ある日、あの馬商人が、また、たくさんの馬をつれて、おばあさんの家にやってきました。
「おや、まぁ、おひさしぶりだね。」
そこへ、ヒヒーンと鳴き声をあげて、リタがかけもどってきました。
商人は腰をぬかしそうに、びっくりしました。
「こんなりっぱな馬は、見たことがない。毛なみが美しく、堂々としている。
これはきっとすばらしいねだんで売れますよ。
ね、おばあさん、わたしに売らしてください。」
「売るなんて、とんでもない。
リタはわたしの子ども、わたしの命だからね。」
おばあさんはきっぱりいいました。
馬商人は、あきらめきれないで、王さまにリタの話をしました。
馬の大好きな王さまは、リタを見たくてたまりません。
それで一日だけ、リタをかりてくるように命じました。
おばあさんはしかたなく、リタを王さまのお城へやることにしました。
おばあさんは、リタのくびをだいて、こっそり、いいました。
「きっと帰ってくるんだよ。きっとだよ。」
お城につれてこられたリタを見て、王さまは思わず拍手しました。
「こんなりっぱな馬は見たことがない。走らせてみよう。」
たくさんの人々の前で、リタは走りました。
あんまり速いので、みんなの目には、馬のすがたは見えず、一本の、くり色の線が、とおりすぎたようでした。
広いハス池をとびこえても、ひづめの先もぬれていません。
王さまはすっかり興奮して、さけびました。
「この馬をぜひ買いたい。どんな宝物でも出していい。」
馬商人はたくさんの宝物をあずかって、おばあさんの家へいきました。
すると、
あぁ、どうでしょう!
リタがもうちゃんと先に帰っていて、くびをだかれて、さもうれしそうに、おばあさんの話を聞いているではありませんか。
馬商人は、ぶるぶるふるえだしました。
リタはお城の、りっぱな馬小屋に入れられ、しっかりかぎをかけられ、見はりが何十人も、その外を囲んでいたのです。
あの中からどうやってぬけだし、だれにも見つからない速さで、帰ってきたのでしょう。
馬商人は、お城にすっとんで帰り、王さまにすべてを話しました。
「とてもだめです。
リタは、おばあさんに、かわいがられてそだった恩をわすれないで、どこへつれていっても、かならず、おばあさんのところへ帰るでしょう。
おばあさんからリタをはなすことはできません。」
馬商人は、王さまからあずかった宝物を返しました。
王さまは、いいました。
「なんという美しい話だろう。
そうだ、いっそ、おばあさんも、リタといっしょにお城にきてもらおう。」
「わたしは、早くお母さんに死なれて、さびしかった。
身よりのないおばあさんを、お母さんのかわりに 大切にしてくらしたい。」
おばあさんとリタは、王さまのお城にむかえられ、
それは、それは、幸せにくらしました。
( おしまい )
絵本や紙芝居ってね、子どもの心に戻れるんだよ~
子ども達は、みんなどんな子も、お話が大好きで、いつも目を輝かせて聞いてくれるんよね
今日は、ここに紹介したのは、紙芝居だったけど、今度図書館に行ったら絵本を一冊のぞいてみてね
絵本の絵が素晴らしかったり、お話読んでると、きっと、こころがほんわかしてくるよ
今日は長いお話を静かに聞いてくれて、ありがとうね
さぁ、明日も、みんなガンバだよ
読み聞かせのボランティアを続けていて
すごいですね。
明日は保育園のアルバイトです。一時保育の小さい子供たちになにか絵本を読んできます。
でも、どんな本でも、読んであげようと思う本でよければ、それでいいそうですよ
最近、子どもの読書や読み聞かせが推進されているから、図書館では、丁寧におすすめの本が並べられたりしてますから、たまにご覧になってると、「これも、いいなぁ。。。」って思う本が出てきますよ
まさちゃんのボランティアって、これだけですね~
出来ればオバアチャンになるまで、続けたたいと思っています
子供達に元気をもらって帰ってきますからね
一度、のんははの読み聞かせを聞いてみたいなぁ・・・
子供達にたくさん、本を読んであげてくださいね
のんはは、今日はコメントありがとう
このお話は みんな良い人ばかりだね
馬主さんも 王様も みんないい人だわ
子供さん方も 気持よく聞けたのでは
ないでしょうかね
私も 童話や絵本が大好きよ
娘達には 私が選んで与えてました
最近は 遠ざかってるけど
今でも いいお話読むと 気持が優しくなるね
今日の私は 優しいぞ
ありがと まさちゃん
ちょこちょこっと載せるつもりが、全部載せちゃったわ~
人との出会いも、偶然というか、ご縁だって思うけど、何となくこうやって、手にした紙芝居も、たくさんある中の巡り会い田と思ったら、みんなにも、紹介したくなったんよ~
今日のママは優しいって?いっつもかも優しいじゃん
全部読んでくれて、わざわざコメントくれて、どうもありがとう、嬉しかったシナモンママ
小さな花束、今日は母の日 小さな花束のオバチャンに何度も足を運んで花束を届けた まさちゃんの優しさを見習わなくては。。
今日は母の日みみ母さんが
そうなのよ、みみさんてドーンと任せなさいタイプの肝っ玉母さんだよ、今度「みみちゃんち」に行って見てネ http://www7a.biglobe.ne.jp/~mimicyanchi/
まさちゃん、何時も優しさをありがとう~
よかった、時間かけて、アップした甲斐がありました
えっ、みみちゃんちって、あのみみ母さんのお部屋なの!?
やっぱりね、肝っ玉母さんか・・・分ってましたよ
肝っ玉オーラが、バンバン発射してますもんね
じゃ、今から、みみちゃんちに行ってみます
今日は嬉しいコメントありがとうございました
また、明日から、ガンバですよ
おばあさんが最後に幸せになれて
よかったあ
reomamaもこんな物語を人生の中に
書きたいな
心が温かくなりました
どうもありがとうです♪
。物語は、ハッピーエンドが一番。
愛情持って、育てる。人間も、動物も、植物も。それが一番大事。
自分の人生のなかで、振り返ってみて、よかったな~って思えることがたくさんあるような人生を送りたいよね
なかなか、うまくはいかないけどね
長々と載せたのに、最後まで読んでくれて、こちらこそ、ありがとうです
reomamaちゃん、クリック基金ちゃんとしてますからね
世の中、この物語みたいに、み~んないい人だったらいいんだけどね、ニュース見てると、現実はなかなか、うまくいかないよね
せめて、お話の世界で、みんながいい人で優しい世界味わってもらいたくて。。。
KA-SAN、最後まで、読んで下さって嬉しかったわ
ありがとうね、明日もガンバだよ~