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■■フレンチマム的・生活■■

花に囲まれてHappyな毎日。
そんな日々のお気に入りな出来事・・お届けしていきます♪

 藤・・・・・癒されそう~!

2008-04-25 | 作家・・


こんにちは


  ~藤浪の 花は盛りに なりにけり
    
         平城の都を 思ほすや君~
    
          
             万葉集より




「千鳥ケ淵ハウス」にメンテナンスに行った帰り
車の中から藤の花をいろいろなところで発見



昔ご近所の立派なお宅の藤棚を毎年眺めて
漂ってくる香りに・・
絵に描いたような藤棚に・・

その「大人な雰囲気」に
何かつかみどころのない
なんだかステキなその凛とした空気感に
憧れを抱いていたんですよね



だから時間がこんなにも経っているのに
あの藤と同じ色の藤を目の前にすると
あの気持ちがふわ~っと蘇えってくるのです



そういえば青山の『FUGA』の店先に
大きな壷に溢れるほどの藤が飾ってましたよー(*~v~*)


「紫」ってふだんあまり目にしない色だから
その迫力ある藤の壷には圧倒されてしまいました。。

ステキすぎて目が










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春の嵐でしたね。。

2008-04-08 | 作家・・



こんにちは


~春風の 花を散らすと 見る夢は 
   
          覚めても胸の さわぐなりけり~

  西行の短歌でございます。。







春なのに台風のようなお天気の今日


入学式の学校が多かったようで‥


知り合いのお子様が
今年KO「普通部」に見事合格したのですが

受験当日はお天気が良かったものの

合格発表の日は大雪に見舞われ

そしてハレの入学式である今日は風も強い大雨


何を暗示しているのかしら‥
と。



でも初日にこんな大変な事を味わったら

今後どんなヒドイと思われる天気に登校となっても
あの時に比べたらたいしたことない

って思えるはず!


重そうなリュック背負った新入生が
カメラやビデオ持ったご両親と日吉にあふれてましたね~('-'*)



長男の学校もきょうから・・


次男の学校は明日から・・


やっとフツーの生活に戻れそう(笑)













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「白梅」にうっとり。。。

2008-03-05 | 作家・・


こんにちは



「白梅や ひと日(ひ)南を あこがれぬ」
     
              石川啄木



毎朝、通る道沿いにに梅園があるのですが

先月の中旬ごろから白梅がほころび始め
今まさに優しげにたっぷり花を咲かせています・・。


「梅」って「桜」と違ってなんだかつつましい感じですよね・・・


そして梅の香りは独特!


だんだん花に香りがなくなってきているから
貴重な存在でもあります。。


桜はアレンジに使ったりもするけれど
梅はそういえばないですね~

お庭にあるのがきっと似合っているのですね。。



先月の花装飾の画像UPしました!
よろしければ、ご覧くださいませ


【 French-mme】フレンチマム コンサルタント










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啄木の作品に「浜薔薇」が・・!

2007-06-10 | 作家・・

こんにちは



たった26歳という若さでこの世から
旅立ってしまった、歌人でもあり詩人でもあった
石川啄木・・・

その短い生涯の中で
こんなにもたくさんの心打つ作品を残すなんて
本当にスゴイです。

啄木に限らず才能に溢れた芸術家達の中には
短い人生で幕を閉じる方の、なんて多いことか・・

凝縮されていますね



さてその石川啄木が
「ハマナス」を『浜薔薇』と詠んでいました....



   ~ 潮かをる北の浜辺の

      砂山のかの浜薔薇よ

        今年も咲けるや ~



 この脇文としては。。

   潮のかおる北の浜辺の砂山のあの浜なすの花よ。
   今年も美しく咲いていることであろうか。



岩手に生まれ山国に育った啄木は
二十歳を過ぎ函館で一夏を過ごしました

散策を良く楽しんだ海辺に咲く浜薔薇に、
そのかぐわしい香りと共に
心ひかれていってのでしょう・・


その後東京に移り住み
ふと海を回想するとき
浜薔薇の花の香り、その美しい花の紅色
そして北の海の色を大事なものとして
詠んでいたのです


でも「ハマナス」を『浜薔薇』と詠むという
そのセンスはその時代にあって
誠に感動してしまうことです、ホントに


そう思いません・・?












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 「浜薔薇」ってバラ・・・?

2007-06-08 | 作家・・

こんにちは



『浜薔薇』....


