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Yasun's Such A Feeling

やあさんのこんなかんじ。

珍道中 ~くじゅう・阿蘇・高千穂峡~ 25年ぶりは・・・・。

2007-10-04 21:16:06 | 夫婦の休日(珍道中)
ボート乗り場の駐車場から神橋まで、
25年前にきたときはたぶん逆のほうから
真名井の滝を目指したんだね!
と二人で話しながら歩く。

時間もいい時間になって来たので引き返しボート乗り場に行くことにした。
ボートに乗り込み漕ぎ出すんだけれど、やっぱり年には勝てません。



25年前にはすいすい漕げた記憶があるが、少し漕ぐとしんどくて・・・。
滝の近くまで行き画像におさめる。

やっぱり待ったかいがありました。
高千穂峡に来たらやっぱりボートに乗るのははずせませんね。



しばらくボート遊びをした後30分たっていないけれどボートをおりることにした。
やっぱりこの年になると持久力がたりません。

でも、わが奥様も満足そう。もちろん僕も・・・。


25年前と同じくボートに乗った後、想い出の“高千穂峡”を後にしました。

なぜだか二人で過ごした25年の時間の流れを体に感じながら・・・・・。
なぜだか、お互いに自然と感謝の言葉をかわしておりました・・・・・。



TOPの画像は25年前の画像です。スキャンがうまくいかずずいぶん色あせて見えますね。


珍道中 ~くじゅう・阿蘇・高千穂峡~ 25年ぶりの高千穂峡。

2007-10-03 22:28:56 | 夫婦の休日(珍道中)
宿泊したお宿のお話はあとにして・・・・・

2日目、朝の9時すぎに車に乗りこみました。

前日に、
「今日一日、“高千穂峡”だけでもいいじゃないか・・・。」と、
二人で話し合い、この日は想い出の“高千穂峡”へ向って出発しました。

ナビに“高千穂峡”をセットすると、到着時刻は11時30分頃となっている。
「ほんまに“高千穂峡”だけで一日終わってまうかもしれんな。」
と僕。
「それでもええやん。25年ぶりやし。」
とわが奥様。

25年前、新婚旅行の一番最初に訪れた場所が“高千穂峡”。
フェリーで日向港に着き延岡経由で訪れたのだが、その時は自分の車。
今回はレンタカーで、熊本側からその地を目指すこととなりました。

結局、10時30分に目的地“高千穂峡”に到着しました。
道が走りやすかったから、1時間も短縮することができました。

駐車場に車をとめ、まず一番にボートの予約。
予約場所に行くと1時間~1時間30分待ちとなっている。

「1時間も待つんやったらやめとこうな。」と僕
「せっかくこのボートに乗るのを楽しみにしていたのに、1時間くらい 待とうな。」
とわが奥様。
「え~、待つん?」
「25年ぶりやん。ボート乗りに来たようなもんやし。」
と、今回はわが奥様譲りません。

結局おしきられ、受付の列にならぶ。
ボートの料金は 1500円(1隻定員3名)で30分。
家に帰ってからアルバムにはさんであるボート利用券を見てみると
25年前は 500円(1隻定員の記載はなし)で40分と、25年の間に4倍の
料金になっていました。



受付のおねいさんに「12時10分頃に乗り場に来てください。」と言われたので
約1時間、想い出の高千穂峡を散策しました。

二人で25年前と同じ場所に立つ。
水の色も記憶の通り。真名井の滝は水がたくさんでしたが、確かに思い出の場所。
あの頃には戻れないけれど、あの時と同じ二人で同じ場所を散策する。
これこそ今回の旅の目的だったのです。

「あんたの滝好きは思えばこの場所からはじまったんやね。」
とわが奥様。

写真を撮っていると、
「家に帰って25年前と同じ構図の写真があったら、感性は変わってないということやな。」
とからかわれる。
「ほんなら家に帰って25年前と今の写真を比べて間違い探しやな。」

