仕事が忙しく、このところフィールドへ出ていない。というのは口実で、この暑さに、心がなえていた。
実は、明日より一週間、小笠原へ出張する。東京から南へ約1000kmも行くのだが、最高気温は、ほぼ30~31度程度。もう種の東京から南の島へ避暑に行くということになりそうだ。
8月15日。というわけで、このままでは2週間も間が空いてしまうと思い、一念発起、暑さの中を散歩に出かけた。
暑いとわかってはいるものの、やはり暑い。とりあえず最初のポイントへ向かう。
「しまった!」これが最初の感想だ。チョウ相が、明らかに変わっている。まず、やたらとイチモンジセセリが多い。そろそろ増えるはずだとは思っていたが、このタイミングか…。せめて3日ほど前に確認しておくべきだった。

イチモンジセセリ とにかく沢山いた いずれも2013-08-15 世田谷
それから、キアゲハがやけに目立つ。冷房の利いた部屋から庭を見ていて、キアゲハが居るなとは思っていたが、歩いてみると、明らかに多い。それに、ルリシジミ。小さなシジミはほとんどヤマトシジミだったのに、今日は、同じくらいいる。

キアゲハ 2013-08-15 世田谷 ルリシジミ 2013-08-15 世田谷
ふと気が付くと、今日はあまりにもたくさんのチョウが出ている。一言で言うと、この季節に普通に見られるチョウが、もれなく出ているということだろうか。あとは、タテハチョウ科のチョウが出れば、ほぼパーフェクトだ。
そう思いながら歩き、最後の砧公園付近に来ると、出るは、出るは!ちゃんと残りのチョウが姿を現してくれた。

サトキマダラヒカゲの交尾 2013-08-15 世田谷 モンシロチョウ 2013-08-15 世田谷
終わってみると21種類。一応出現種のリストを示しておこう。
2013年8月15日 9:40~11:50 出現種 世田谷区(瀬田、岡本、砧)
アゲハチョウ科 ナミアゲハ、キアゲハ、ナガサキアゲハ、クロアゲハ、アオスジアゲハ
シロチョウ科 モンシロチョウ、モンキチョウ
シジミチョウ科 ヤマトシジミ、ルリシジミ、ベニシジミ、ウラギンシジミ、ムラサキシジミ
タテハチョウ科 ツマグロヒョウモン、コミスジ、ルリタテハ、アカボシゴマダラ
ジャノメチョウ科 ヒメジャノメ、ナミヒカゲ、サトキマダラヒカゲ
セセリチョウ科 イチモンジセセリ、キマダラセセリ
※ジャノメチョウ科は、最新分類では、タテハチョウ科に統合している。
である。あえて抜けている種を上げるなら、キチョウと、ゴマダラチョウくらいだろう。
4月12日から始めた今シーズンのチョウの調査。これまでは7月6日に記録した17種が最高であった。その後12種程度で推移していたが、今回21種。これで小笠原から帰ってみると、どうなっているのだろう…。
最後に、今日までの調査記録の中から、種数の変化のグラフを示しておこう。

明後日の昼には、小笠原の父島に着く。なんとか、向こうから、記事を書いてみよう。
それでは、小笠原通信をお楽しみに!
実は、明日より一週間、小笠原へ出張する。東京から南へ約1000kmも行くのだが、最高気温は、ほぼ30~31度程度。もう種の東京から南の島へ避暑に行くということになりそうだ。
8月15日。というわけで、このままでは2週間も間が空いてしまうと思い、一念発起、暑さの中を散歩に出かけた。
暑いとわかってはいるものの、やはり暑い。とりあえず最初のポイントへ向かう。
「しまった!」これが最初の感想だ。チョウ相が、明らかに変わっている。まず、やたらとイチモンジセセリが多い。そろそろ増えるはずだとは思っていたが、このタイミングか…。せめて3日ほど前に確認しておくべきだった。



イチモンジセセリ とにかく沢山いた いずれも2013-08-15 世田谷
それから、キアゲハがやけに目立つ。冷房の利いた部屋から庭を見ていて、キアゲハが居るなとは思っていたが、歩いてみると、明らかに多い。それに、ルリシジミ。小さなシジミはほとんどヤマトシジミだったのに、今日は、同じくらいいる。


キアゲハ 2013-08-15 世田谷 ルリシジミ 2013-08-15 世田谷
ふと気が付くと、今日はあまりにもたくさんのチョウが出ている。一言で言うと、この季節に普通に見られるチョウが、もれなく出ているということだろうか。あとは、タテハチョウ科のチョウが出れば、ほぼパーフェクトだ。
そう思いながら歩き、最後の砧公園付近に来ると、出るは、出るは!ちゃんと残りのチョウが姿を現してくれた。


サトキマダラヒカゲの交尾 2013-08-15 世田谷 モンシロチョウ 2013-08-15 世田谷
終わってみると21種類。一応出現種のリストを示しておこう。
2013年8月15日 9:40~11:50 出現種 世田谷区(瀬田、岡本、砧)
アゲハチョウ科 ナミアゲハ、キアゲハ、ナガサキアゲハ、クロアゲハ、アオスジアゲハ
シロチョウ科 モンシロチョウ、モンキチョウ
シジミチョウ科 ヤマトシジミ、ルリシジミ、ベニシジミ、ウラギンシジミ、ムラサキシジミ
タテハチョウ科 ツマグロヒョウモン、コミスジ、ルリタテハ、アカボシゴマダラ
ジャノメチョウ科 ヒメジャノメ、ナミヒカゲ、サトキマダラヒカゲ
セセリチョウ科 イチモンジセセリ、キマダラセセリ
※ジャノメチョウ科は、最新分類では、タテハチョウ科に統合している。
である。あえて抜けている種を上げるなら、キチョウと、ゴマダラチョウくらいだろう。
4月12日から始めた今シーズンのチョウの調査。これまでは7月6日に記録した17種が最高であった。その後12種程度で推移していたが、今回21種。これで小笠原から帰ってみると、どうなっているのだろう…。
最後に、今日までの調査記録の中から、種数の変化のグラフを示しておこう。

明後日の昼には、小笠原の父島に着く。なんとか、向こうから、記事を書いてみよう。
それでは、小笠原通信をお楽しみに!
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