Yasun's Such A Feeling

やあさんのこんなかんじ。

☆ 飛鳥光の回廊2016 ☆彡

2016-08-29 20:00:00 | でんきランダに乗って
ここ数年、この時期の恒例となっているのが、
「飛鳥光の回廊」

2013年 伺ったときは台風のため中止。
2015年 ついたとたん大雨。数か所中止。それでもびしょぬれになりながら散策。
と、2014年は普通に楽しめたが、過去直近は私たちとあまり相性の良くないこのイベント。
それでも、この時期は夫婦で決まりごとのように明日香へと行ってしまう。

今年はまず16:00をめどに明日香村に到着するよう計画。
と、いうのも、奈良県立万葉文化館で
「判じ絵の世界 目で見る江戸のなぞなぞに挑戦」
が開催されており、面白そうだったのでぜひ見てみたかった。

判じ絵とは、
言葉を人や物の絵に置き換え、その絵に対する音で色々なものを表現した絵。
歌舞伎役者の名や、地名、道具などありとあらゆるものを言葉ではなく絵で
ユーモラスに表現してあり、それを見て答えを導き出す。

会場に入るとたくさんの判じ絵が展示してあり、
全部じっくり見てしまうと1日あっても時間はたらないだろうと想像できる。

ただ、普通に判じ絵を見ても、私たちに判ずることはできなかった。
判じ絵には一定のパターンがあり、そのルールで読ませるものらしいのだが、
まず表現されている題材にあまり馴染みがない。
答えが書いてあるのだが、
「そー読むんや??」としか感想が出てこない。

私たちは1枚1枚、わりと時間をかけて見て回ったためか、後から来た人にどんどん抜かされていく。
わからないなりにも、そのユーモラスな判じ絵を、「館内はお静かに」と掲示してあったが、
「あ-だこーだ」と夫婦でわいわい話しながら見ていった。(迷惑にならない程度の会話で)

1時間くらい、判じ絵づけになって夫婦で出した結論。
「昔の人も下品なネタが大好きや!!」

判じ絵の後は石舞台会場へ歩いて移動し、「C’festa~シェフェスタ~」で腹ごしらえをする。
毎年、同じようなものを食べてるような気がする。

おなかもふくれたため、バスに乗って高松塚会場へ移動。



今年は、
「熱気球で上空から飛鳥光の回廊の地上絵を見ることができる。」
とのことだったが、極度の高所恐怖症の方が同伴のため、体験はしなかった。

ますは高松塚古墳にご挨拶。



そして、光の地上絵が見渡せる高台へ移動。
今年の光の地上絵、テーマは
四神より「玄武」。



高台から降りてくる階段では、熱気球がきれいだった。



またまた、バスに乗って川原寺で下車。
多くの方がこのコースをたどられたみたいで、石舞台から同じバスに乗った方々が、
高松塚でまた一緒のバスになり、ほぼ同じ顔ぶれがここ川原寺で下車された・・・。という王道コース?



歩いて、岡地区、「万葉の明かり」を楽しみ、




原文: 今日可聞 明日香河乃 夕不離 川津鳴瀬之 清有良武  作者: 上古麻呂(かみのこまろ)

途中、毎年買う「焼きまんじゅう」を買って、食べながら飛鳥寺まで歩く。
飛鳥大仏にお参りして、明日香村に拠点をおく
「まほろば太鼓団 魁会」
の、20:00の太鼓のパフォーマンスをちょうど見ることができた。

太鼓のパフォーマンスを見たあと、蘇我入鹿の首塚へお参り。
飛鳥坐神社(あすかにいますじんじゃ、あすかにますじんじゃ)に移動しお参り。





なんだかんだで、ここで21:00ちょっと前になり、奈良県立万葉文化館へ戻り帰路についた。
(去年から日帰りにしてしまった。)



