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【小室被告記者会見】

2009年05月12日 | 気になるニュース?
msn産経より


【小室被告記者会見(1)】「ファンを裏切り本当に自分が情けない」(11:20~11:25) (1/2ページ)
2009.5.11 12:06
このニュースのトピックス:小室哲哉巨額詐欺事件

執行猶予付きの判決を受け記者会見する小室哲哉被告=11日午前11時20分、大阪市北区の弁護士会館

 《音楽著作権の譲渡を個人投資家の男性に持ちかけて5億円をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた音楽プロデューサー、小室哲哉被告(50)。11日に大阪地裁で懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役5年)の判決を言い渡された。約20分の判決言い渡し後、小室被告は大阪弁護士会館(大阪市北区)で午前11時20分から弁護人とともに会見した》

 《小室被告は公判で罪状をすべて認めて謝罪した上、利息を含む約6億5000万円を弁済するなど、執行猶予付き判決を求めてきた。念願の執行猶予付き判決となり、小室被告は判決前の緊張した面持ちとは一転し、やや安堵(あんど)の表情を浮かべ会見会場に姿を見せた。約100人の報道関係者の前で小室被告は深々と頭を下げた》

 小室被告「このたび、私小室哲哉は大変大きな、大きな過ちを、罪を犯してしまいました。被害者の方には大変長い間苦しい思いをさせてしまいました。ファンの方も裏切り、ご迷惑をかけました。公判中であまりお話できなかったので、改めて深くおわび申し上げます」


 《冒頭の謝罪をした後、小室被告は再度深々と数秒間頭を下げ続けた》

 《弁護人から何か耳打ちされた小室被告は、何度かうなずいて前に向き直り、弁護人が会見を始める前に発言した》

 弁護人「それでは会見を始めさせていただきますが、まだ判決は確定しておりませんので、すべての質問にお答えできないと思いますが、ご了承願います」

 《小室被告と弁護人は着席し、報道関係者の代表質問から始まった》

 --執行猶予判決を受けて今の感想は

 小室被告「判決を心から真摯に受け止めて、これからの人生を歩んでいきたいと思います」

 --被害者の方、支援してくれた方への思いは

 小室被告「先ほど申し上げましたとおり、大変長い間苦しい思いや怒りの気持ちを与えてしまい、語り尽くせないほどご迷惑をかけました。また、ファンの方には、何十年も私の音楽を聴いてくれた人を裏切ってしまいました。本当に自分が情けないです」

 《小室被告は時折うつむきながらゆっくりと思いをかみしめるように続けた》

 「私が働いていた関係会社にも少なからず大きな損害を与えてしまいました。ひとえに私の大きな過ちのせいです。心からおわび申し上げます」

 《小室被告は申し訳なさそうに何度も頭を下げるしぐさを繰り返した》

 《約6億5000万円の弁済金を工面してもらった小室被告の音楽グループ「globe」が所属するエイベックス・グループ・ホールディングスの松浦勝人社長らのことに触れ、今後の活動について語った》

 --今後の活動は

 小室被告「エイベックスの松浦社長や副社長などにお世話になりまして、一生懸命、一から出直してがんばりたいと思います」

 《代表質問が終わり、詰めかけた100人以上もの報道陣から質問が始まった》

 --判決後、KEIKOさんとは電話などで話をしたか

 小室被告「いえ、まだしておりません」

 --この日を迎えた胸中について

 小室被告「(昨晩は)一睡もしておりません。判決は真摯に受け止めるつもりでおりました。それでもやはりいろんなことを考えてしまいました。お恥ずかしい話ですが…。覚悟もしておりました」

 《無数のカメラのフラッシュを浴びながらも小室被告は、法廷の時よりもやや大きな声で、しっかりと質問者の方に目を向けて答える》

 --最大の恩人は

 小室被告「当然、(エイベックスの)松浦社長、副社長はもちろん、被害者の方も寛大に私のことを考えてくれ、恩人だと思います」

 --どう恩返しするのか

 小室被告「この先、何年かかっても私の能力でできることで支えたい。一生涯忘れることができないこの恩は、何にも代え難いと思っています」

 小室被告「被害者が3回目に法廷に来てくれたとき、まず真人間になって優しさを取り戻してくださいといわれた。それを真摯に受け止めて、肝に銘じてやっていくつもりです。確かにその通りだな。そうじゃないとファンの心に響く音楽は作れない。そういうのを全部含めてやっていきたい」

 --杉田宗久裁判長から「場当たり的な犯行」と指摘されたことについて

 小室被告「原因は間違いなく私の慢心だと思います。いろんな意味、生活の部分でもそうですし…。流行歌には周期があり、10年たったらまた流行が(自分のところに)戻ってくるという何の根拠もない安易な考え方があった。結局のところ小室哲哉が慢心した。それがすべてだと思います」

