敬老の日の今日は雨のち曇り。昨夜も寝たのが遅かったことに加えて、目覚ましをセットしていなかったこともあり、目が覚めたのは午前11時前である。カーテンを開けて窓の外を見ると、路面がしっとりと濡れており、つい先ほどまでまとまった雨が降っていたことを物語っていた。上空には厚い雲がかかっているが、次第に明るくなってきた。
日中も上空を雲が一面に覆っていて、スッキリしない空模様となった。昼間の最高気温は27℃で、日射しが無いものの、少しムシムシとした陽気となった。北よりの風が吹いていて、生温く感じられて、少々不快に感じる。
午後になって、所用で外出する。日が傾いて来ると、次第に西の方から青空が広がってきて日が射してきた。蒸し暑さが増して、汗が額や首筋に浮かび、タオルで汗を拭った。帰りに立川駅で途中下車すると、気分転換と糖分補給をかねてお茶をして行くことにする。駅北口に出ると、北口大通り沿いにあるカフェ「プロント 立川北口店」に入った。
レジ正面のカウンター席を確保すると、レジ横のショーケースの中を覗き込む。ショーケースの中に並んでいるケーキの中から今日は「はちみつレモンのレアチーズロール」を食べることにした。ドリンクは先日に引き続き、プロントの「タピオカ&フルーツ」ドリンクを試すことにして、「タピオカ マンゴーミルク」を注文する。
レジで代金を払い、ケーキとドリンクの載ったトレーを受け取ると、カウンターでコップに冷水を注いでトレーの上に載せ、確保したカウンター席に運んだ。
席に座ると、まず紙おしぼりで手を拭き、お冷やを少し飲んで喉を潤した。続いて、「タピオカ マンゴーミルク」の入ったカップにストローを挿し、「タピオカ マンゴーミルク」を飲む。夏を代表するフルーツであるマンゴーとミルクを合わせた「タピオカ マンゴーミルク」はグラスの底にタピオカが溜まっていて、氷が浮かべられている。
ストローでかき混ぜると、勢いよく吸い込んだ。太いストローからはもちもちとした食感のタピオカが口の中に飛び込んできて、後から濃厚マンゴーとミルクの優しい甘さの「マンゴーミルクジュースが流れ込んでくる。マンゴーのフルーティーな甘みにミルキーな甘みが加わってスッキリとした味わいで美味しい。タピオカの食感を楽しみながらドリンクを飲んだ。
ドリンクを半分くらいまで飲んでしまったところで、続いてケーキを食べることにする。
「はちみつレモンのレアチーズロール」はレモン風味のレアチーズクリームを巻き込んだスポンジ生地のロールケーキの上面をレモンのスライスとはちみつ風味のつややかなナパージュでコーティングしたケーキである。
ケーキにフォークを入れて、口に運ぶ。深みのあるはちみつの甘さとレモンスライスの爽やかな酸味が口の中でふわりと香り、爽やかな味わいのロールケーキである。ふんわりとした食感のスポンジ生地は舌触りが滑らかで、表面のナパージュに載せられたレモンスライスの食感がアクセントになっていて、美味しかった。
ケーキを食べてしまうと再び「タピオカ マンゴーミルク」を飲む。ストローでタピオカを残らず吸い込んで、その歯応えを楽しんだ後、残りのドリンクを飲む。ちょっと落ち着いたところで、デイパックの中から先日、購入した本を取り出して、読み始めた。ドリンクが無くなると、ドリンクのカップの中の氷をお冷やに移して、お冷やを飲んだ。
コップの中の冷水が無くなってしまうと、氷を口に含み、舌の上で転がしながらページをめくる。氷が無くなってしまうと、食器を返却して、店を出た。
電車に乗って帰宅の途につく。夕方になっても気温は下がらず、ムシムシとしている。
夜になって、秋の虫が盛大に鳴き始めた。