17/10/01 10:09 日刊スポーツ 高場泉穂 フィギュア日本、平昌五輪団体出場枠 羽生2種目も https://www.nikkansports.com/sports/news/201710010000195.html (怪我前)
17/12/25 09:52 日刊スポーツ 羽生結弦ぶっつけ五輪へ「金特権」団体特別枠を用意 https://www.nikkansports.com/sports/news/201712250000151.html (怪我後)
> フィギュアスケート男子の羽生結弦(23=ANA)に、66年ぶりの五輪連覇への道が開けた。
日本スケート連盟は24日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで行われた全日本選手権終了後、18年平昌(ピョンチャン)五輪代表9人を発表。男子はけがで全日本を欠場した羽生が選ばれた。
日本連盟は羽生が団体の出場を希望した場合、本人の意向を尊重して五輪の舞台を用意する見通し。11月の負傷から試合勘が懸念される五輪王者に、男子シングル前の実戦機会をバックアップする。
「羽生結弦」。代表発表でここにはいない名が呼ばれると会場は大歓声で包まれた。右足首の負傷からの回復が遅れ、代表選考会の全日本選手権を欠場。
それでも選ばれたのは、16日に羽生側から日本連盟に「逆算して、五輪に間に合う」と連絡があったからだった。
16日までに氷に乗り始め、まだジャンプなど本格的な練習には至っていないが、五輪に向け、復活の道を歩き始めた。
羽生の意向により、4大陸選手権の代表には選ばれなかった。これで、ぶっつけ本番で五輪に臨むことになった。そこで、日本連盟が用意するのは団体特別枠。
日本連盟関係者は
「けがの状態によって」と前置きした上で、
団体出場を本人が希望した場合には「もちろん。本人の意向もある」とショートプログラム(SP)、フリーどちらにも出られるよう最大限、尊重する方針だ。
ソチ五輪金メダリストにとって、最優先は右足首のけがの回復。そのハードルを乗り越えた上で、
懸案事項は試合勘だ。
世界唯一、羽生だけに許された五輪連覇への挑戦を日本チームとして、支援する。
団体は開会式の2月9日に男子SP、同12日に同フリーが行われる。男子シングルは同16日にSP、翌17日にフリー。
仮に団体戦男子SPに出場すれば 中6日で連覇をかけた勝負に臨める。
初出場だったソチ五輪では、団体男子SPに出場し1位。五輪の雰囲気を感じ取ると同時に勢いをつけ、個人の金につなげた。
また、個人戦まで中3日となるが、仮に団体フリー出場を希望した場合でも対応する見込みだ。
今季の出場は、9月のオータム・クラシックと10月のGPロシア杯の2試合だけ。
調子を上げるはずの2カ月がすでに過ぎ去り、現役最高のスケーターでもトップパフォーマンスを取り戻すことは簡単ではない。
けがが回復して、五輪期間中でも個人種目の前に試合勘をつかむ機会が持てれば、不安は軽減する。最大の敵は焦り。
「最後の実戦機会」というセーフティーネットを準備し、金メダリストの帰還を待つ。
17/12/25 05:00 The Page ぶっつけ本番で平昌五輪出場する羽生結弦は、それでも連覇できるのか? https://thepage.jp/detail/20171225-00000001-wordleafs
18/01/21 08:01 日刊スポーツ 日本の上位進出には男女シングルの順位がカギになる https://www.nikkansports.com/sports/column/figurekoi/news/201801200000175.html
18/01/25 11:00 サンスポ 羽生の五輪連覇に4回転ルッツは必要? http://www.sanspo.com/sports/news/20180125/fgr18012511000006-n1.html
18/01/25 11:00 サンスポ 五輪競技担当・
鈴木智紘 【記者の目】 羽生は生来の挑戦者…できる限りの演技するはず http://www.sanspo.com/sports/news/20180125/fgr18012505020005-n1.html
平昌五輪における「氷上競技」の個人戦と団体戦の日程
●ショートトラックスピードスケート競技 (江陵アイスアリーナ) リレー競技が、個人戦の後に実施される。
●スピードスケート競技 (江陵スピードスケート競技場) 個人11種目中、団体追い抜きの後に実施されるのは、4種目のみ。女子では団体競技の後に行われるのは「男女マススタート」のみ。
●フィギュアスケート競技 (江陵アイスアリーナ)
なぜか、団体戦が個人戦の前に実施される。団体戦 Pairs FP/男子 FP出場者は、個人戦への十分な体力回復が不可能な日程。
・フィギュアスケート競技における団体戦の価値
4カテゴリの戦力からメダルが約束されている、カナダ、ロシア、米国以外の国には全く価値がない競技。
その他の出場国(7ケ国)は、個人戦の前に体力の損耗を強要され、徒労に終わる。
・ソチ五輪 団体戦開催による個人戦への影響の検証 http://www.isuresults.com/results/owg2014/
