E46 のち ぎんびー時々ナナエフ

腰痛おやぢのつれづれ日記

9月に読んだ本

2022-10-05 22:51:22 | book
さて、9月に読んだ本のご紹介です。


今年31冊目は、三島由紀夫「命売ります」
 

 
自殺に失敗した若者が、ライフ・フォア・セイルの広告を出してから始まる物語。
 
週間プレイボーイに連載されたようで、ん~こういうのも書くの?って感じですか。
 
この時期の作家さんは、酒や色事や思想やらで色々大変だったのでしょうね。(^^;



32冊目は、村上春樹×佐々木マキ「羊男のクリスマス」
 

 
作家の村上春樹と絵本作家、イラストレーター、漫画家の佐々木マキがタッグを組んだ、大人の?絵本です。
 
勿論、子供が見ても楽しい・・・?かな?(^^;
 
佐々木マキが言うには、「何でもいいので、まず絵を描いてください。」「その絵を見て話を考えます。」と村上が言ったと書いています。
 
なので、「灯台の近くで眠っているクジラ」と「等身大のテディベアが女の子と戯れている」絵を描いて送ったと書いてます。(^^;
 
で、出来てきたのが、この「羊男のクリスマス」らしいです。
 
クジラもテディベアも出てきません。(笑)
 
「羊をめぐる冒険」や「ダンス・ダンス・ダンス」に出てくる?出てきたかな?(^^;
 
ちょっと定かではありませんが、羊男を主人公に、これまた別の小説にも出てくる双子の女の子(1Q84だったか?正確に言うと連想させるという事だけど)や、ねじけなんかが出てくるちょっと変わった絵本です。(^^;
 
佐々木マキ氏のシュールな絵とマッチして、面白いなぁって思っちゃいます。
 
ちなみに佐々木マキ氏は男性です。(私は勝手に女性かな?と思ってました。(^^;)
 


33冊目は、村上春樹「もし僕らのことばがウイスキーであったなら」
 

 
これは、シングルモルトを求めて、スコットランドやアイルランドを旅した事を綴ったエッセイです。
 
これを読むと、何となくアイラのシングルモルトを飲んでみたくなるのですね。(^^;
 
また、写真もたくさん載ってますので、ホント行ってみたくなります。
 
しかし村上氏も言っていますが、「うまい酒は旅をしない」そうなので、やっぱりその土地土地に行って飲まないと美味しくないのではないでしょうか。
 
なので、私的には、鹿児島、宮崎の焼酎や中国、四国、九州の日本酒の酒蔵めぐりをして飲む酒が美味しいのではないかな?とかってに思っています。(笑)
 


以上、先月はこの3冊でした。

プロ野球が佳境に入ってましたので、応援が忙しく、なかなか読めませんでしたね。(^^;
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