 --執行猶予付き判決について

 小室被告「もちろんこの判決をしっかりと受け止めたい。裁判長に誓ったように、これからの人生で新しい道を歩んでいこうと思っていたが、更生する機会を与えていただいたのは感謝しています」

 --判決を聞いてほっとした部分もあったのでは

 小室被告「被害者の方やファンの皆様、関係者のために働いていく機会がもてるのかなと思いました」

《小室被告と弁護士に対して報道陣からの質問が続く。小室被告は少し涙ぐんだ様子で、目を赤くしながら質問に答えた》

 --判決公判で主文の言い渡しが後回しになったときはどう感じたか

 小室被告「当然ですが判決を聞くのは初めてなので判決が最後にくるのは当たり前なのかなと思っていました。裁判官の話は走馬灯のように時系列で私の犯した過ちを教えていただいて判決が最後になったのかなと理解しています」

 --弁護士として判決をどのように思うか

 弁護人「弁護士としては最大限に斟酌していただいたのかなと感謝しています。ただ、懲役3年というのは執行猶予がつくギリギリの判決です」

 --小室被告は判決公判の最後で裁判長に「分かりました」と言ったとき涙声だったようだが、涙がこぼれることはあったのか

 小室被告「ありました。裁判官の方が最後に判決を述べた後、口頭で『二度とこうしたバカなことをしないように』と。すべて聞き取れたわけではありませんが、温かい激励の言葉をいただいて、つい…」

 --妻のKEIKOさん、楽曲を提供したアーティストに伝えたいことは

 小室被告「私の曲を歌ってくれた方たちは、今回のことで少なからず、歌いづらい、晴れ晴れとした気持ちで歌えなくなったと思いますので、非常に申し訳なく感じています。どのくらい時間がかかるのか分かりませんが、私の曲をコンサートで歌ってもらえるようにしたい。現段階では、私の曲を持ち歌にしている歌手の方は大変つらい思いをしていると思い、胸が痛い、苦しいです」

 --逮捕された当初はどんな気持ちだったか

 小室被告「逮捕の当日、大阪拘置所に行きました。拘置所なので外のニュースは何もわからないのですが、ラジオでNHKニュースが流れまして、そのトップで『小室哲哉逮捕』と流れていた。それまでは何が起きたのか、どうしちゃったのか、という感じだったのですが、それで涙が止まらなくなりました。本当に取り返しのつかない過ちを犯してしまったと」

 --今回の訴訟指揮を弁護士としてはどう思うか

 弁護人「あまり例はないが法廷で謝罪するということはあります。裁判長は、いろんな法の規定を使って、法の原点に忠実に進められたと思うので、私も勉強になりました」

 --現在も(エイベックス・グループ・ホールディングスの)千葉龍平副社長の家に住んでいるのか。今後どう生活するのか

 小室被告「そうです。まさに、たった今のことなので、これから東京へ帰ってからのことは未定です」

 --執行猶予5年という内容を聞いてどう思ったか。改めて自分の言葉で率直に話してほしい

 小室被告「率直に…。判決が最後になって、ずっと裁判官の方の話を聞いていて、『ああ、これは間違いなく実刑なんだ』と思いました。更生のため、支援してくれた人たちのため、これから一生懸命に働かなければいけない。正直すごく働きたいです。(執行猶予について)ああ、これで音楽をやらしていただけるのか、働けるのか、というのが率直な気持ちです」

 --以前に「チャンス」という言葉について話していたが、今回の判決でチャンスを得たと思うか

 小室被告「当然まだ刑が確定したわけではないので何も言えませんが、今でも改めて被害者の方に何かしら喜んでいただきたいという気持ちがあります。ですので…まだ一概にこれがチャンスだと喜べる気持ちではありません」

 --判決でも指摘された生活のあり方について変えるつもりはあるか

 小室被告「もちろんです。すべては私の慢心から始まったこと。一から出直すのですが、何が一なのか。エイベックス、関係者、音楽業界の先輩からいろんな厳しい言葉をいただいて、それで一からです」

 《一言一言かみしめるように報道陣の質問に答えた小室被告。会見の最後で再度立ち上がって謝罪を述べ、約10秒間にわたって深々と頭を下げた》

 小室被告「本当に集まっていただきありがとうございました。私、小室哲哉は大変大きな過ち、罪を犯してしまいました。これから残る人生、がんばってファンの皆様、関係者のために精進して、一生懸命働いていきたいと思います。よろしくお願いします。ありがとうございました」

 《小室被告はカメラのストロボを浴びながら、感情を抑えるような表情で会見場を後にした》

      =(完)


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