ソチ五輪で団体戦に出場した事によって、後にどれだけ個人戦に悪影響を及ぼしたか。
【悪影響を受けた主な選手】 団体戦
2戦出場、
FP出場、
SP出場 (個人戦 SP-FP-総合 順位)
男子シングル
Evgeny Plyushchenko (怪我で棄権) 、
羽生結弦 (1-1-金)、
Patrick Chan (2-2-銀)、
町田樹 (11-4-5位)、
Jason Brown (6-11-9位)、
Kevin Reynolds (17-10-15位)
女子シングル
Julia Lipnitskaia (5-6-5位)、
Kaetlyn Osmond (13-13-13位)、
浅田真央 (16-3-6位)、
Gracie Gold (4-5-4位)、
鈴木明子 (8-8-8位)
【反射利益を受けた主な選手】
男子シングル
Denis Ten (9-3-
銅)、Javier Fernandez (3-5-4位)、高橋大輔 (4-6-6位)
女子シングル
Adelina Sotnikova (2-1-
金)、
Yuna Kim (1-2-
銀)
・
男子シングル競技で競合選手が最も恐れていること 『
羽生結弦が五輪・団体戦に出場せず 個人戦に専念し、エレメンツの構成を 15GPF 相当に引き下げ、五輪本番でクリーンに滑ること』
・仮に、羽生自身が 「団体戦に出たい」 と表明したとしても、それを 『個人戦に万全を期し、団体戦は出る必要がない』 と説得するのが日本スケート連盟(JSF)の役割のはずだ。
遅くとも、全日本選手権前の連絡で、公表せずとも 「個人戦専念」 という金メダルへのレールを敷くべきだった。 「だったらいいな」 みたいな、甘い考えは捨て去るべきだ。
・4年に一度の「五輪」という、書き入れ時における利害関係者
国内メディア
テレビ中継 団体戦 男子SP/FP 羽生結弦が出場すれば、視聴率でおよそ3~5%の上積みは可能だろう。
紙媒体 新聞・雑誌メディア 羽生が五輪で団体戦に出場し、露出機会が増えれば、当然、注目度の高い記事が別に書け、写真掲載も捗る。
海外メディア
NBC(米国) フィギュアスケート競技で、米国で唯一可能性のある金メダルを「Nathan Chen」に獲らせるためには、怪我明けの「羽生結弦」と「宇野昌磨」が団体戦に出場し、個人戦までに疲弊してもらいたい。(本音)
・羽生結弦 五輪 個人戦 金メダル 不等号による重要度
「健康状態」>>>>>>>>>>>>>>>>>「コンデイション」>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 「実戦感覚/試合勘」
・「女王」 と 「王」 の比較

Evgenia Medvedeva (18歳 1ヶ月) 羽生結弦 (23歳 0ヶ月)
17/10/21(土) GPF露 FP
17/11/11(土) GPS日(NHK杯) FP 試合後、怪我が悪化 17/11/09(木) 公式練習中に、負傷
18/01/18(木) 欧州選手権[1/15-21]
中67日 http://moscowec2018.ru/schedule.php
18/02/09(金) 五輪・団体戦 男子SP 怪我から中
91日 GPS露から中
110日
18/02/11(日) 五輪・団体戦 女子SP 中91日
18/02/16(金) 五輪・個人戦 男子SP 怪我から
中98日 GPS露から中
117日
18/02/21(水) 五輪・個人戦 女子SP 中101日
Evgenia Medvedevaは「NHK杯」終了後、怪我の状態が悪化し、治療に専念するため、「17GPF」を欠場し、さらに重要な「17年ロシア選手権」も欠場しました。
奇妙なことですが、ロシアメディアでEvgenia Medvedevaの「実戦感覚/試合勘」が問題だ、心配だ、などと言っているのを見た事はないですね。
ロシアメディアは、Medvedevaに対して、実力や実績を信頼・尊重しており、だからこそ、連盟側も彼女がロシア選手権を欠場しても、「欧州選手権」に派遣するわけです。
そして、日本メディアで、彼女の「実戦感覚/試合勘」が問題だ、心配だ、などと指摘しているのは皆無でしょう。
また、ソチ五輪・銀メダリストのPatrick Chan (加) は、今季、国際大会は245.70という低い点数で終えた「17 GPS 加」の1戦のみで、国内大会の「18年カナダ選手権」を加えても、わずか2戦です。
これは羽生結弦の「17 CS ACI」、「17 GP 露」と同じ数です。どうして羽生結弦の「実戦感覚/試合勘」だけ問題にするのか。
17/04/21(金) 17 WTT 日本・東京 男子FP http://www.jsfresults.com/intl/2016-2017/wtt/
17/09/22(日) 17 ACI カナダ・モントリオール 男子SP https://skatecanada.ca/2017-autumn-classic-international/
羽生結弦は17 WTT 後から 【中153日】 の「実戦感覚/試合勘」で、17 ACIにて、(右膝痛がありながら) SPで自らの世界記録を更新しました。
これでも、「羽生結弦を信頼しない、信頼できない」というのでしょうか。あり得ないですね!
