今さらながら、新劇場版3を見てみた。
はるかかなた大昔、エヴァにハマっていた時代があり、(旧劇場版公開の頃)
序・破・は、まだそれを踏襲した流れであったので、なかなか感慨深く見ることが出来たが、
これはまたびつくり仰天。あまりにSFチック(まぁEVAそのものがSFであるが)になってて、
これはこれでよかったのかなぁ。
登場人物が極端に少ないのが残念ポイントかな。
ニアサードの跡だから仕方ないのか。
身内でごにょごにょ感がハンパなく、世界を背負った人類の運命を決める・・・!みたいな、
そういう世界観がなくなったのは、良くないんじゃないだろうか。
人間のうちうちに入れば入るほど、哲学的というか、宗教的になり、
面白さはなくなるのよね。
私の昔の解釈としては、どこかの解説サイト?にあった、
「人間を含めた使途たちの進化合戦」というのがそれで、
本作でもそれはなんとか継続しているような感じに見てとれた。
神話?の用語がより一層たくさん出てきてナゾがナゾを呼び、難攻不落になっているので、
あまり理解しようとしないのがいいらしい。
そもそも、EVAを謎解きし出すと、蟻地獄に落ちるので、ライトに見よう。
私も良くない意味で大人になったもんだ。
ヴンダーがカッコ良かったなぁ。