もう1つの感性の本棚

書くことを仕事にしている者として、日常をどのような感性で掬い取るか。

締め切りという感覚15~組織に所属していないという幻想

2006-05-31 18:43:29 | 締め切りという感覚
 今いる職場で、自分に関わる多くの問題が噴出している。

 世間の常識からすれば、初歩的なことばかりだ。
 まず自分の外注の仕事。本ブログでも遅れまくりの進行具合を記してきたが、火ダルマ状態になりつつある。どうなってるんだという社内でのチェックも入ってきた。
 実はすでに相手側の予算執行のタイミングの関係で、入金されており、夏のボーナスを前に会社としてそのカネに手を付けていいのかどうか確認する必要が出てきたのだろう。
 最悪、違約金を相手に支払う事態もあり得る。
 そうなると、組織から自分にペナルティが下されるだろうが、それ以上に不履行ということになれば自分の中で、大きな虚無感という残痕となろう。

 次に組織管理の問題。組織には自分に権限がないことを起案する時、稟議書を書く。同じ部の後輩が海外出張をする際、アポを先に決め、企画書、稟議書を出すのを遅らせた。出したのは出張前日。繰り返し、せかしてはいたが、常識を逸したタイミングだった。彼は今中国にいる。本人が旅立った後、問題化した。
 さて、もう1つ管理の問題。基本である出退勤で、後輩の女性が5月中ほぼ全日遅刻、後輩の男性が集中的に1週間続けて遅刻という事態になった。それをチェックできず放置していたのはなぜかと問題になっている。

 問題になるのは当たり前。管理者として自分が機能していないのも事実。何も抗弁することはない。
 管理するのはその仕事内容、というのは言い訳でしかない。

 書き並べてみると、本当にひどい。お前は何に対してギャラを取っているのかというレベルだ。他に万一功績があったとしてもそれは通用しない。
 まるで破綻者の集まりみたいな感じだが、見た目、それでも社会生活を送っている。破綻しないのはよほど恵まれているんだね、と言われても仕方がない。
 日頃、言われるまで自由にやっていて、組織に属しているという意識はないがそれは幻想でしかない。
 クリアするかリタイアするか、今度はその締め切りが生まれた。
  

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