そのなんともいえない・・

つかみ所がない・・

とでも申しましょうか

そんなある意味では強烈な雰囲気をも
醸し出しているネーミングの『浜薔薇』


実は「ハマナス」のことを
かの石川啄木が詠んでいたのでした



啄木にいく前に
ハマナスを少し説明致しますと


北の海浜の砂地に生えるバラ科の落葉低木で
地下に伸びる枝によって繁殖し、大群落を作り

夏,紅色(まれに白色)の花を開きます。


名前の由来は

浜(海岸の砂地)に生え、ナシに形が似ている実を
付けることからついたようです。
「ハマナシ」という名がなまったものであって
茄子に由来するものではない、と言うことです。


本当に花の感じは通常の薔薇にそっくり

白のハマナスなんて「アイスバーグ」という
白雪姫という意味を持つステキなウツクシイ
20世紀を代表するバラでも有名な花に
うりふたつですし


・・バラ科に属するのだから
当然といえば当然ですね(笑)



そんな心ときめいてしまいそうな花に
ふと浜辺で出会ってしまったら
誰だって詩人になってしまうかも(*~v~*)


そしてそういえば
北海道の花として指定されているようですよ~

とても有名な歌にもなっていますよね・・
 
  知床の岬にー はまなすの咲くころー ♪♪ って!




明日は啄木をご紹介します









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北原白秋の「椿」

2007-01-26 | 作家・・
こんにちは


先日、「椿」について書きましたが
そのきっかけとなったご近所の雪椿を見たときから
気になっていたことがありまして・・


こんなにも心惹かれるウツクシイ椿のことを
北原白秋が詠まないわけはない・・と。


以前、「ダリア」のことをブログで書きましたが
    (→2006/5ご覧下さいませ

その時実家でたまたま手に取った白秋の本

お目当ての短歌はあるのだろうかと
今回も探して参りました…!


・・・・そしてそう、あったのです

ご紹介しますね


  ~どれどれ春の支度にかかりませう
           紅い椿が咲いたぞなもし~



うーん、数十年の時を経て今も尚この新鮮さ
何だか感動してしまいました


このなんともいえない
ほわっとした雰囲気の2月を迎えたいなー
今、心から願っている所です






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紅いダリア・・北原白秋

2006-06-01 | 作家・・
こんにちは


昨日、偶然見つけてちょっと感動してしまった
北原白秋の短歌・・・


~君と見て 一期の別れ する時も
       ダリヤは紅し ダリヤは紅し~


この脇文を書きますね。。


「一期」は人が生まれてから死ぬまでのこと、
すなわち生涯を表します。

白秋は詩・短歌・童謡など
とにかく多才の人でありました。

しかしその白秋は人妻との恋愛で
投獄された経験を持つ一人の男性でもありました。

作品と実人生を重ねて見ることなど
邪道かも知れませんが
この歌の持つ熱さとさびしさは
どこか清潔な響きをも伝えてくれています。

二度と会えないであろう恋人との
別れの際に燃えさかっていた赤い花

痛みに満ちた別れであっても、そしてその痛みが
いつか薄れて相手の顔が少しづつおぼろになっても
ダリアの赤い記憶はずっとずっと残るだろう・・・



ダリアって見る人の感性でこうも違うのだなぁ、と
それは他の花でも、果ては何事に於いても
違ってくるのでしょうけど
何だか気持ちが、ほわっとしてしまいました


「ダリア」を見る目がこれから違いそう。。。


そしてダリアは花市場では5月ぐらいから
見かけるので春から夏にかけての花と
勝手に思いこんでおりましたが
本来は晩夏の花だそうです。

そのことを知った上で白秋のこの短歌を見ると
妙に納得してしまいますね(・.・)





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北原白秋のダリア

2006-05-31 | 作家・・
こんにちは

5月の最後の日になって
清々しいホントにこれぞ初夏の陽射しの
一日でしたね。気持ちいい~


そんなきょうとても久しぶりに
鳥肌が立ってしまったと言いますか
ウワッ!なんなんでしょう・・この感じって
感覚に陥ったことがありました

それは・・
実家に今日立ち寄りました時に
あまり目がいかない書棚にふと・・
ホントにふと目がいって
北原白秋の本を手にとったんです。

そして何気なく眺めていたら
「ダリア」を詠った短歌があって・・・

なんといいますか
その偶然に感動しちゃいました

しかも、さすが白秋!
ロマンティックなの。

ご紹介しますね。


~君と見て 一期の別れ する時も
       ダリヤは紅し ダリヤは紅し~


なんだかキュンとしちゃいませんか。。


訳を読んで更にドキドキしてしまいました



少し長いので続きは明日お伝えします(^-^)/~~
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