Yasun's Such A Feeling

やあさんのこんなかんじ。

☆ 飛鳥光の回廊2016 ☆彡

2016-08-29 20:00:00 | でんきランダに乗って
ここ数年、この時期の恒例となっているのが、
「飛鳥光の回廊」

2013年 伺ったときは台風のため中止。
2015年 ついたとたん大雨。数か所中止。それでもびしょぬれになりながら散策。
と、2014年は普通に楽しめたが、過去直近は私たちとあまり相性の良くないこのイベント。
それでも、この時期は夫婦で決まりごとのように明日香へと行ってしまう。

今年はまず16:00をめどに明日香村に到着するよう計画。
と、いうのも、奈良県立万葉文化館で
「判じ絵の世界 目で見る江戸のなぞなぞに挑戦」
が開催されており、面白そうだったのでぜひ見てみたかった。

判じ絵とは、
言葉を人や物の絵に置き換え、その絵に対する音で色々なものを表現した絵。
歌舞伎役者の名や、地名、道具などありとあらゆるものを言葉ではなく絵で
ユーモラスに表現してあり、それを見て答えを導き出す。

会場に入るとたくさんの判じ絵が展示してあり、
全部じっくり見てしまうと1日あっても時間はたらないだろうと想像できる。

ただ、普通に判じ絵を見ても、私たちに判ずることはできなかった。
判じ絵には一定のパターンがあり、そのルールで読ませるものらしいのだが、
まず表現されている題材にあまり馴染みがない。
答えが書いてあるのだが、
「そー読むんや??」としか感想が出てこない。

私たちは1枚1枚、わりと時間をかけて見て回ったためか、後から来た人にどんどん抜かされていく。
わからないなりにも、そのユーモラスな判じ絵を、「館内はお静かに」と掲示してあったが、
「あ-だこーだ」と夫婦でわいわい話しながら見ていった。(迷惑にならない程度の会話で)

1時間くらい、判じ絵づけになって夫婦で出した結論。
「昔の人も下品なネタが大好きや!!」

判じ絵の後は石舞台会場へ歩いて移動し、「C’festa~シェフェスタ~」で腹ごしらえをする。
毎年、同じようなものを食べてるような気がする。

おなかもふくれたため、バスに乗って高松塚会場へ移動。



今年は、
「熱気球で上空から飛鳥光の回廊の地上絵を見ることができる。」
とのことだったが、極度の高所恐怖症の方が同伴のため、体験はしなかった。

ますは高松塚古墳にご挨拶。



そして、光の地上絵が見渡せる高台へ移動。
今年の光の地上絵、テーマは
四神より「玄武」。



高台から降りてくる階段では、熱気球がきれいだった。



またまた、バスに乗って川原寺で下車。
多くの方がこのコースをたどられたみたいで、石舞台から同じバスに乗った方々が、
高松塚でまた一緒のバスになり、ほぼ同じ顔ぶれがここ川原寺で下車された・・・。という王道コース?



歩いて、岡地区、「万葉の明かり」を楽しみ、




原文: 今日可聞 明日香河乃 夕不離 川津鳴瀬之 清有良武  作者: 上古麻呂(かみのこまろ)

途中、毎年買う「焼きまんじゅう」を買って、食べながら飛鳥寺まで歩く。
飛鳥大仏にお参りして、明日香村に拠点をおく
「まほろば太鼓団 魁会」
の、20:00の太鼓のパフォーマンスをちょうど見ることができた。

太鼓のパフォーマンスを見たあと、蘇我入鹿の首塚へお参り。
飛鳥坐神社(あすかにいますじんじゃ、あすかにますじんじゃ)に移動しお参り。





なんだかんだで、ここで21:00ちょっと前になり、奈良県立万葉文化館へ戻り帰路についた。
(去年から日帰りにしてしまった。)