家に帰ってアルバムを見るとよく似た構図の写真ばかり

現在                                                25年前



現在


25年前

決定的に違ったのは橋が“ひとつ”増えていました・・・・。





珍道中 ~くじゅう・阿蘇・高千穂峡~ ばちがあたるで・・・。

2007-10-02 21:59:45 | 夫婦の休日(珍道中)
喫茶店ではない?『大観峰』に向け車を走らせる。

今まで来た道と違って阿蘇の広々とした風景が広がっていて
ドライブしていてもとても気持ちがいい。

ひまわりを見てから約20分ほどでようやく『大観峰』の駐車場に到着。
今まで訪れた場所では観光にこられた方を見なかったけれど、さすがに
この『大観峰』の展望駐車場にはたくさんの観光客の方がいて、やっと
私たちも観光に来た気分になりました。
(人がいないと不安になるのはきわめて「小市民だなぁ・・・」とおもいつつ)

展望台では眼下に阿蘇谷、その向こうに阿蘇五岳が望め、空気があまり澄んで
無いのが残念だったが、いろんなところで紹介されている
『涅槃像』のような山並みを見ることが出来ました。



「ほら、あの山並みを見ると仏さんが寝てはるように見えるやろ。」
とわが奥様に説明。
「ほんまや。うまいことなったるなぁ。」
とひとしきり感激しておりました。

その感激もつかの間・・・・・。
阿蘇五岳の説明してある看板を二人で読んでいると・・・。、
「えらい微妙なところから噴煙があがっているやん。画かはった人は、
わざと画かはったんやろか?。」
と、わが奥様がえらいうれしそうに話しかけてくる。

最初、何のことかわから無かったけれど、看板をじっくり見つめやっと
何を言っているのかがわかった。



「そやから、そんな突込みを受けんでもええようにちゃんと逆向きに煙が
流れてるやろ。これ反対向きやったら・・・・・・。」
と25年前の新婚旅行では決して出来なかった会話をしている自分たちに
時の流れはこうまで人間を変えてしまうのだ。と一人で“にんまり”しておりました。

「あんた、そんな事言ってたら“ばち”あたるで。」
「ほんまやな。」
と二人大笑いしながら『大観峰』をあとにしました。



本当は、阿蘇山をイメージしたという、焼きプリンの上にソフトをのせた
“プリンソフト”がめあてだったのだが、行くのが遅かったからか売り切れて
食べられませんでした。 

時間も4時前となり、そろそろ宿泊先へ行くことに。



途中、スカイパークあざみ台に立ち寄り“いっぷく”。くじゅう連山と阿蘇の
山並みを眺めてゆっくりして、今日の宿泊先に行くことにしました。



お宿に着いたのは17時30分

BGMは ERIC CLAPTON ~ONE MORE CAR ONE MORE RIDER~
お宿に着いた頃は2人ともノリノリでした・・・・。

珍道中 ~くじゅう・阿蘇・高千穂峡~ ナビはどこに案内するの?

2007-10-01 21:34:46 | 夫婦の休日(珍道中)
さて、わが奥様をナビゲーターに“数鹿流ヶ滝”を目指したのだが
なかなかたどりつけません。



阿蘇大橋の近くとはわかっているのですが、どうしてもたどり着けず
同じ道を行ったりきたり。
何度か同じ場所を通り過ぎたところでやっとそれらしき駐車場を見つけ
車を止めることが出来ました。

でも、またそこからが大変。
“数鹿流ヶ滝”へたどり着く道がどうも
「このまま進んでええのやろか・・・・・・・」
と思わせるほどの草が生い茂った細い道。

不安になりながらも進んでいくとやっと水の音が聞こえてきて、
少し開けた場所に出るとやっと滝を見ることが出来ました。



“数鹿流ヶ滝”
高さ約60mから一直線に落ちる滝で、日本の滝百選の一つ。名前は建久2年この地で
行われていた「下野の狩」の際、追われた数頭の鹿が逃げ場を失い渓谷に流れ落ちた
ことに由来するそうです。

滝にたどり着いたのは良いけれど、たどり着くまでの道中が薄気味悪かったのか
わが奥様はあまり晴れ晴れしたお顔をなさっていません。
しばらく滝を見た後、同じ道を引き返し車に戻ることに。

