】 18/01/24~27 台湾・台北市  http://www.fcc2018taipei.com/event-schedule/ 時差 1時間 (日本が台湾より1時間進んでいる)
最短 [団体ペア・男子SP] 中12日、[団体アイスダンスSD・女子SP・ペアFS] 中12日、[団体男女FS・アイスダンスFD] 中13日
エントリー等 : http://www.isuresults.com/events/fsevent03111493.htm
概要     : http://www.isuresults.com/results/season1718/fc2018/index.htm
スケジュール: http://www.isuresults.com/schedules/fc2018_ColouredTimeSchedule.pdf

       日本時間                出場主要選手 五輪代表団体戦免除五輪代表落ち (注:他国の五輪代表は不正確な場合あり)
01/24(水) 10:30-12:37  ID SD
       13:40-15:47  Pairs SP
       17:00-     Opening Ceremony
       17:45-21:01 女子 SP         宮原知子三原舞依Elizabet Tursynbaeva坂本花織Mariah BellDabin ChoiAlaine ChartrandSoyoun Park、Xiangning Li、Angela WangStarr AndrewsKailani CraineHanul Kim、Ziquan Zhao

01/25(木) 12:50-15:15 ID FD
       17:35-21:57 男子 SP         宇野昌磨Boyang JinDenis TenHan YanJason Brown無良崇人Max AaronMisha GeKevin Reynolds田中刑事Nam Nguyen  ※Cricket ClubのJun Hwan Cha (韓)は不出場

01/26(金) 13:00-15:34 Pairs FP (中1日)
       17:40-21:30 女子 FP (中1日)

01/27(土) 13:30-17:37 男子 FP (中1日)
       19:00-21:00 EX 

 ▽男子      宇野昌磨、              田中刑事、                        無良崇人(洋菓子のヒロタ)
 ▽女子      宮原知子、              坂本花織、                        三原舞依(以上シスメックス)
 ▽ペア      須崎 & 木原組、          高橋成美 & 柴田嶺組(木下ク)、           三浦璃来(大阪ク) & 市橋翔哉(関大)組
 ▽アイスダンス 村元 &リード組、          小松原美里(倉敷FSC) & ティム・コレト(米国)組、 深瀬理香子(大東大) & 立野在(法大)組

 三原舞依選手は、昨季に続き、四大陸選手権の女子シングル競技の二連覇がかかります。


【平昌五輪】 18/02/09~2/25 韓国・江陵市  日程:https://www.pyeongchang2018.com/en/schedule 時差なし
テレビ中継等 
 NHK     平昌五輪サイト http://www1.nhk.or.jp/olympic/
 フジテレビ 17/11/22現在  http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2017/171124-475.html

動画配信              http://www.gorin.jp/ (民放サイト)    17/11/07 産経 平昌五輪、民放各局は計780時間放送 テレビとネットで http://www.sankei.com/entertainments/news/171107/ent1711070005-n1.html

                                                          地上波優先で表記。[確] = テレビ局のHPで確認が取れたもの。
02/09(金) 10:00-11:22 団体 男子 SP   [10人]     フジテレビ [確] 10:00-14:00 
        11:45-13:29 団体 Pairs SP   [10組]        〃 
        20:00-22:00 開会式               NHK 総合 [確] 

[休養日]
02/11(日) 10:00-11:19 団体 Ice Dance SD  [10組]  日本テレビ [確] 09:55-14:55
        11:45-13:06 団体 女子 SP     [10人]     〃                競技終了後、団体戦・FP進出国 判明
        13:40-14:36 団体 Pairs FP     [5組]     〃

02/12(月) 10:00-10:49 団体 男子 FP    [5人]  NHK 総合 [確] 09:50-13:25
       11:10-11:58 団体 女子 FP    [5人]     〃
       12:20-13:06 団体 Ice Dance FD [5組]    〃    

[休養日]
02/14(水) 10:00-13:41 Pairs SP       gorin.jp
02/15(木) 10:30-13:29 Pairs FP       NHK BS1 [確]、sports.nhk.or.jp
02/16(金) 10:00-14:28 男子 SP       TBS     [確] 09:30-15:00  ドル箱中継
02/17(土) 10:00-14:07 男子 FP       NHK 総合 [確] 10:00-14:20  ドル箱中継
[休養日]
02/19(月) 10:00-13:43 Ice Dance SD    NHK BS1 [確]、gorin.jp
02/20(火) 10:00-13:20 Ice Dance FD    NHK 総合 [確]、gorin.jp
02/21(水) 10:00-14:28 女子 SP       NHK 総合 [確] 10:00-14:30
[休養日]
02/23(金) 10:00-13:55 女子 FP (中1日)  テレビ朝日 [確] 09:30-14:30
[休養日]
02/25(日) 09:30-12:00 Exhibition       テレビ東京 [確] 09:00-12:00     
       20:00-22:00 閉会式         NHK Eテレ [確]


