8期会の「100年健康講座」は人生を楽しむために健康年齢を維持することを目的に講座を開催していますが、いつかはだれか(家族、施設)のお世話にならざるを得ない時がきます。その時の為に、お世話になるかもしれない高齢者施設の見学を計画しました。
場所は熊谷市玉井にある「はなぶさ苑」。今年の3月にダメ元で施設見学をお願いしたところ、快く引き受けていただきました。但し、1回の見学人数は10人以内との事で、8期会内に募集展開したところ、20人の応募があったので、7月12日(金)、19日(金)の2回に分けて施設見学会を実施しました。
10時に幡羅公民館駐車場に10人が集まり、乗用車3台に分乗して10分程度で「はなぶさ苑」に着きました。
「はなぶさ苑」に着いて最初は施設の簡単な説明を聞きました。元気な時から入れる「レジデンス」から介護認定を受けてから利用できる「ショートステイ」、「デイサービス」、「デイケア」、「特養」まで介護施設の概ね総てが揃っている様でした。
説明の後は施設見学になりました。「デイサービス」、「通所リハビリセンター」等を見学しました。「はなぶさ苑」の担当者との約束で写真撮影はOKですが、利用者は写さないで下さいとの事で、施設の中までは撮影で出来ませんでしたが、利用者は各々楽しくすごしている様に見受けられました。
又、施設内にはコーヒーショップやちょっとしたお菓子の販売もしています。但し、現金で買えるのではなくて、「はなぶさ苑」独自のポイントカードがあって、ポイントを貯めるとコーヒーやお菓子に引き換えることができます。どうやってポイントを貯めるか?それは施設内のリハビリやイベントに参加するとポイントが獲得できる仕組みになっています。健康を維持、及び、回復させる良い仕組みと思いました。
その後は、「レッドコード」というリハビリ器具を体験しました。ストレッチと脳機能の訓練効果があり、体験後は体がすっきりした感覚でした。
その後は、「はなぶさ苑」で提供している昼食を戴きました。管理栄養士さんからは、カロリー650Kcal、塩分3gと説明を聞きました。大変おいしくて、これを戴くために毎日通いたいなという気分になりました。
12日 焼き魚 19日 チキン
昼食後は、質疑応答となり、参加者からは沢山の質問が出ました。やはり、身近な課題であったことが伺えます。
12日(金)はまだ梅雨時で帰りは大雨、19日(金)は梅雨明けで猛暑になりましたが、両日とも1時30分頃には幡羅公民館に戻ることが出来ました。
今回の施設見学は各回10名で行いましたが、「はなぶさ苑」からは数人からでも施設見学可能との事で、今後も希望者がいれば、施設見学を申し入れようと考えています。
記 宮沢 亘