毎年思うが、
「1日では足りない。でも2日も続けて歩けない!!」
というこの「飛鳥光の回廊」
「来年も来てね!!」
と、いうことやと夫婦で納得し、来年も夫婦で楽しみにして、また「飛鳥光の回廊」に来るつもり。
ま、その前に来月の
「彼岸花まつり」
も、伺う予定なのだけれど・・・・。

「飛鳥光の回廊。」体験歩数・・・・・・25,331歩 移動距離約20キロ
よく歩きました・・・・。



夏季休暇・夫婦の珍道中 仙台 編 15

2016-08-23 20:07:00 | 夫婦の休日(珍道中)
「ニッカウヰスキー仙台工場宮城峡蒸溜所」さんを15:00ちょうどに後にする。

まだ時間はあるのだがここで思わぬ伏兵が・・・。
仙台市内に向かう道路、作並街道が渋滞。
のちに予定していた立ち寄り先をすべて削って、最後に一か所だけ、
「仙台に来たら、ご挨拶しとかなあかんやろ~。」
と、むかったのが、仙台城跡(青葉城跡)。



伊達政宗に挨拶しとかなあかんと、一番に「伊達政宗騎馬像」の前に立つ。
どこかのツアーのガイドさんのガイドを、横で知らんぷりをしながらがっつり聞いて、
「伊達政宗公の視線は自分のお墓、霊廟国宝「瑞鳳殿」を見下ろしているですよ。」
と聞いたとき、
「いきたかったな~、でももう時間がないわ。」
と、立てた計画が甘かったことが露呈してしまった。

結局、ここでは「伊達政宗騎馬像」を画像におさめ、
ずんだジェラートと牛タンまんを食べて、それでも40分くらい散策して
仙台城跡(青葉城跡)をはなれた。

空港まではじゅうぶん余裕があるはずなのに、空港までの道も渋滞がひどく、
1時間30分ほどかかってしまった。
渋滞がなければ、1時間もかからないハズなのに・・・。

あわただしくレンタカーの返却をして、空港に向かう。

お土産は約束した通り、阿部蒲鉾さんの笹かまぼこを買い、
松島でおいしそうだった、松かまさんの蒲鉾も買い、
(蒲鉾だらけになってしまったが、しー太郎がだいぶん「がっついて」くれて、賞味期限までには消費できた。)
行く先々でお目にかかり、奥様が「かわいい」と、とっても気にいっていた
「むすび丸」のマスコットを買って、



(むすび丸はどこへいっても目にしたが、そのたび僕たちは
 「おにぎり侍」だの「おむすび丸」・「おにぎり丸」だのと言っていて、ちゃんと名前が分かったのは、
 「むすび丸」のマスコットを買ってからだったという「おち」もついた。)
飛行機に乗り込み、帰路へ着いた。



珍道中-仙台・中尊寺-編、だらだらと長くなったが、一巻の終わり。
おあとがよろしいようで・・・・。





夏季休暇・夫婦の珍道中 仙台 編 14

2016-08-18 20:12:00 | 夫婦の休日(珍道中)
北は北海道・札幌 から 南は九州・沖縄まで
なんていうフレーズはよく聞いたりするのだが・・・・。

8月に入り、まさに札幌出張から沖縄・那覇へ出張と
日本の北から南へ移動してまいりました。
結構ハードな出張だったので、家に帰ったときは
「やっと帰ってきた~。」
と、実感していたのだが・・・・

「あんた、まだ帰ってきてへんで!!
 私たちまだ、「ニッカさんの工場見学」したまま帰ってないし~。」
言われて、なんのことか、
「????。」
「あ~、WEBLOGのことや!!」
と、気づいた。
と、いうわけで久しぶりの更新で・・・・。

ニッカウヰスキーの工場見学は樽が保管してある貯蔵庫へと進む。



ここでウイスキーを貯蔵し、熟成させていくのだそうだ。
ここでは熟成の過程を、ウイスキーの「色」と「香り」で確認させてもらえた。



ニッカウヰスキーさんのマスコットキャラクターにはモデルがいることも教えてもらう。
「キング・オブ・ブレンダーズ」 で 19世紀、ウイスキーのブレンドの重要性を説いた
W・P・ローリー氏がモデルだという。

