カナロアガール、クラス慣れが必要な敗戦

今日、カナロアガールは新潟で牝馬限定1勝Cに出ましたが、力負けも思わせる敗戦でした。もう少しやれる感じだったのでショックですね。ですが、切り替えてやって欲しいです。


・カナロアガール 新潟8レース 牝馬限定 1勝C 12着
遅れ気味のスタートから、道中は中団の後方。直線に向いて馬群の中から抜け出しを図りましたが、残り150ｍあたりで失速。結果12着での入線となっています。
「（工事のため美浦の）ウッドが使えないこともあって調整がしづらい面もあるでしょうし、休み明けの分もあったのでしょう。いい感じで直線を迎えましたが、最後は止まってしまいました。少しクラス慣れが必要なのかもしれませんが、馬は良くなっていますからね。慣れてくれば、またやれると思います」（三浦騎手）

「馬の状態が良かっただけに、いきなりからでも、もう少しやれると思っていましたが、鞍上曰く、最後は止まってしまったようですね。ただ、ここで無理して連戦させるのもどうかと…。慌てず、大事に考えていきたいところです」（田村調教師）

◆昇級も苦にしないタイプと見ていただけに、これほどの大敗は予想外。休み明けでも増減なしでの出走となったあたり、もうひと回りの成長とパワーアップが必要なのかもしれません。なお、このあとは、「もう一度放牧を挟んで、秋の東京開催をイメージ」（調教師）。再調整を図り、走り慣れた舞台での巻き返しを狙っていく予定です。（ＨＴＣ）

パーフェクトラヴ、デビュー戦は5着

今日、札幌で愛馬パーフェクトラヴがデビューしました。レースは若さを見せましたが、見所もあっての掲示板確保。次回は一息か続線かわかりませんが頑張ってもらいたいですね。


・パーフェクトラヴ メイクデビュー札幌 5着
重心が高めのスタートになり、前半は中団の後方。４角よりジワッと位置取りを上げ、直線で差を詰めにかかりましたが、結果５着での入線となっています。
「稽古の時はうまく動いてくれましたが、今日は馬場に入ってテンションが上がり、ジャンプスタートになってしまう形。その後も道中で外を向こうとするなど、若さのほうが出てしまいましたね。直線では良いところを見せてくれたように能力はありそうですから、これ以上テンションを上げすぎないよう、大事に育てていきたいところです」（藤岡康騎手）
◆初めてのレースの雰囲気に気持ちが高ぶってしまったようで、ゲートを伸び上がるように出てしまい、道中は頻繁に頭を上げるシーンも。今回は若さを露呈する格好となりましたが、それでも直線では際どい３着争いに加わってきたように、陣営が認める能力の部分も垣間見ることができました。なお、このあとは、実戦を使ったことによる心身両面のリアクションともよく相談をしながら。馬をあまり追い込みすぎることのないよう、慎重に検討していく構えです。（ＨＴＣ）