もう1つの感性の本棚

書くことを仕事にしている者として、日常をどのような感性で掬い取るか。

締め切りという感覚19~きょうも夜なべ仕事

2006-06-15 01:01:51 | 締め切りという感覚
今夜もまだ外注原稿やってます。

ゴールはどうにか見えてきた。
未処理ページ数が1ケタになってきたからだ。
しかし、生活のリズムはメチャクチャになってきた。

例えば、今、0時45分だが、深夜という感覚がない。それと同じように日中、昼間という感覚がない。
常に、資料とパソコンが目の前にあって、ひたすらキーを叩くのが全世界の出来事になってしまった感じ。
そして、こうした作業を続けているとまとまった時間の単位というものが感覚的になくなってきて、3時間や6時間がとても短いものに思えて仕方がない。

まともな感覚でなくなってきたようだ。

この外注の仕事に取り掛かった初期には忌避が続いた。その時は机に座るのが億劫だったが、どっぷり浸かってしまうと、今度は座ることで安心する。

この感覚が生活の中心に据わってくると、食事をしている時でも机に戻りたくなる。家人の苛々はさらに募る。
「早くおしまいにして、温泉行きたい」とこちらが言っても、「本当にそう思ってないでしょ?」と取り合わない。
いつもなら夏休みの計画に入っている時期。
しきりに「今年はどうするの?」と聞いてくる。

実は、ギアナ高地のエンゼルフォールと、イグアスの滝を見るツアーがあって(1人60万円以上と高いが)、それに参加するつもりなのだが、それを言っても家人は疑惑の視線を向けてくる。

仕事もこなした上で、こうしたリズムを本来の自分が集中したいことに活かすことが出来、尚且つ家人とのコミュニケーションも修復出来れば最高の好循環になる。

是非そうしたいものだ。