ウイスキーといえばこの顔を思いうかべるし、札幌すすきの交差点の電飾大看板も
すすきののランドマークとなっている。

貯蔵庫を出るとゲストホールに移動し、ウイスキーの試飲がさせてもらえる。
もちろん、僕はドライバーなので、ウイスキーの試飲はだめ。
その代わり奥様が、普段お酒を飲まないのに試飲。

もちろん、普段お酒を飲まないので、ウイスキーの違いなんて分からないだろうけれど、
「これ、おいしい~。」
とアップルワインを、ちびりちびりやってました。

SHOPでチョコレートやゼリーを、その入れ物に魅せられ、たくさん買いまくり



ニッカウヰスキー仙台工場宮城峡蒸溜所さんを後にした。

工場見学と試飲、お土産の買い物すべて含めて、ほぼ1時間。
なかなか工場見学なんてしていなかったから、また実際に稼働しているところを
見学できたのは貴重な体験だった。

またまた、つづく
いつ家に帰れるのだろう?
 

夏季休暇・夫婦の珍道中 仙台 編 13

2016-08-01 21:49:00 | 夫婦の休日(珍道中)
岩手県平泉の世界遺産を少しだけ観光し、
また宮城県仙台市に戻ってきた。

観光できる時間ももうわずか。
今回の仙台訪問で行きたいところでどうしても外せなかったのが、
「ニッカウヰスキー仙台工場宮城峡蒸溜所」



朝の連ドラの「マッサン」をかかさず見ていた奥様に、
「ニッカウヰスキーの工場見学できるけれど、行く?」
と聞いたときに、「ぜひに。」ということだったので計画。

ニッカウヰスキーさんは、実は北海道で単身赴任しているときに
余市蒸留所にはひとりで見学に行ったことがあり、
その時はガイドを見ながら工場内を自由に見学できた。

「宮城峡蒸留所もそうなのかなー。」と勝手に勘違いし、
余市蒸留所と同じく予約もせず伺った。

ここ、仙台蒸留所の工場見学は、すべて
「ご案内係のガイド付き蒸溜所見学」のみらしい。
予約をされている方は受付表を見る限り半数くらい。
時刻はあと少しで14時になりそうな時間。

見学受付で受付をすませると、14時開始の蒸溜所見学にまぜてもらえることができた。
到着してすぐ見学というラッキーなスケジュールだ。

余市の時と違いガイドさんが案内してくださるので、設備や施設が理解しやすい。
「マッサン」を見ていたのである程度の予備知識があったのもよかったかもしれない。

ポットスチルのところでは、
「佐川さんの「やかんやさん」が作らったやつやでー。」と、
演じた役者さん(佐川満男さんが演じてた職人さん)の名前でその場面を思い出す。

実は「マッサン」で佐川さん(役名は佐渡さん)が作ったポットスチルは「ストレートヘッド型」
ここ、仙台のポットスチルは「バルジ型(ボール型)」ということをガイドさんが説明してくださる。
鏡餅のように二段に膨らんでいるのが特徴だとか。

ニッカさんによると、
余市と宮城峡では、違うタイプのモルトを生み出すためあえて異なるポットスチル(単式蒸溜器)と加熱方式を導入。
ふたつの蒸溜所のモルトの個性を際立たせ、おいしさの幅と可能性を広げています。
ということらしい。



また、ポットスチルにしめ縄と紙垂(しでと読みます)は、竹鶴氏が造り酒屋のご子息だからということも
ガイドさんからお聞きする。
まさに、「日本のウヰスキー」という感が満載である。