その後、内牧温泉のひまわりを見に行こうと、
「内牧温泉小里ひまわり園」とナビにセットしようとしたけれどやっぱり
ナビには登録されていないのかナビは案内してくれません。

またまた、わが奥様をナビゲーターにし、「内牧温泉小里ひまわり園」
を目指すことに。

しかしここもどうやら近くまではたどり着いているのだけれど、その場所が
わからず、同じ場所をぐるぐる回ることになる。

阿蘇市役所支所のちょっと北のほうだと思い、ひまわりが咲いている場所に
たどり着いたのだが、どうもひまわりが50万本もあるとは思えない。

「ここやろか?、でも数が少ないような????。」と僕
「そやけどこことちゃうん、ほかにそれらしきところもないし・・・?」
とわが奥様。

結局、たどり着いた場所が、果たして目的の場所だったのかわからないまま
次の目的地に行くこととなりました。



次の目的地は、“大観峰”
こりずにナビをセットすると今度はなにやらたくさんの場所が出てくる。
改めて、日本には“大観峰”という地名がたくさんあることを知らされるが、
「こりゃいったいどこを選択すればええのやろう。」
と迷うほど。

一番それらしい、“大観峰茶店”にセットするとわが奥様、

「こんどは喫茶店が目的地か?。ようナビに登録されたったな?
 でも何でわざわざ喫茶店にいくん?どっかええとこ観光しょうな。」

と大ボケをかましてくれました。



BGMは “ R35~Sweet J-Ballads~ ”
この場面で流れていたのは

♪壊れかけのRadio♪

ここでわが奥様に僕から素朴な疑問。
「『壊れかけのRadio』とはどんな状態のラジオなんでしょう?
壊れていればラジオは受信しないだろうし、受信して音が聞こえれば正常な
ラジオじゃないの?。いったいラジオがどうなったら“壊れかけ”やと思う?」

わが奥様のお答は・・・・。
「そんなこと考えるのはあんただけや!!。詩は『ふぃーりんぐ』
で聞くんやで。」ですと。

馬鹿夫婦の「くじゅう・阿蘇・高千穂峡の珍道中」やっと始まったばかり・・・・・。


珍道中 ~くじゅう・阿蘇・高千穂峡~ 珍道中

2007-09-29 13:08:08 | 夫婦の休日(珍道中)
久々の更新です。

今回は今年で25年になる私たち夫婦の
~くじゅう・阿蘇・高千穂峡~
の珍道中です。

九州は25年まえの新婚旅行に行った場所。
同じコースを回るのは面白くないから・・・、と新婚旅行でいか
なかったところを回ることに・・・。

それでも、25年前に一番に訪れた“高千穂峡”だけは、二人とも
行きたかったので、そこだけははずさず後の行程はアバウトに行こう
ということで旅はスタートしたわけです。

まず、伊丹空港から熊本空港まで1時間少々の空の旅
12時30分頃にレンタカーの手続きを終え、25年前の新婚旅行の
一番最初の行先“高千穂峡”にナビをセットしたのだが・・・
ナビの案内では到着予定が3時となっている。

「こりゃあかんな!!。」ということで、近場から回ることに。
ガイドブックをぺらぺらめくり、目星をつけておいた
“数鹿流ヶ滝”をナビにインプット!!。
ところがこの場所がナビに登録されていないようで目的地の登録が
出来ない。
ガイドブックにも載っている観光地なのに・・・・。と思いつつも
仕方が無いのでわが奥様をナビゲーターにして地図を頼りにいくことに。
 


Eric Claptonの大阪公演

2006-11-13 00:03:50 | 夫婦の休日(珍道中)
12日は大阪城ホールへ・・・・。

Eric Claptonの大阪公演に行ってきました
行く前から海外ツアーの反響やセットリストの予習をして、同じ様なセットリストなら
I Shot the Sheriffや
Cocaine、Crossroadsが聞けるじゃないか・・・と喜び勇んで出かけました。