毎年思うが、
「1日では足りない。でも2日も続けて歩けない!!」
というこの「飛鳥光の回廊」
「来年も来てね!!」
と、いうことやと夫婦で納得し、来年も夫婦で楽しみにして、また「飛鳥光の回廊」に来るつもり。
ま、その前に来月の
「彼岸花まつり」
も、伺う予定なのだけれど・・・・。

「飛鳥光の回廊。」体験歩数・・・・・・25,331歩 移動距離約20キロ
よく歩きました・・・・。



夏季休暇・夫婦の珍道中 仙台 編 15

2016-08-23 20:07:00 | 夫婦の休日(珍道中)
「ニッカウヰスキー仙台工場宮城峡蒸溜所」さんを15:00ちょうどに後にする。

まだ時間はあるのだがここで思わぬ伏兵が・・・。
仙台市内に向かう道路、作並街道が渋滞。
のちに予定していた立ち寄り先をすべて削って、最後に一か所だけ、
「仙台に来たら、ご挨拶しとかなあかんやろ~。」
と、むかったのが、仙台城跡(青葉城跡)。



伊達政宗に挨拶しとかなあかんと、一番に「伊達政宗騎馬像」の前に立つ。
どこかのツアーのガイドさんのガイドを、横で知らんぷりをしながらがっつり聞いて、
「伊達政宗公の視線は自分のお墓、霊廟国宝「瑞鳳殿」を見下ろしているですよ。」
と聞いたとき、
「いきたかったな~、でももう時間がないわ。」
と、立てた計画が甘かったことが露呈してしまった。

結局、ここでは「伊達政宗騎馬像」を画像におさめ、
ずんだジェラートと牛タンまんを食べて、それでも40分くらい散策して
仙台城跡(青葉城跡)をはなれた。

空港まではじゅうぶん余裕があるはずなのに、空港までの道も渋滞がひどく、
1時間30分ほどかかってしまった。
渋滞がなければ、1時間もかからないハズなのに・・・。

あわただしくレンタカーの返却をして、空港に向かう。

お土産は約束した通り、阿部蒲鉾さんの笹かまぼこを買い、
松島でおいしそうだった、松かまさんの蒲鉾も買い、
(蒲鉾だらけになってしまったが、しー太郎がだいぶん「がっついて」くれて、賞味期限までには消費できた。)
行く先々でお目にかかり、奥様が「かわいい」と、とっても気にいっていた
「むすび丸」のマスコットを買って、



(むすび丸はどこへいっても目にしたが、そのたび僕たちは
 「おにぎり侍」だの「おむすび丸」・「おにぎり丸」だのと言っていて、ちゃんと名前が分かったのは、
 「むすび丸」のマスコットを買ってからだったという「おち」もついた。)
飛行機に乗り込み、帰路へ着いた。



珍道中-仙台・中尊寺-編、だらだらと長くなったが、一巻の終わり。
おあとがよろしいようで・・・・。





夏季休暇・夫婦の珍道中 仙台 編 14

2016-08-18 20:12:00 | 夫婦の休日(珍道中)
北は北海道・札幌 から 南は九州・沖縄まで
なんていうフレーズはよく聞いたりするのだが・・・・。

8月に入り、まさに札幌出張から沖縄・那覇へ出張と
日本の北から南へ移動してまいりました。
結構ハードな出張だったので、家に帰ったときは
「やっと帰ってきた~。」
と、実感していたのだが・・・・

「あんた、まだ帰ってきてへんで!!
 私たちまだ、「ニッカさんの工場見学」したまま帰ってないし~。」
言われて、なんのことか、
「????。」
「あ~、WEBLOGのことや!!」
と、気づいた。
と、いうわけで久しぶりの更新で・・・・。

