goo blog サービス終了のお知らせ 

■■フレンチマム的・生活■■

花に囲まれてHappyな毎日。
そんな日々のお気に入りな出来事・・お届けしていきます♪

「万葉集」にも桜はあふれてます♪ ♪

2009-04-05 | 作家・・




こんにちは



桜が満開となりました



今年ほど桜の咲くのを待ちわびた春はありません



そんななんとも言い難い気持ちは
1200年以上も前の時代からあったようです・・。



   「世の中に たえてさくらの なかりせば

              
                春の心は のどけからまし」


                   ~ 在原業平 ~


 
 世の中に桜などなければ、春の人の心は
 のどかだろうものを、なまじ桜があるばかりに
 咲くまではいつ咲くか
 咲いたらいつまで咲いているのかと
 気持ちの休まるヒマもない・・と。

 桜の美しさを称えてますね~



もちろん今よりも純粋で、神聖な気持ちで、
桜を見つめていたことでしょう


なんてステキ





画像は・・
家のリビングから見える桜の超UPです

















Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西行法師の桜♪ ♪   

2009-03-22 | 作家・・

こんにちは



桜の季節になると本当に思い出される
たくさんの短歌や俳句・・


数多くの歌人が桜を詠んでます




    ~願はくは

      花の下にて春死なん

         そのきさらぎの望月のころ~


                 西行法師 
 

西行がこの日に死にたいと望んだ、
如月の望月の頃は
今の時代で言うと3月の今頃らしいです

西行法師は 
生命を深く見つめ、
花や月をこよなく愛した平安末期の大歌人。



こんな桜の花にあふれた京都を堪能してきたいなぁ~

・・今週の後半、仕事がらみで京都に行って参ります
















Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅の香りが馥郁と・・ 紀貫之氏作の句 ♪ ♪

2009-01-25 | 作家・・




こんにちは



今年は梅の開花が早いです。。よね!


ご近所のお庭の梅がほぼ満開に近く
良い香りが漂ってくるのですよ~


キレイでしょー



でも何だかつつましい梅の花


「日本」て感じたっぷりですよね


     ・*:.。. .。.:* .。.:*・゜゜・*




『人はいさ 心も知らず 古里は
  
        花ぞ昔の 香ににほひける』

                  ~ 紀貫之~


中学生のころ必死に覚えた百人一首の中のこの句

「土佐日記」の作者で古今集の選者の一人である紀貫之サマが
詠んだこの句の「花」は梅のことらしいです


今から1000年も前の時代に梅の香りにときめいて
そして人を想い、句を詠んで・・

今などより遥かに時間の流れがゆったりしていたのでしょうね~


余裕があってなんだかステキ




今私がご近所の梅の木の前で
ずっと佇んでいたら通報されちゃう・・?かも(笑)













Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旅には「東野圭吾」・・?

2008-11-04 | 作家・・





こんにちは


この三連休で一気にイチョウ並木の木々が色づいた感じです~


それって日吉の慶應だけ・・?


さて連休中に

長男オススメの映画
『容疑者Xの献身』

時間がぽっかりあいたので次男と行ってきちゃいました


ガリレオはもともと面白かったし
封切りの日に早速見に行った長男が
「早く行きなよー」
ってうるさいほどでしたから
見て良かったです


松雪さん、
なんて美しいのでしょうか~ (そこ?)

自分が男性だったらもちろん
世の中の男性もほとんど例外なく
惹かれてしまうのでしょう

昔より好感度スゴく高くなっている女優さんのひとりですね~


話はガリレオって思って見ると
裏切られ感、ありますが
話としては感動でございました。

号泣の一歩手前、といったところでしょうか‥



ところで来週から仕事ととはいえ
機内やホテルで夜など暇な時間もあるでしょうから
やはり本を数冊持っていきましょう!と考えておりまして


ですが大好きな作家達は最近新刊を出しておらず


で、短絡的ですが何気なく
アマゾンの「ベストセラー」をクリックしてみました

100冊ど~んと紹介されているのですが
「ベストセラー」のくくりだと
小説なんて10冊に満たないくらいで・・・

・・勉強方やビジネス書、攻略本、どなたかの写真集ばかりで

あっ!出てきたって思うと
なんと東野圭吾の本オンパレードなのです(◎_◎)
・・決して嫌いじゃないけど
ここまでお名前が登場すると
どうしましょうか~。。



やはり本屋さん行ってみましょ!!













Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏目漱石、芙蓉の花・・・。

2008-08-15 | 作家・・



こんにちは




「反橋(そりばし)の 小さく見ゆる 芙蓉かな」

               ~夏目漱石~



「芙蓉」といえば
大阪の住吉大社の「反橋」が有名ですが
ここのことでしょうか・・?