12日のセットリストは以下の通り・・・だったと・・・。
()内はちょっとした感想で・・・。

1 Pretending             (お~!!始まった)
2 I Shot the Sheriff         (これはお気に入り!!いいじゃん)
3 Got to Get Better in A Little While
4 Old Love              (お!お!お!)
5 Tell the Truth
6 Motherless Children         (お!お!お!お!スライドが!!)
7 Key to The Highway         (ん!!ん!!)
8 Outside Woman Blues
9 San Francisco Bay Blues
10 Nobody Knows You When You're Down and Out
11 Running On Faith          (奥様お気に入り)
12 After Midnight
13 Little Queen of Spades
14 Further On Up The Road
15 Wonderful Tonight          (む!む!)
16 Layla
17 Cocaine               (こんな入り方を!!!!!)

Encore Crossroads           
(客電ついてあ~あ!!)


今回は前回(2003年)と大きく違うな・・・と思ったのは、バンドを聴かせてるな~と思ったこと。
一緒に行ったわが奥様あたりは
「バンドより曲(歌)がもっと聞きたかったのに~。」
と、満足感の中にも不満を漏らしていました。

そりゃ、わが奥様は『Unplugged』を聞いてClaptonに惚れこみ、
『One more car One more rider』を聞きまくっていたから、それからすると今回は少し不満があるのかも・・・。

僕はと言えば、2003年の時も思っていたがどうも大阪城ホールの音響が気になる。
どこがどうとまで説明できるほど専門家じゃないから出来ないが、音がなぜか聞きづらい。
高音がキンキンするのかな?。
デレクのスライドや、キーボードの高音のところで耳を覆うほどの音になったのは大分気になった。
周りの女性の方たちは高音のところで数人耳をふさいでいたのも見かけられました。

ドラムもすごかったな。
特に「After Midnight」あたりはよかった。

でも、3人のギターはどうなんだろう。
バンドを聴かせるにしても、それぞれが主張しすぎているようで・・・・。

とは言え2時間の至福の時間をすごしました。
「お金と時間の余裕があれば当日券もあるという14日、15日も行きたいね・・・。」
と無理な希望を夫婦で言い合っても無駄な抵抗なのでした。




井上陽水(さん)コンサート2006 フェステバルホール 

2006-06-11 20:59:11 | 夫婦の休日(珍道中)
6月10日はフェステバルホールに井上陽水さんのツアーに行ってきました。

夫婦お互い仕事柄なかなか休みも取れない状況で、何とか都合をつけ行くことが出来ました。

早めに家を出発して、4月28日に地元のスーパーさんが出店され、今僕の書いている記事とも少し関係があるので、”つかしん”へも行ってきました。

さておき、今回の内容は最初がギター2本だけで引き語り形式。
懐かしい歌がずらりと並び、ギターだけで聞くのもまた“ええもん”です。

驚いたのは、わが奥様。
1曲目の最初の音がなると同時に、
「“青空一人きり”や!!。」
と、うれしそうに叫んだこと。

僕は、「何でわかったっんや!!。」と、悔しい気持ち。

ギターは“今堀恒夫”さんで息もぴったり。

地元福岡で歌詞が石に刻まれたことや、それにまつわる“ネタ”なんかも聞きながら曲は進んでいき、新曲の“11:36 LOVE TRAIN ”には、皆さん勢ぞろいで大音響になりました。

今度のアルバムに収録されるとの事ですが、6月28日発売のこのアルバムは4年ぶりで、星勝さん、鈴木茂さん、後藤次利さん、佐藤準さんetcのアレンジャーが参加されるという。
「これは、“買い”やな。」と夫婦でうなずきあう。

