7月11日(金)第5回100年健康講座を幡羅公民館で開催しました。
今回は、期を跨ぐ活動として行い、8期会からは20名、他期からは27名で合計47名の参加でした。
講師を深谷寄居在宅医療連携室コーディネーターの鈴木眞知子様にお願いし、テーマは「さあはじめよう!ACP・人生会議 ~ハッピーエンドを迎えるために~」です。
「人生会議」とは、もしものときのために、あなたが望む医療やケアについて前もって考え、家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取組のことです。
講座は2部構成で行いました。前半が鈴木講師によるACP会議の必要性の講義。後半はカードを使った「もしバナ」ゲームです。
鈴木講師は「人の死亡率は100%です」との冗談を交えながら、高齢者必須の終活の意義と受講生の各々がもしもの時に何を望むか。そしてそれを残される家族等に事前にどのように伝達するかを楽しく講義していただきました。
後半はカードを使った「もしバナ」ゲームです。手持ちのカードと場にあるカードを交換しながら、希望する対応を選んでゆきます。
あらたまって家族と話し合うのは何となく気が引けることですが、それでも、もしものときにどう在りたいかを家族と考えるきっかけを作っていただいた講義でした。
最後に埼玉医師会発行の「私の意思表示ノート」や深谷市発行の「ハッピーエンドを迎えるためのノート」等の資料を頂きました。
有効活用したいですね。
記 宮 沢