無名なbassoonistの日常

名古屋の大学オケに所属する、とあるファゴット吹きの平凡な日々。

アンサンブル・エネルジコ 第6回演奏会

2009年09月15日 | オケ
本番が終わってもう2日経つのに、休憩時間とかで余韻に浸ってしまいます。
それだけ特別な意味を持った演奏会だったということなんかな。



出番はオープニングのみでしたが、時間は短くても内容的にはサブなみのボリュームで、
一曲乗りでも十分堪能できました。
それだけ、レオノーレという曲は濃い。単にベートーヴェンだから、と言う理由だけでなく。
やから、(Vn、Fl、Fg等)オーケストラスタディでもよく採り上げられるんかな。

本番はスタミナ的に少し破綻しそうになったけど、根性で何とか耐えた感じ。
舞台を去った後、一曲乗りで良かったとホッと胸をなでおろす。
序盤のFg2本の「嘆き」、Flとの掛け合い(タンギング+フィンガリングのダブルパンチ)、
FlとObとの3人で最後まで音程や響きの違いで悩んだPresto前…。
客席にどう聴こえたかは与り知らぬ所ですが、個人的には満足してます。

Pコンは舞台袖で聴き惚れてました。
「すごい」の一言では言い表すことの出来ないダイナミクス。
何かが乗り移ったような…。
こういう言葉は乱発すべきではないが、正しく「神憑った」かのようなピアノでした。
で、舞台から引き上げた後、「くぱぁ…」とへたり込んだピアニストの先生の姿を見て、
つい数分前にピアノを弾いていた姿とのギャップに思わず微笑んだ。

シベ2は仕事中だったので、途中から舞台袖でま○と先輩と。
エネを引っ張っていく先輩方の話題になり、あらためてこのメンツとご一緒できて自分は幸せ者だと感じる。
身近にいるから普段はそこまで考えないけど、やっぱ何度思ってもすごい方々ですわ。
様々な思いを引き摺る間もなく、プログラムは終演へ。



打ち上げはもちろん参加。
そこには去年とほぼ同じ、お互いに良く知っている顔がある。
「いつでも帰って来いよ!」
僕が来年(順調に行ってれば)名古屋を離れることを知っている人からお声がかかり、感無量だ。
「もう楽器も出来ないなんて」と一時期悲観的になってただけに、
そう思ってくれている人がいるというだけで、オレはホントにオケをやってきて良かったと思う。
「吹き納め」という言葉は使いません。
今回のエネをもってオケは無期限活動休止しますが、
数年後必ず皆様の元へ戻ってくることを誓います!
ここはオレのホームや!!!
















…と締めるつもりでしたが、今週末の現役オケの合宿に「酒」パート(サブポジション:Fg)として乗り込む予定(ぇ

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