つづく


夏季休暇・夫婦の珍道中 仙台じゃないけど仙台 編 12

2016-07-30 20:33:00 | 夫婦の休日(珍道中)
夏季休暇2日目の1番最初に訪れたのが
奥州平泉 中尊寺
2011年に世界文化遺産に登録された
「平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―」
のひとつ。
中でも金色堂は特に有名で、仙台から1時間30分くらいで行けるので
仙台旅行を計画したときに、「ぜひ行きたい」と思っていたので実現した。

8:00頃ホテルを出発し、9:30頃には平泉町営中尊寺第1駐車場へと到着。
ここから月見坂を上り、中尊寺を目指す。

中尊寺までは結構急な月見坂をのぼっていく。
いろんなお堂が道沿いにあり・・、
・八幡堂
・弁慶堂
・地蔵堂
・薬師堂
と、お堂のすべてで手を合わせる。
本堂で少しゆっくりお参りし、続いてモリアオガエルの
・峰薬師堂 から
・不動堂
・大日堂
・鐘楼



・阿弥陀堂
・弁財天堂
と、お堂すべてに手を合わせお参りする。

奥州藤原氏の残した文化財を所蔵する「讃衡蔵(さんこうぞう)」のところで
拝観料金を支払い、まずは「讃衡蔵(さんこうぞう)」を参拝する。
「丈六仏」と呼ばれる三体の大きな仏象をはじめいろんな文化財を見て回る。
伺ったときは、
「世界文化遺産登録五周年」ということで、
「人肌の大日如来」と呼ばれる秘仏、
「一字金輪佛頂尊」の御開帳ということで、
たまたまその柔和な優しい大日如来像を拝観することができた。

そして金色堂。



1965年に建設された鉄筋コンクリート造の覆堂の中に入る。
覆堂内のガラスケースに収められた金色堂を実際に見る。

その金色の輝き、装飾、お堂のたたずまい・・・。
すべてが
「素晴らしい!!」
覆堂の中は混雑してなかったので、夫婦で金色堂に魅了され、ゆっくりと参拝することができた。

そのあと
・経堂
室町中期頃から500年金色堂を守ってきた
・金色堂旧覆堂
を見て回った
(芭蕉の碑や、宮沢賢治の碑などを見ながら・・・)

本当は、ここで盛りだし式「平泉のわんこそば」を食べる予定だったが、
いつもの通り、ホテルで朝食をいっぱい食べたので、食べることができなかった。
残念!!

中尊寺の観光時間は2時間くらい・・とWEBには紹介されていたが
特にゆっくりしたいたわけでもないが、3時間以上滞在していた。
ということで、毛越寺も行こうと思っていたが、のちの観光のため、
平泉では中尊寺のみの観光となってしまった。

駐車場への帰り道で唯一口にした、
「ずんだスムージー」
が、とってもおいしかったのが印象に残った。

夏季休暇・夫婦の珍道中 仙台 編 11

2016-07-25 19:43:00 | 夫婦の休日(珍道中)
仙台市天文台を後にしたのは、16:00を過ぎていた。

今回の宿泊先は
「仙台国際ホテル」さん。
16:30頃にはホテルに到着。
部屋でしばし仕事を片付けた後、仙台駅方面へぷら~としに行く。

エスパルのスヌーピータウンで奥様のストレスを解消し、
駅界隈のお土産屋さんをひやかす。

お土産屋さんは、
「ずんだ」と「牛タン」と「笹かま」がメイン。
明日、帰る前に買うお土産に目星をつける。

夕食前に、阿部かま ひょうたん揚げ店さんを駅構内で発見!!
というか、実は「ひょうたん揚げ」を食べるために、ここを目指して来た。
びっくりしたのは、ひょうたん揚げのみのお店である。

「ひょうたん揚げ」を食べる。想像していたより現物は大きい。
アメリカンドックの蒲鉾版・・という感想。
蒲鉾なだけにあっさりとしておいしかった。
(TOP画像が食べかけの画像ですみません!!)
当たり付らしいが、残念ながら「はずれ」でした。