いつもの事ながら、ギターの“今 剛”さんはノリノリ。
バンドの皆さんはすばらしい演奏を、井上さんはすばらしい歌声を聞かせてくださいました。

わが奥様は“氷の世界”を聞きながら“うるうる”しているしアンコールに入るともうノリノリで、自然と体がリズムに合せて動きます。

今回は、アンコールが始まるまでが少し長めだったな・・・。

いつものように、陽水さんに、
「皆様のご健康と、ご多幸をお祈り・・・。」
されてあっという間のコンサートでした。


セットリストは、どこかにすでに書かれているので、そちらをご参照ください。

バンドのメンバーさんの中には、ブルーノートに飛び入りされた方もいらっしゃったとの事です。
そちらも行きたかったな・・・・。








1泊1日の・・・・。<立山アルペンルート>

2006-05-10 23:50:20 | 夫婦の休日(珍道中)
室堂ターミナルに戻ってくるとバスの待合は長蛇の列。
時間はまだ11時だというのにバス待ちの人々でいっぱいになっていました。

ところが臨時便とのことで10分ほど待っただけでバスに乗ることができ、朝来た道を引き返していきました。

バスの車窓から雪の壁を見ていると、標高が低くなるにつれ雪の壁も低くなっていきます。
隣ではすでに寝息を立て始めたわが奥様に習い僕もうとうとしかけました。

落差日本一といわれる“称名滝”のところでは、上りのときと同じくバスが一旦停止をしてくださったので、カメラにおさめることができました。



上るときには撮ることのできなかった、“立山杉”を車窓からとり、雪の重みに耐えるため枝が下向きになっていることの説明を聞き、“なるほど,生きていくためだね”とうなづく。



そうこうしているうちにバスは美女平まで到着し、ここでもケーブルカーに乗るまでに30分ほど待つ。

おなかもへってきたのでおやきを食べようと普通のおやきと野沢菜おやきを買い、夫婦で少しずつ食べることに。
でも、何でもかんでも“野沢菜”というのは・・・・・・・。

野沢菜おやきは残念ながら僕たち夫婦の感動を呼ぶことはできませんでした・・・・。

立山駅に着いたのが12時30分頃で、出発から約4時間の立山初体験ツアーは終了しました。
二人でそばを食べ、車に乗り込み帰路に着いたのが1時ちょうど。
そこからちょうど3時間で長浜インターへ到着いたしました。

その間、隣からは寝息しか聞こえません。

今日のBGMは“井上陽水”さん。
お気に入りの“なぜか上海”がかかり
♪うみをこえたら~ しゃんは~~い♪
と、運転しながらどんなに大きな声で歌ってもわが奥様は起きませんでした。

家に着きわが奥様、
「1泊1日の立山旅行やったね。」
僕は意味がわからず
「日帰りやん!!。」と、答えると
「私は車中で1泊したもん!!。」ですって・・・・・・。



馬鹿夫婦の珍道中、おあとがよろしいようで・・・・・・。



あたりは真っ白 <立山アルペンルート>

2006-05-09 22:40:22 | 夫婦の休日(珍道中)

僕たち二人はどうやら“緊急避難路”を歩いていたようで、僕たちの前にペアがいるだけで他はどなたもいらっしゃいませんでした。



しかしあたり一面は雪で真っ白。
どこになにがあるのやらさっぱりわかりません。
自分たちが歩いているところが地面だと錯覚してしまうが、実は地面ははるか下の雪の下にあるわけで・・・・。
なぜか空中を歩いているような妙な感覚を感じてしまいました。

室堂ターミナルに戻って建物の中に入るとあたりは真っ暗にしか見えません。
外が明るすぎたため目が慣れるまではちょっと危険な歩行となります。

「せっかくここまで来たんだから、違うところも行こう。」とみくりが池方向へ行くこととしました。
やっぱり一面雪一色でいま自分がどこを歩いているのか、自分が歩いている雪の下はどうなっているのかまったくわかりません。

ちょっとにおうなと思ったら、ここが“地獄谷”なんでしょうか?