ニッカウヰスキーの工場見学は樽が保管してある貯蔵庫へと進む。



ここでウイスキーを貯蔵し、熟成させていくのだそうだ。
ここでは熟成の過程を、ウイスキーの「色」と「香り」で確認させてもらえた。



ニッカウヰスキーさんのマスコットキャラクターにはモデルがいることも教えてもらう。
「キング・オブ・ブレンダーズ」 で 19世紀、ウイスキーのブレンドの重要性を説いた
W・P・ローリー氏がモデルだという。

ウイスキーといえばこの顔を思いうかべるし、札幌すすきの交差点の電飾大看板も
すすきののランドマークとなっている。

貯蔵庫を出るとゲストホールに移動し、ウイスキーの試飲がさせてもらえる。
もちろん、僕はドライバーなので、ウイスキーの試飲はだめ。
その代わり奥様が、普段お酒を飲まないのに試飲。

もちろん、普段お酒を飲まないので、ウイスキーの違いなんて分からないだろうけれど、
「これ、おいしい~。」
とアップルワインを、ちびりちびりやってました。

SHOPでチョコレートやゼリーを、その入れ物に魅せられ、たくさん買いまくり



ニッカウヰスキー仙台工場宮城峡蒸溜所さんを後にした。

工場見学と試飲、お土産の買い物すべて含めて、ほぼ1時間。
なかなか工場見学なんてしていなかったから、また実際に稼働しているところを
見学できたのは貴重な体験だった。

またまた、つづく
いつ家に帰れるのだろう?
 

夏季休暇・夫婦の珍道中 仙台 編 13

2016-08-01 21:49:00 | 夫婦の休日(珍道中)
岩手県平泉の世界遺産を少しだけ観光し、
また宮城県仙台市に戻ってきた。

観光できる時間ももうわずか。
今回の仙台訪問で行きたいところでどうしても外せなかったのが、
「ニッカウヰスキー仙台工場宮城峡蒸溜所」



朝の連ドラの「マッサン」をかかさず見ていた奥様に、
「ニッカウヰスキーの工場見学できるけれど、行く?」
と聞いたときに、「ぜひに。」ということだったので計画。

ニッカウヰスキーさんは、実は北海道で単身赴任しているときに
余市蒸留所にはひとりで見学に行ったことがあり、
その時はガイドを見ながら工場内を自由に見学できた。

「宮城峡蒸留所もそうなのかなー。」と勝手に勘違いし、
余市蒸留所と同じく予約もせず伺った。

ここ、仙台蒸留所の工場見学は、すべて
「ご案内係のガイド付き蒸溜所見学」のみらしい。
予約をされている方は受付表を見る限り半数くらい。
時刻はあと少しで14時になりそうな時間。

見学受付で受付をすませると、14時開始の蒸溜所見学にまぜてもらえることができた。
到着してすぐ見学というラッキーなスケジュールだ。

余市の時と違いガイドさんが案内してくださるので、設備や施設が理解しやすい。
「マッサン」を見ていたのである程度の予備知識があったのもよかったかもしれない。

ポットスチルのところでは、
「佐川さんの「やかんやさん」が作らったやつやでー。」と、
演じた役者さん(佐川満男さんが演じてた職人さん)の名前でその場面を思い出す。

実は「マッサン」で佐川さん(役名は佐渡さん)が作ったポットスチルは「ストレートヘッド型」
ここ、仙台のポットスチルは「バルジ型(ボール型)」ということをガイドさんが説明してくださる。
鏡餅のように二段に膨らんでいるのが特徴だとか。

ニッカさんによると、
余市と宮城峡では、違うタイプのモルトを生み出すためあえて異なるポットスチル(単式蒸溜器)と加熱方式を導入。
ふたつの蒸溜所のモルトの個性を際立たせ、おいしさの幅と可能性を広げています。
ということらしい。



また、ポットスチルにしめ縄と紙垂(しでと読みます)は、竹鶴氏が造り酒屋のご子息だからということも
ガイドさんからお聞きする。
まさに、「日本のウヰスキー」という感が満載である。

つづく