【第373回】より続きます。
【第373回】『怒り』の本質&怒られたときに愛と感謝で受ける~上司に烈火の如く怒鳴られた私の事例で考えるNo.12~
上司に、烈火のごとく怒鳴られ続けた時に、
伝家の宝刀「佐藤康行の愛のメソッド」を用いて、
上司の話を、ひたすら『真我の傾聴』で話を聞くに徹し、
自宅に帰ってからも、叱られたことへの怒りが収まらない自分自身にも、「佐藤康行の愛のメソッド」で、その怒りを何とか鎮めた私でした。
しかし、私の中の「怒り」が、100%は収まり切ってはいませんでした。何か足りないのです。
それは、私が上司に伝えるべきことを伝えていない事でした。
私自身が、上司にわかってもらいたい部分がある。それを伝えていない。
それを上司にわかってもらえていない状態で叱られていることが、私の怒りの理由だとわかってきました。
私は、上司に伝えるべきことを伝えていない。その状態が、自分の心の中で消化不良になっていて、それで怒っているのだ。
私は上司の指示のもと、必死に仕事に打ちこんでいるんだ。ということをわかってもらいたいんだ。
自分の心の中に「上司にわかってほしい。」というニーズがあることが、はっきりわかってきたのです。
「よし明日は、正面から清々と、自分の気持ちを素直に上司に伝えよう。直球勝負だ。」と決めました。
ここで私は、14年前ぐらいに、真我フォロー教室に参加し、佐藤学長に質問した時のことを思い出しました。
佐藤学長の答えを要約すると。
「自分の思いを人に伝えていいんです。
それを遠慮する必要はない。
但し、伝え方が大事なんです。
相手を思いやる言葉と行為が大事です。
そこに愛と知恵がいるんです。
相手に、自分の言葉を愛というオブラートに包んで届けなさい。
自分の言葉にリボンをつけて、相手にプレゼントするんです。」
普通、自分の気持ちを相手に伝えるとき、自分の感情も相手にダイレクトにぶつけてしまい、さらにお互いが気まずくなることはよくあることだと思います。
それが怖くて、相手から叱られたりした時に、私は自分の気持ちを伝えられなかったのです。
相手とさらに感情がぶつかったり、対立するのが怖かったのです。
結果、自分の気持ちは、相手に1ミリも伝えられず、自分の心がどんどん追い込まれていき、私は「うつ」になってしまったのです。
その私にとって、佐藤学長の言葉は、本当に感動しました。
「あ~、こうすれば良いんだ。」
この言葉で、本当に救われたのです。
この言葉こそ、10年以上「うつ」で苦しんでいた私への究極の処方箋だったのです。
そして、佐藤学長が開発された真我の実践ワーク『真我体道』の1000あるワークの中で、
『相手を思いやる言葉と行為』というワークがあったのを思い出しました。
自分の気持ちを伝えるのはとても大事なこと。
しかし、その伝え方が大事なんだ。
相手を思いやる気持、大切にする気持ち、そういう気持ちを土台にして、愛ある言葉で、自分の気持ちも伝えていこう。
よし、明日は、上司にこれを実践しよう。
そう決めたのです。
そして私は、上司に烈火に叱られた日、肚を決め、そして愛と感謝と喜びに包まれて床に就いたのです。
次回に続きます。
ありがとうございました。
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