都庁ライトアップ（レッドライトアップ）

今日は晴れときどき曇り。今朝は東の空に雲が広がっていたが、上空には澄んだ暗い空が広がっていて、星が瞬いている。朝の気温は６℃で弱い北よりの風が吹いている。昨日降った雨で濡れた路面は、まだ乾いておらず、しっとりと濡れている。湿度があることもあって、それほど寒くは感じない。
12月になってからの出勤は今日が初日になる。今日からクローゼットから冬物のスーツを取り出して、自宅を出た。新宿に到着して職場のあるフロアに着くと、西に面した窓から富士山が朝日に照らされて、白く輝いて見える。富士山の手前の山地にかかる雲が山地の稜線に積み重なった綿のように見えた。

日中は快晴で、上空には雲ひとつ無い澄みきった青空が広がった。昼間の最高気温は17℃で、日射しが燦々と降り注ぐ穏やかな陽気となった。弱い北よりの風が吹いていて、乾いた空気が冷たく感じられる。少し肌寒いくらいの陽気である。
お昼休みに昨日判明したミラーレスデジタル一眼カメラ「OLYMPUS OM-D E-M10 MarkⅡ」の修理のため、オリンパスサービスステーションに持ち込んだ。背面の液晶モニターの不具合の修理の手続きを行い、カメラを預けると、サービスステーションを出た。

夜、仕事を終えて職場を出ると、都庁第一庁舎が赤にライトアップされているのが目に入った。12月1日は「世界エイズデー」、11月16日から12月15日までは「東京都エイズ予防月間」ということで、HIV／エイズに対する理解と支援のシンボルである「レッドリボン」にちなみ、都庁第一本庁舎を赤一色にライトアップしているものである。
上空には薄い雲が浮かんでいて、赤く染まった都庁の赤色が雲に映っている。まるでゲームの中の、ラスボスの住む塔のようにも見える。


やがて、雲が取れて、次第に暗い空が広がってくると、西の空に明るく輝く半月が浮かんでいるのが見えた。
しばらく写真を撮った後、都庁を後にして帰宅の途につく。今日も混雑を避けて、中央・総武各駅停車線に乗って三鷹駅まで行き、三鷹駅で中央線に乗り換えた。三鷹駅から高尾行きの電車に乗りかえると、目の前の席が空いていたので、シートに座り込んでそのまま寝てしまった。

気が付くと、ちょうど電車は日野駅に到着するところだった。電車を降りて改札を抜けると、家路を急いだ。夜になって、ぐっと気温が下がってきた。