そのあと、「味の牛たん喜助」さんで夕食。
お店に到着すると、何組かの列ができていた。
僕たちが、列の一番前になるときは、いったん後ろには誰もいなくなったが、
お店に案内されるちょっと前には、また来た時よりも長い列ができた。
たくさん、牛タンのお店があるのに、待ち列がこんなにできるお店だから期待でいっぱい。

お店に案内され、生ビールとウーロン茶で乾杯し、
奥様が、牛タン焼き定食 たれ味
僕が、牛タン焼き定食 しお味
を注文し、お互い分け分けしながら食べる。
たれ味・しお味ともどちらもおいしく、交互に食べると味がかわりまたおいしい。

味噌南蛮(青唐辛子の味噌漬け)が、また牛タンの味を引き立ていて
とっても辛いのだけれど、食がすすむ。

「味の牛たん喜助」さん。
とってもおいしくいただきました。有難うございました。

ホテルへ帰って僕が仕事をかたずけているあいだに、奥様には
ホテルのデリカショップで食後のデザートを物色してもらい、おいしいデザートをゲットしてきてもらった。



これ、本当においしかったんです。食べた物が何かは忘れてしまったけれど・・・。


翌朝、
WEBでも評判の良いホテルの朝食は種類も多く、またご当地グルメもあり、
前の日に夫婦で話していた、
「ずんだ餅」をちょっとだけたべたいな~・・・という希望もかなえられた。
「笹かま」や「マーボー焼きそば」もおいてある。

なかでも「マーボー焼きそば」は初めて食べて、
「こんな食べ方もあるんや~!!」
と、その組み合わせの良さにおどろいた。
焼きそばの麺が太く、マーボー豆腐もとても辛い。
でもその異色のタッグがうまく絡み合って、とってもおいしかった。

仙台国際ホテルさん。
感じの良いスマートなホテル。朝食もおいしく、ホテルの方もとってもスマート。
奥様も
「いいホテルやね。あんたのチョイスはいつもバッチリや。」ですと。
僕も、選んで大正解だったと・・・。

お世話になりました。

夏季休暇・夫婦の珍道中 仙台 編 10

2016-07-24 21:54:00 | 夫婦の休日(珍道中)
・・・・なぜか遠いかなたで、

♪あかいめだまのさそり~♪
 ♪ひろげたわしのつばさ~♪
  ♪あおいめだまのこいぬ~♪
   ♪ひかりのへびのとぐろ~♪
    ・・・・・・・・・・・・♪
と、歌っている。

すこしづづ覚醒してくると、目の前のスクリーンには
すでに終わりかけている、プラネタリウム特別投影
「銀河鉄道の夜。」のエンディングがとびこんでくる。

「よう寝てたな~。」
と小声で語りかけられる。
まだ、ゆめうつつの僕は、それでも「やっちまった感」満載で・・・。

オープニングの白鳥が飛ぶシーンと、
「ではみなさんは、そういうふうに川だといわれたり、乳の流れたあとだと
いわれたりしていたこのぼんやりと白いものがほんとうは何かご承知ですか?。」
冒頭の先生のセリフのシーンは確かに覚えている。

昨日、1時間くらいしか眠れなかった「つけ」がここでいっきにまわってきた。
楽しみにしていたはずの
「銀河鉄道の夜」は、
~Zzz  ~Zzz  ~Zzz となってしまった。

ゆっくり寝れたので、少し元気になって、とっても楽しみにしていた
「プラネタリウム」から出る。
思いっきり悔しいが、あとのまつり。
それでも、このあとの数日間、
「星めぐりの歌。」
(冒頭に書いた、♪あかいめだまの・・♪  の歌)
が、僕の日常のテーマソングとなった。

再度、展示室に戻り展示物を眺め、
天文ライブラリーに並んでいる物を眺めてみる。
ミュージアムショップには、人気の
・アースキャンディ
・ムーンキャンディ
・ジュピターキャンディ
・オーロラキャンディ
が、たくさん並んでいた。