17/12/24 23:56 時事通信 羽生、
ぶっつけ本番で五輪へ=ベストまで戻せるか-フィギュア https://www.jiji.com/jc/article?k=2017122400359
17/12/25 05:02 サンケイスポーツ 羽生は実績で選出 四大陸選手権出場せず…“
ぶっつけ五輪”濃厚/フィギュア http://www.sanspo.com/sports/news/20171225/fgr17122505020012-n1.html
17/12/25 05:30 スポーツニッポン 羽生、
ぶっつけ五輪…平昌決定もケガ再発防止優先で四大陸欠場 https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2017/12/25/kiji/20171224s00079000493000c.html
17/12/25 11:05 共同通信 羽生結弦、
ぶっつけ本番で五輪へ https://this.kiji.is/317685200216114273?c=39546741839462401
17/12/25 日刊ゲンダイ 四大陸も欠場 羽生は“
ぶっつけ本番”で4回転を捨てるのか https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/220193
広告代理店からキーワード指定でもあるのか、 『
ぶっつけ』 という言葉を、各社が連呼しまくりですね! (笑) 一体、何なのか、これは・・・
(日を遡ると、11月10日から散見され、12月18日くらいから多用されているようです)
・羽生結弦 五輪 個人戦/団体戦 不等号による重要度
「
平昌五輪・個人戦 金メダル」>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>「平昌五輪・団体戦 参加賞」
66年ぶりの男子シングル競技・五輪二連覇の偉業 NBC(米国)「大会を盛り上げてくれて、ありがとね。」
・団体戦出場のデメリット/メリット
デメリット
体力損耗 (団体SPから個人SPまで 中6日 は健康であっても、どの選手であっても厳しい)
既存の怪我の悪化リスク、新たな怪我のリスク
個人競技までの猶予期間が1週間短縮されてしまう。(団体戦に出場しないということは、それだけリハビリ期間、調整期間が長く取れるということ)
ピーキング
団体戦終了後、韓国に留まるのか、日本に帰国するのか、カナダの練習拠点に戻るのか(非現実的)、難しい調整を強いられる。個人戦に専念すれば、その心配は最初から不用。
競技開始時間10:00- に伴う早朝練習。従って 20-21時:就寝~3-4時:起床 という生活リズムを1週間延長しなければいけない。 [注:時間は適当]
メリット
マスゴミ曰く「試合勘/実戦感覚」。
五輪会場、五輪の雰囲気に慣れる。
・この期に及んで、「羽生結弦は五輪・団体戦に出場しろ」(趣旨) と強要するのは 「羽生結弦は五輪・個人戦で失敗しろ」 と言っているのと、同じである。
(過労死 寸前の人に「もっと働け」と言うようなもの)
羽生結弦が団体戦に出場して、一体誰が、得をするのか、よく考えるべきだ。
平昌五輪・個人戦・男子シングル競技で、日本の1、2フィニッシュが本当に見たいのであれば、
団体戦・男子シングル出場者は【 SP:宇野昌磨、FP:田中刑事 】とすべきなのは自明の理だ。
[宇野昌磨(20歳0ヶ月) : 団体FP出場の場合、個人SPまで中3日 → 団体SP出場の場合、個人SPまで中6日]
「金特権」?! 団体特別枠?! 何言ってんだこいつは !!! って感じですね。
(敬称略、随時 追記/修正)