E46 のち ぎんびー時々ナナエフ

腰痛おやぢのつれづれ日記

8月に読んだ本

2023-09-01 12:23:38 | book
はやいもので、もう9月ですよ。
 
どうします?(^^;
 
今年も残り1/3です。
 
ハァ・・・・溜息が出る。
 
暑くてしょうがないから。(笑)



さて、先月読んだ本です。
 
今年21冊目は、半藤一利「日本のいちばん長い日」
 

 
お盆前、丁度タイムリーな感じで読みました。
 
1945年のポツダム宣言受諾前後を記録したノンフィクションです。
 
読まれた方もたくさんいると思いますし、映画の原作にもなっていると思います。
 
阿南陸相の自刃のシーンは、泪せずにはいられません。(^^;
 
しかし、私の見方が悪いのか、何か美化されているように思えるのは私だけ?



22冊目は、ピエール・ルメートル「傷だらけのカミーユ」
 

 
この本は、「その女アレックス」「悲しみのイレーヌ」のカミーユ・ヴェルーヴェン警部の物語です。
 
作品内の時系列では、「悲しみのイレーヌ」から「傷だらけのカミーユ」そして「その女アレックス」かな。
 
でも、日本では翻訳された順に、アレックス、イレーヌ、カミーユだったようです。
 
しかし、それが逆によかったような気がします。
 
横山秀夫の「64」と賞レースを争ったみたいですね。
 
この三部作は面白かったです。



23冊目は、原尞「私が殺した少女」
 

 
問題はこの本ですよ。(^^;
 
この本、発売当初買って読んで・・・・ないですね。(笑)
 
買って、書棚にしまったまま、だったようです。
 
どおりで、内容を知らなかったわけだ。(^^;
 
当時は若くて、仕事を覚えるのに必死だった・・・・かな?
 
しかし、原さんの作品は、いいですね。
 
重すぎず、軽すぎず、いい感じです。
 


ということで、先月は3冊。
 
いい感じです。
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2 コメント

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敗戦時の混乱 (hotchocolate)
2023-09-04 12:29:15
「日本のいちばん長い日」は、丁度お盆前に読んでいたので、新聞とかの特集とかも相まって、終戦の日の前後の混乱が想像出来て、興味深く読めました。

>ちょっとサイコ的と言うか、異常者的な感じがして、怖くてそそられません(笑)。

と言うことは、「悲しみのイレーヌ」は読まれてないかな?
イレーヌの方がもっとサイコパス的?というのか、起こる事件自体が残酷で、それに立ち向かう小さなヴェルーヴェン警部の忍耐力というか、なんというか・・・
とにかく、この三部作は結構面白かったです。

原さんのは、単行本です。(^^;

>あの少女は・・・期待してたのに・・・

るぱんじい さんの言わんとするところは、何となくわかります。(^^;
作中では殺され損・・・ですものね。(笑)

>それにしても原さんの、引き込まれますね。

そうですね。
新聞社にも原ファンがいて、先日西新宿で渡辺探偵社を探したっていうエッセイが載ってました。
多分中日新聞にも載ってなかったでしょうか?(^^;
原さんは遅筆ということで有名だったらしいのですが、私が思うに、チャンドラーがまとめた10項目の推理小説のセオリー(人物や舞台など現実的でないといけない等々)と照らし合わせて、問題がないか、間違いはないかと、時間を掛けて精査していたのではないかと思います。
今となっては確認出来ませんけど。(^^;

るぱんじい さん、ありがとうございます。
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チャンドラー (るぱんじい)
2023-09-02 20:57:19
「日本のいちばん長い日」、ノンフィクション?そそられます(笑)。
「傷だらけのカミーユ」は「その女アレックス」をhotchocolateにつられて?読んでみて、ちょっとサイコ的と言うか、異常者的な感じがして、怖くてそそられません(笑)。
「私が殺した少女」、これは単行本ですか?私は文庫本でしたが、カバーが違いますね。
あの少女は・・・期待してたのに・・・ハードボイルドなのですよね、残酷な気もしたけれど、それにめげない探偵沢崎の冷静さが、いやはやハードボイルド。もしもボクが当事者なら何年か引きずってトラウマになるかも(笑)。

それにしても原さんの、引き込まれますね。
だんだんチャンドラーにも興味を持ち始めました。
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