【世界選手権】 18/03/19~25 イタリア・ミラノ 時差 8時間(25日から7時間?) 2019年世界選手権(日本・さいたま市開催)の日本代表枠の維持/獲得を含む  
ISU http://www.isu.org/figure-skating/figure-skating-events/figure-skating-calendar/eventdetail/10953/33/isu-world-figure-skating-championships
公式 http://www.milano2018.com/en/
                             開催国の主な選手
03/19(月)          公式練習
03/20(火)          公式練習
03/21(水) 10:45-16:55 女子 SP       五輪EXから23(3週間強)
       18:00-18:30 Opening Ceremony
       18:45-23:00 Pairs SP      
 
03/22(木) 10:00-15:45 男子 SP        五輪EXから24(3週間強)
       18:55-21:55 Pairs FP        Valentina MARCHEI / Ondrej HOTAREK、Nicole DELLA MONICA / Matteo GUARISE

03/23(金) 11:00-16:15 ID   SD     
       18:30-22:25 女子 FP (中1日)   Carolina KOSTNER

03/24(土) 10:00-14:05 男子 FP (中1日)
       15:20-18:35 ID   FD         Anna CAPPELLINI / Luca LANOTTE、Charlene GUIGNARD / Marco FABBRI

03/25(日) 14:30-17:00 EX
       20:00-     Banquet

 ▽男子      羽生結弦(ANA)              宇野昌磨(トヨタ自動車)、           田中刑事(倉敷芸術科学大大学院)     
 ▽女子      宮原知子(関大)              樋口新葉(東京・日本橋女学館高)
 ▽ペア      須崎海羽 & 木原龍一組(木下ク)
 ▽アイスダンス 村元哉中 & クリス・リード組(木下ク)

 樋口新葉選手は、2017年世界選手権の汚名を雪ぐチャンスを与えられました。昨季、怪我で欠場した宮原知子選手と共に、2枠から3枠への枠獲得が期待されます。


 羽生結弦選手が四大陸選手権の代表をスキップしたのは、リハビリやコンデイション調整の難しさから、至極、妥当と言えるでしょう。
北米が練習拠点の選手は、長距離移動、時差調整(昼夜逆転)など、過去、多くの選手が東アジアで開催される大会では苦しんでいます。(特に四大陸選手権など)

米国    18/01/03(水)~01/07(日)  全米選手権   http://skatesanjose2018.com/
カナダ   18/01/08(月)~01/14(日)  カナダ選手権  https://skatecanada.ca/2018-canadian-tire-national-skating-championships/

 五輪・団体戦に出場しなければいけない米国やカナダの選手が、今季の四大陸選手権に出場するかというと、疑問ですね。[最短の団体・男子 SPは 中12日 しかありません]
おそらく、北米勢は日程的に代表選考に漏れた選手が出場することになるでしょう。(北米勢は五輪に向けた日程を組んでいる)

 一方、我らが日本代表は、四大陸選手権(台北)[1/24~27]、五輪団体戦(江陵)[2/9-12]、五輪個人戦(江陵)[2/14-23]と、わずか 31日間(1ヶ月) で、最大 3戦 (6演技 or 5演技) です。
選出メンバーを見れば、五輪代表はリバビリ中の羽生選手以外は全員が参加するようです。この日本スケート連盟(JSF)の判断が果たして正しいのかどうか。(ソチ五輪の際は、五輪代表から漏れた選手が四大陸選手権に出場)
1枠しかないPairs競技は、かなり身体的にきついと思われます。
17GPF ~ 中10日[短い] ~ 全日本選手権 ~ 中29日[適切] ~ 四大陸選手権 ~ 中12-16日[短い] ~ 五輪・団体戦 と、日本勢は四大陸選手権がピークになりそうな、全く笑えない日程です。
五輪シーズンは12月下旬から、1月上旬に全日本選手権をスライドさせ、四大陸選手権は全員でスキップしたほうが賢明だと思われます。

18/01/20 World champions Sui/Han withdraws from Four Continents Figure Skating Championships  http://www.xinhuanet.com/english/2018-01/20/c_136910604.htm 
4CC Pairs エントリー http://www.isuresults.com/events/cat03108502.htm
 支那のPairs競技チームは、4CCに代表を送らない。出場0組。