ちょっと前までは超絶人気商品で、購入本数制限もされていたみたいだが
今年の初めころからは制限もなくなり、在庫もたくさん置いてあった。

この、「美しすぎるコズミックキャンディ」
本当に美しい。
この商品化のアイデアは抜群!!。

ほかにもなかなかアイデアに富んだ商品が並べられていて、
見ているだけでも楽しくなる。

キャンディや星形・月型のせんべいなんかをしこたま買って、
ちょっと悔しい思い出となった、
「仙台市天文台」
を後にした。
「ここに来た子供たちの中で、宇宙飛行士や天文学者になる子がいればいいな~。」
と願いつつ・・・・・。


夏季休暇・夫婦の珍道中 仙台 編 9

2016-07-22 20:33:00 | 夫婦の休日(珍道中)
ひとみ望遠鏡の見学のため3階にに上がる。
ここも子供さん連れの方たちでいっぱいである。

天文台の学芸員さんが子供にもわかりやすく天文台や望遠鏡のことを
説明されていた。

「初めて望遠鏡で天体観測をしたのはだれ?」
とか、
「その人は一番最初に何を観測したでしょう?」
なんてクイズ形式で皆さんに質問される。

僕はそのたびに、
「ガリレオ・ガリレイ」
「月やで~」
と、奥様だけに聞こえるような小声で答える。
ガリレオは、土星を見たとき「耳がある。」と表現したという話をされたとき、
「僕と全く一緒や、土星を初めて見たとき「耳やんけ」とおもたもん。」

なんて、後から考えると、
「何をわれ先にに答えていたんだろう?
ガリレオと同じこと思っていたからなんなや!!。大人げないなー。]
と、思うけど、どうやらその時の僕はすっかり子供の気分だったのだろう。
恥ずかしい話や!

ひとみ望遠鏡は口径1.3m望遠鏡。
学芸員さんは「宇宙をみる眼」ということでひとみ望遠鏡と紹介されていたが、
僕は、口径が1.3mやから「ひと(1)み(3)」なんと違うのかなー・・・。
なんてぼんやり考えていたので、肩透かしをくらってしまったかっこうだ。

口径1.3mというと集光力もすごいんやろなー・・。と思っていたら、
昼間に撮られた「シリウス」の写真を見せて回ってくれた。
(昼間でも星が見えるんですよーということです。)
僕たちのところに見せに来てくれた時に、
「しー太郎やで。」
と、奥様にささやいたのは、僕たちだけの秘密です。

昔とったなんとやら・・・。
懐かしいやら、忘れていたことを思い出してうれしいやら・・・。

僕にとって、忘れられない時間と思い出になりました。

つづく

夏季休暇・夫婦の珍道中 仙台 編 8

2016-07-21 19:36:00 | 夫婦の休日(珍道中)
仙台市天文台に到着した。
僕はもう子供に戻ったかのように期待で胸をふくらませ、
早足で天文台へと急ぐ。

インフォメーションで観覧料【展示室+プラネタリウム1回】を購入。
「今からですとプラネタリウムは14:30からの銀河鉄道の夜になりますがよろしいですか?」
と、問われる。
半分「銀河鉄道の夜」が目的だったので元気よく
「ハイ、いいんじゃないですか!!」と答える。

時間は13:45くらい。
プラネタリウムの投映時刻までまだ時間があるので、まずは展示室を見て回る。
展示室内は親子連れや、お孫さん連れらしい方たちがたくさんいらっしゃる。
どちらかというと子供たちのほうが多い。

最近は宇宙が身近になり、夢を抱いてもかなえられるチャンスは
僕たちの時代より格段に確率は上がったと思う。
僕が子供のころは、日本人の宇宙飛行士なんて夢にも思わなかったし、
国際宇宙ステーションで人が宇宙滞在するなんて、遠い未来のおとぎ話
くらいにしか思っていなかった。

展示室いる子供たちの中に、
「ひょっとして、この中の誰かがここに来たことにインスピレーションを受けて
宇宙飛行士や天文学者になる子がいるかも・・・。」
と、ぼんやり考えていた。

