JUON NETWORK イベント報告

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【関西中国】「町並みと民家を訪ねる会」

2019-10-19 | 関西中国地域ブロック
10月19日(土)に兵庫県尼崎市で行われた「町並みと民家を訪ねる会」の報告です。
12名の参加がありました。

関西中国地域ブロック事務局より


 今回は摂津の国の「尼崎」を尋ねました。
阪神尼崎駅から新装なった尼崎城⇒寺町⇒尼崎中央商店街を巡りました。
古より瀬戸内の畿内の玄関港として、又、江戸期に大阪城の支えの尼崎城が設置され城下町として明治の廃城まで栄えました。
その尼崎は明治維新から近代化に向けて邁進し、とりわけ戦後の復興に大小の工場群が貢献しましたが、一方で公害と猥雑な町としての印象が深い町でしたが、新しいコンセプトで蘇っています。
そんな街を歩いてみました。

 「尼崎城」この町はもともと城下町であり、別名琴浦城として大阪の西の守りを務め、明治に入り廃城となるまで続きましたが、そのなくなっていたお城が再建され新しく生まれ変わっています。
城内では、城にまつわる各種体験ができる装置が用意されており、金屏風の前で衣装を借りて撮影などしました。
「寺町」尼崎の城下町を造る時、多くの寺院を現在の地に移転したそうで、重要文化財などと共に「都市美形成地域」に指定され、話題の多いお寺が並んでおり、城下町の趣のある町並みを良く伝えています。
ボランティアガイドさんの熱心で郷土想いの説明が感動的で感銘を受けました。

 「中央商店街」阪神電車の尼崎駅から出屋敷駅まで、通りが東西に渡る大規模なアーケード商店街があり、尼崎の賑わいを見せていますが、近年まちづくりの新しい組織が誕生、尼崎市や大学との協同研究などで活性化が図られているそうです。
それにつけてもシニアー世代が持つ尼崎の暗いイメージは全く払拭された街に変わっており、お城再建を機に尼崎の多くの人たちの努力で本来の城下町を取り戻している様子がよくわかりました。



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