日本代表 日程表   台湾・台北         韓国・江陵            韓国・江陵       日本代表
            四大陸選手権       平昌五輪・団体戦       平昌五輪・個人戦     競技予定
             SP  FP            SP   FP           SP   FP
Pairs         1/24、1/26  13    2/09、2/11   2    2/14、2/15     23日間で6演技
男子シングル    1/25、1/27  12    2/09、2/12   3    2/16、2/17     24日間で5演技
Ice Dance      1/24、1/25  16    2/11、2/12   6    2/19、2/20     28日間で6演技        
女子シングル    1/24、1/26  15    2/11、2/12   8    2/21、2/23     31日間で5演技  
          (ID以外は、中1日)                         (女子のみ、中1日)

 四大陸選手権に関して、以前、強化担当者が「平昌五輪の調整を優先させる。選手側に出場の可否を任せる。」といった趣旨のコメントをしていたように記憶していますが、その後、一体どうなったのでしょうか?
これでは 『強制参加』 と同じだと思いますね。(怪我でリハビリ中の羽生選手ですら、出場してもらいたいといったスタンスが見受けられる)
ちなみに昨季の四大陸選手権のTV中継はフジテレビです。 http://www.fujitv.co.jp/sports/skate/four-continents/index.html


 日本五輪代表選手の発表と共に、2018年 世界選手権(イタリア・ミラノ)の代表も発表されましたね。

 フィギュアスケート競技における世界選手権の格付け [4年サイクル]

1.五輪プレシーズンで五輪代表枠を決める世界選手権  2016-17 2017年 ヘルシンキ大会  最も重要な世界選手権。五輪前の最後の大会。自国の五輪枠を左右する為、選手には大きなプレッシャーがかかる。
2.休養していた選手が復帰するシーズンの世界選手権 2015-16 2016年 ボストン大会    World Standingsに反映されるのはポイントは、過去2シーズン(100%)+1シーズン(70%) http://www.isuresults.com/ws/ws/wsmen.htm
3.五輪後のポストシーズンの世界選手権          2014-15 2015年 上海大会      次の五輪大会に、このシーズンのポイントは反映されない。従って、五輪後、一時的に休養する選手もいる。
4.五輪シーズンで、五輪後の世界選手権         2013-14 2014年 さいたま大会    最も価値の低い大会。五輪メダリストが欠場、五輪で引退、早期のバカンスなど選手層が通常よりも薄くなってしまう。


 世界選手権 男子シングル優勝者 [過去12シーズン]  *自国開催
 ↑価値 ←時間  
1.                  羽生結弦      [2017]、  Patrick Chan [2013*]、 Evan Lysacek   [2009*]
2.                  Javier Fernandez [2015]、  Patrick Chan [2012]、  Jeffrey Buttle   [2008]
3.                  Javier Fernandez [2016]、  Patrick Chan [2011]、  Brian Joubert   [2007]
4.     ?      [2018]、 羽生結弦      [2014*]、 髙橋大輔   [2010]、  Stephane Lambiel [2006]


17/08/09 18 WC (伊・ミラノ) http://blog.goo.ne.jp/figureskate_330_43/e/dd349fd1ba3ed3aab9e5fc5967d04240 (羽生、来季現役続行示唆、怪我前)

 自分は以前にも投稿したように、羽生結弦選手は、平昌五輪出場後、世界選手権には出場はする必要性は全くないというスタンスです。
シーズン半ばに怪我をし、調整不足の状況下で、五輪の疲労が抜けないうちに、世界選手権に出場するのは、愚かな考えと言えるでしょう。
ちなみに昨季の世界選手権のTV中継はフジテレビです。 http://www.fujitv.co.jp/sports/skate/world/

それでもあえて、出場条件を挙げるとするなら、

1.平昌五輪までに怪我が完治。
2.平昌五輪で金メダル。
3.平昌五輪出場後、健康状態が悪化していない。
4.平昌五輪後、国内での恒例行事をセーブし、トロントで疲労回復や怪我のチェック、コンデイション調整に専念。

 この4条件が整った上で、本人が出場意向を示したときのみ、出場を認めるべきだという考えです。(3.は不透明、4.は金メダルの場合、困難。五輪二連覇した場合は最年少の『国民栄誉賞』も考慮される)

 健康状態やコンデイション調整はともかく、五輪で金メダル獲得に失敗したことを理由に、世界選手権に出場を強行するというのが最悪のシナリオですね。ファンはそんな羽生を見たくないでしょう。
(万一、金メダル獲得に失敗した場合でも、五輪後は「健康」を優先させるべきですね)
本来は、金メダルを獲得した後、来シーズン開幕まで、金メダリストとしての2度目の 『ハネムーン期間』 を過ごすべきです。また、来季に向けた怪我の治療と全身のオーバーホールも必要です。

(敬称略、随時 追記/修正)