「反橋」別称「太鼓橋」は他にもいろいろなところで
お目にかかりますが存在感たっぷりですよね

太鼓橋を渡るということは神様に近づくのに
罪や穢れをはらい清めるためだそうです。

そして反っているのは、
地上の人の国と天上の神の国とをつなぐ掛け橋として
虹にたとえられているそうです。



漱石が詠んだ芙蓉・・

実際、芙蓉の花を見る機会はそうありませんが
イメージとしてはハイビスカスや朝顔にとてもよく似たお花です。
(画像は華やかなハイビスカス)


反橋の近くで見つけた芙蓉はこんな華やかな色ではなく
優しいピンクや白なのでしょうけど・・。


市場でも切花としては扱われないので
お目に掛かったことがなくザンネン。

でも日本人て「芙蓉」好きですよね。
中国ではハスをあらわしているようですが
日本では芙蓉峰は富士山を表し・・
芙蓉グループ(現みずほグループ)はそれが由来となっているとか・・。











Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青山・・『HIGASHIYA man』 オススメでございます。

2008-07-04 | 作家・・




こんにちは





「明星に 影立ちすくむ 葵かな」

                     ~一茶~



立葵がサマになるような今日の陽射しでした


まさか梅雨明けではないでしょうが
太陽の光がまぶしい今日でございました


そして今年初の真夏日でもあったようです(横浜・東京 …)



そんな今日、次男の学校に行く用事があり
その帰りずっと気になっていた
学校のご近所の和菓子屋さんに立ち寄りました


表参道の程近く『HIGASHIYA man』です。


のれんの感じがまた涼しげな雰囲気たっぷりで。


とてもおしゃれな和菓子勢ぞろいです
気取っているようで、でもシンプルで・・。


今日は色とりどりの「ひと口和菓子」と「棗バター」を
桐のお箱にそれぞれ詰めていただいて・・・


満足なおもたせとなりました











Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏の訪れです・・『クチナシ』

2008-07-01 | 作家・・




こんにちは



   「薄月夜  花くちなしの  匂いけり」

            
                  ~正岡子規~


こんな優しく詠む「正岡子規」サマ


勉強不足が明らかになってしまいますが
この方、もっと昔の歴史上の歌人かと思っておりました


だって、あの有名な
     
    ~柿食へば 鐘が鳴るなり 法隆寺 ~


の作者でいらっしゃるのよね。


でも我が家にある「ものの本」に書いてありましたが
なんと東京大学で夏目漱石と同級らしいです


ひとつ賢くなりました(*~v~*)




ところで「くちなしの花」、ご存知でしょうか~


数枚の薄い乳白色の花びらが重なり

薫り高く、

凛として、

奥ゆかしい佇まいで咲いている・・・

とても印象的な花



実際は花びらは案外しっかりしていて
画像のような八重のくちなしも多く見られます


香りは遠くからでもわかるようなジャスミン系



鉢物の姿で市場では見かけますが
人気のある花なのでもちろん切花としてもあり・・


でも実際、生花のレッスンで使ったことはなく
もっぱらドライフラワーとしてのくちなしや
プリザーブドフラワーのくちなしを頻繁に登場させてます。


「ガーデニア」と言った方が馴染みがあるかしら・・?








Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やはり、紫陽花ですよ!!

2008-06-20 | 作家・・




こんにちは



 「花二つ 紫陽花青き

            月夜かな」


              ~泉 鏡花~



鏡花サマ、相変わらず美しく詠みますね


ちょっといろいろ読んでみようかしら、と思うくらい
言葉の選び方がいい感じでございます。




ベタですが紫陽花は雨が似合いますね~


約10日ほど雨という雨が降らずにいたら
なんだか紫陽花の色が褪せてきていたような・・


雨が降り、その雨を吸収するのか
どんどん色が変化して濃くなって。。。

だから多くの人の心を捕らえるのですね




画像は次男の学校の中等部正門近くのアジサイ。
少し前だったから今はきっともっと紫が濃いはず



ところで・・・・
ここ何年も紫陽花だけを鑑賞に出掛ける、という
優雅なひと時を持てませず
なんだか悔いを残したままこの季節が
また今年も過ぎていってしまうのでありましょうか








Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花菖蒲でございます!!

2008-06-08 | 作家・・





こんにちは




~わが恋は 人とる沼の
   
      花菖蒲(はなあやめ)~

          
              -泉鏡花ー



花菖蒲 はなしょうぶ、と読むところを
 「はなあやめ」と詠むとは・・・・

なんてステキな鏡花サマ


泉鏡花の作品には恥ずかしながら精通しておりませんが
ソートーな潔癖症だったって学生のころ
何かで読んだ事ございます。。



お土産のお菓子をアルコール・ランプであぶって食べたり、


日本酒などもぐらぐらと煮立つまで燗をつけて飲むとか


手でものを食べるときは、つかんでいた部分は必ず残して捨てた・・・


煮沸消毒は常にかかさない・・とか。


このような身内がいたら
どうしましょーって感じでしょ!





ところで・・・・・

画像は北青山FUGAのこだわり花器に
グリーンが美しいドウダンツツジを
あふれんばかりに生け

花菖蒲もまたたっぷりとアレンジした
アートフラワーの作品です。


近くで見てもまるで生花のよう と
皆様にほめられたアレンジです(*~v~*)








Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『 柳 』の緑もまたウツクシ・・

2008-05-01 | 作家・・



こんにちは





「やはらかに 柳あをめる 北上の
   
      岸辺目に見ゆ 泣けとごとくに」

             
                 ~石川啄木 ~



柳のイメージは自分の中では夏ですが
桜や花水木の時期を過ぎると
しだれ柳の緑が目に飛び込んできます


とはいえ近所に水辺があるわけもなく
先週みなとみらいに行ったとき
ふと立派なしだれ柳を目にして
なんだか懐かしさを感じてしまったのでした。。


小さいころ父が好んで散歩に連れて行ってくれた公園に
しだれ柳があった記憶が・・



幼心にもその柳のある様が
とてもかっこよく感じたんですよね~


風にたなびいてサワサワ・・って



今、感想を言うとしたら「風情のある枝垂れ柳・・」といった感じでして。



もっといえば小説や映画の中のような均整の取れた柳・・
と申しましょうか・・。




本格的な夏にかけてこれから良い季節ですねー












Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする