心の学校・佐藤康行の『真我の実践・サンタ営業の実践』日誌…『ひよこ』から『にわとり』への道

うつに苦しみ社会離脱した人間が真我(=本当の自分)に目覚め、サンタ営業実践の日々と開発者・佐藤康行の言霊を紹介します。

【第565回】過去を振り返って。向いている仕事と向いていない仕事④

2024-03-13 19:06:46 | 日記
前回より続きます。

自信満々でスタートして宝石の営業の仕事。

究極の営業プログラムがあれば、上手くいくこと間違いなし。プログラム内で語られている佐藤学長の宝石営業の体験を紐解けば、売上は上がるはず。

しかし、実際には私は全く売れませんでした。ここ会社の営業のやり方に適合できなかったのです。

ネックは、既存顧客への訪問の口実として、「真珠の糸替え」「宝石のクリーニング」の無料サービスをさせて頂くとところでした。

ここで私の根っからの不器用さが足を引っ張りました。幼少から図画工作や技術系が全くダメなのです。普通の人が理解できないほど不器用なのです。

まず真珠の糸替えが上手くできまんせんでした。針と糸を使って、真珠の玉を数珠つなぎにしていくのですが、

これがとんでもなく下手くそでした。毎日、会社から帰宅して自宅で何度も何度も練習を重ねてそれらしくなってきたものの、

実際にお客様宅に訪問して、世間話をしながら真珠の糸替えをするという、私にとってはとても器用な事が、全く上手くいきませんでした。

お客様が見ている前で、お客様と話をしながら糸替えをしていると、真珠の玉が飛んでしまったり、完成したと思ったら糸がゆるゆるだったりと、とてもプロの技をは言えない出来栄えでした。・・・・(笑いにもならん)

真珠の糸替えを無事に成功させることだけに必死で、宝石を売るどころではありませんでした。

また、宝石のクリーニングも非常に苦手でした。専用の洗浄機を使って、洗浄機の中に洗浄液を入れて、お客様の宝石をそこに落として(入れて)いくのですが、シルバーの宝石は入れるとシルバーが剥がれてしまうので、洗浄液に入れていいものと入れてはいけないものを選別しないといけないのですが、プラチナとシルバーの区別がつかない・・・・(笑にもならん)

その場合はルーペで指輪のリングの裏側の小さな刻印された文字を、ルーペで読み取ればいいのですが、ルーペの見方がさっぱりわからない。ルーペから宝石のリングを覗いても、さっぱり刻印された文字が見えない。(笑いにならない・・・)

宝石のクリーニングと真珠の糸替えができれば、お客様のお持ちの宝石の全てを拝見させて頂くことができるので、そこからいくらでも話題を作れるし販売にもつなげていけるのですが、それができない。

結果、宝石のクリーニングは断念して、何とか真珠の糸替えを必死に完成させて、それだけでホッとして、大したセールスもできないまま、お客様宅を後にする。

そんな日々でした。全くうだつの上がらない、売上の上がらないどん尻の営業マンとなってしまったのです。

続きます。

ありがとうございました。