展示物はいろんな天体のことがいろんな角度で分かりやすく説明してあり、
見かけの天空に見える星と、実際の地球からの距離が分かりやすく展示してあったりと、
かなたに忘れ去られていた記憶がよみがえり、とても楽しめる。
じっくり見て回ると1日かけても足りないかもしれない。

星座表を見て、奥様に
「これが、「すぴか」(我が家に初めて来た犬の名)、
そしてこれが、「プロキオン」、小犬座の一等星。(すぴかの子供の犬の名)
そしてこれが、しー太郎、大犬座の一等星「シリウス」やで。」
と教える。
「すごい、全部近くにあるやん。」と奥様。
「そらそうや、冬の星座の星と春の星座の星やから、見た目は近くに並んでるようにみえるな~。
「すぴか」は牛飼い座の「アルクトゥールス」と、春の夫婦星とよばれるし、
「プロキオン」と「シリウス」は冬の大三角の一員なんや。
「シリウス」は全天恒星の中で一番明るく見えるんやで。

「すぴか」は春に生まれたし、「ぷー(プロキオン)」と「しー太郎(シリウス)」
は冬生まれやろ。
ちゃんと生まれた時と、星の見える季節をあわせて名前つけてあるんやで。」
「へー、ちゃんと考えてるんや、知らんかった。」
などと、ちょっとだけなんちゃって天文少年の自慢話。

目を輝かせて展示物を見ていると、
「ひとみ望遠鏡見学」のアナウンスが流れた。

「「ひとみ望遠鏡」、見にいこ!!」
と、奥様を連れて3階へ・・・・。

また、いらんことかいていたら長くなってしまった。まあええか。
つづく

夏季休暇・夫婦の珍道中 仙台 編 7

2016-07-19 20:36:00 | 夫婦の休日(珍道中)
日本三景の松島をさら~と見てまわった。
さら~と見てまわっても3時間ほど過ぎている。
あらかじめWEBで調べていた「松島の観光時間」では、
1時間~5時間くらいと回答はまちまちだったが
ぐっしり観光してしまえばやっぱり1日かかりそう。

さて、車は「ずんだシェイク」をちゅ~ちゅ~しながら仙台中心部へ向かう。
時刻は12:40くらい。
奥様には行先は内緒。
途中SAに寄りながら松島より小1時間ほど走ってついた先は・・、

「仙台市天文台」。

小学校の時、お年玉をためて天体望遠鏡を買ったとき以来、僕は
「なんちゃって天文少年」。
今でこそ全く星空を見上げることもないし、中学生の時に一念発起して買った
当時10万円くらいした高橋製作所の赤道儀の望遠鏡も、
結婚したときの新居への引っ越しの時に、弟に譲り渡して以来、
望遠鏡をのぞいたことは一度もない。

「なんちゃって天文少年」の名残は飼犬の名前がすべて
一等星の名前になっていることくらい。

年をとって星空への想いがよみがえり、WEBで「仙台・観光」で検索したときに
「仙台市天文台」が紹介されていたので、是非とも伺いたいと思っていた。

調べてみると、「仙台市天文台」にはプラネタリウムもあり、
岩手県花巻市で生まれた「宮沢賢治 生誕120年」ということもあるのか
プラネタリウムの特別投映では、「銀河鉄道の夜」を投影されている。

宮沢賢治も、小学生のころ父にもらった一冊の本、
「風の又三郎」
を読んで以来、ほかの作品を読みまくったことがあり、
昔の想いがダブルでひたれる場所が、観光で訪れたここ仙台にあった。

プラネタリウム特別投映の、「銀河鉄道の夜」は14:30からだったので、
実はこの時間に合わせて松島を出発する時間を調整していたのです。

何とか、14:00になる前に
「仙台市天文台」
に到着することができた。

いらんことかいていたら長くなったので・・・
つづく