それさえもわからず歩いていると、どこからか“ちゅんちゅん”と鳥の鳴き声が聞こえてくる。



何とか後姿をカメラにおさめたけれど、結局お顔は拝見させてもらえませんでした。






みくりが池温泉に到着し、温泉に入れると書いてあったので
「温泉はいろか?。」と聞くと
「カッパはあるけどパンツがないで~。」と答えられて
「パンツがないとあかんな。一回はいたパンツは洗濯せんとはく気にならんもんな。」
としょうもない理由で温泉を断念。

みくりが池も少しは見れるかな?と思っていたけれど結局発見できません。
歩きくたびれて室堂ターミナルへと戻っていきました。




もう少しつづきます・・・・。


行き先のばれた珍道中 <立山アルペンルート>

2006-05-07 20:53:50 | 夫婦の休日(珍道中)
今日は5月7日・・・・。
24年前の今日、僕とわが奥様が結婚式を挙げました。

気がつけば人生の半分以上をわが奥様と生活しているわけで、順調に行けば来年の今日は“銀婚式”になる予定です。
自分の人生とはいえ、早いものだと感じてしまいました。

あまり連続した休みが取れない職業のため、今回の連休の間も、どちらかが休みだと相手が出勤ということになり、昨日の6日は本当にこの連休中に1回だけ訪れた一緒の休みだったわけです。

ということで、どうしても日帰りになりがちな僕たち“バカ夫婦”の珍道中は“立山アルペンルート”の第2弾をUPいたします。

バスは室堂ターミナルに到着しました。
「雪の大谷ウォークは、5/1~5/7の期間は歩行スペースが確保できないため、大谷の散策はご遠慮下さい。」
と、WEBで調べた「立山黒部アルペンルートオフィシャルガイド」には書いてあったが、バスから見る限り「みんな歩いてるじゃん!!。」とわが奥様が言ったように、どうやら歩いても良いらしい。

気温は摂氏6度とのこと。立山駅で車を止めたときの外気温は摂氏21度(車の外気温表示)だったから温度差が15度位ある。
外に出るとやっぱり寒い。
あわてて持ってきたアウタージャケットを着て、手袋をして帽子をかぶり、最初に“雪の大谷”へと足を運ばせることとした。



今年は雪の壁が高さ19メートルになったそうです。
雪の壁にはたくさん落書きがしてあり、そのことがわが奥様には理解できないみたいで、
「何でこんなことするんやろな?。」
「雪がとければ消えるでええやん。」と答えておきましたが僕もこの落書きには少しがっかりしてしまいました。



雪の壁の間を歩いてみるともう「すごいなぁ」としか声が出ません。
上を見るとはるかかなたに雪の切れ目があり青い空が覗いている。

「いったい、どういう理由でこの雪の中の道の雪をどけて車を走らそう思たんやろ?」
と僕が問いかけると、
「道の先に進みたかったからとちゃうか!!。」
と答えられる。
・・・・ま、そのとおりなのですが僕は“なぜ先に進みたかったか”を知りたかったのだが・・・・・。

約500メートル雪の壁の中を歩くと、今度はいま来た道とは違う雪の中を歩いて“室堂ターミナル”へ帰る道があり、そこを歩いて“室堂ターミナル”へ戻ることとしました。



雪の上に上がると視界が広がり青い空と真っ白な世界のコントラストがとてもきれいです。
上から見ると“雪の大谷”はまた違った形で見え、こんなに高いところまで雪が積もったことに少し驚いてしまった。



ここで当然の疑問がわきあがってきた。と、思ったらわが奥様も同じことを考えていたらしく、
「こんなに雪があって、全部とけてしまうんやろか?」と聞いてくる。
「とけるんちゃうの。さっきバスの中でも6月には花が咲くとかゆうてたやん。」
と答えたものの自信がありません。
あとで聞いたら7月の中ごろには“とけてなくなる”ということらしい。



画像を見てお気づきと思いますが、雪が積もっている表面がやけに茶色になっている。
それを見た奥様が、
「何で雪が茶いろいん?」とまたまた聞いてくる。
“僕は何でも知っているわけではないで~。”と思いながらも当てずっぽで、
「これは黄砂の影響やろ。ここ最近多かったやん。こんなとこにも影響があるんやな。」
と答えておきました。

どうやらこれも正解だったらしく、あとでわが奥様がどこからか聞いてきたのか
「やっぱり茶いろいのは“黄砂”やって!!。」
僕は、「・・・・・・・・・。」
って、やっぱり疑ってたんかい!!


もう少しつづくんです・・・。