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今日の夕食(特大天玉そば@よもだそば 新宿西口店)

2021年02月04日 | 食べ歩き(うどん・そば)


今日は晴れ。今朝は上空に澄んだ暗い空が広がっていて、星が瞬いている。東南の空高くには半月が浮かんでいて、明るい光を放っていた。今朝の気温は-2℃で、2日連続の冬日となった。冷たい南よりの風が吹いていて、吐く息が白く見える。
今日と明日は仕事の都合でテレワークを中止し、朝から出勤することにした。今朝乗った通勤電車は、一昨日にもましてガラ空きで、電車が駅に停まるたびに、車内を通る風が冷たく感じられる。車内は暖房が効いているが、換気のために窓も空いていて、風が凍えるように寒かった。新宿駅に電車が到着すると、朝食を買いにコンビニに寄る。職場に着くと、朝日で明るくなってきた空に月の明かりが徐々に弱まって、月が白化していくのが見えた。

日中は晴れて、上空には青空が広がった。北西からちぎれたような小さな雲が風に乗って流れてきていて、上空は風が強いことが伺えた。昼間の最高気温は13℃で湿度が極端なほどに低く、南よりの風が吹いている。燦々と降り注ぐ日射しとは裏腹に、指がかじかむほどに空気が冷たく感じられた。
今日は気象庁から関東地方で春一番が吹いたとの発表があった。春一番とは、立春から春分の日までの間に初めて吹く南よりの強い風で、1951年に統計を取りはじめてから、過去で最も早い春一番とのことである。

定時を廻ってしばらく経ったところで、仕事を終える。今日は夕食を食べて帰ることにしており、飲食店のラストオーダーの時間を勘案すると、午後7時前には職場を出ないといけない。明日も朝から出勤するので、業務端末は職場に置いて帰ることにした。
今日も夕食は近場で済ますことにして、西新宿一丁目商店街の三番街通りにある立ち食い蕎麦屋「よもだそば 新宿西口店」に入ることにした。この店は昨年の春にランチを食べたラーメン屋「天下一品 新宿西口店」のあるビルの2軒隣のビルの1階にある。この店は昨年の12月11日にオープンした。


店の脇に設置されたローテーブルの上に置かれた消毒液で手指を消毒すると、店内に入った。入口を入るとすぐ右手に券売機があって、ここで食券を購入する。メニューは各種そば、ご飯物、天ぷら、単品に加えて、そばとご飯物のセットがある。


食券を購入すると、店の奥に進んだ。
間口の狭い店内は奥行きがある。入口から見て正面奥に厨房があり、その右手奥にカウンター席が2席設けられている他、入口から見て右手の壁に面してカウンター席が6席、左手の壁に面して立ち席のカウンターが10席分設けられている。

厨房の正面に注文口があって、ここで食券を並べて料理を注文した。注文したのは「特大天玉そば」「大盛」と「よもだカレーライス」「大盛」である。ちなみに券売機には「大盛」のボタンは1個だけだが、これは各種「そば」と各種「ご飯物」共通の「大盛」となっている。
料理を注文すると、厨房正面に設置されている給水器の上に並べられた重ねて置かれているコップの山から1つコップを取り、給水器で冷水を注いだ。冷水の入ったコップを持って、店の奥のカウンター席に座る。カウンターテーブルの上の棚には醤油と七味、箸、楊枝、ティッシュが置かれている。

やがて、料理が出来たとのかけ声に厨房正面の注文口に向かった。トレーの上には「特大天玉そば」「大盛」と「よもだカレーライス」「大盛」が載せられている。注文口の脇にはレンゲとスプーンが入った金属製の箱があり、それぞれ1つずつトレーの上に載せた。注文口の左脇にはごま油とラー油、ソース、白胡麻、塩、一味唐辛子、マヨネーズ、ケチャップが置かれている。
確保したカウンター席にトレーを運んだ。


まずは冷水で喉を潤すと、箸を取り、さっそく蕎麦を食べることにした。
「特大天玉そば」「大盛」は大きな丼に蕎麦が関東風の濃いダシに浸かっていて、蕎麦の上に大きな天ぷらと刻みネギが載せられ、生玉子が1個落とされている。


まずはレンゲでダシを掬って飲んでみた。天然素材にこだわったという店のダシは鰹、宗田、うるめに昆布で丁寧に取ったダシに返しを加えて作る天然素材のみを使ったという無化調つゆである。濃い琥珀色のダシは、一見するとかなり返しが濃いように思えたのだが、実際に飲んでみるとそれほど濃くなく、少し甘辛く感じられた。旨味が濃くて、美味しい。
今度は箸を取ってそばを食べる。自家製生そばを使用した田舎蕎麦は細めの蕎麦で、柔らかくて美味しい。麺にはたっぷりのダシとが絡まって口の中に入ってくる。

麺の上に載せられた大きな天ぷらはダシをたっぷりと吸っている。特大の天ぷらには国産のネギとタマネギ、ニンジンといった野菜が入っている。天ぷらを持ち上げようとすると、形が崩れてしまった。
蕎麦を食べると、蕎麦に崩れた天ぷらが口の中に入ってくる。素材の歯応えにダシの旨味が加わって、食べ応えのある味わいである。やがて、玉子が崩れてダシに溶け合うと、玉子の甘みがダシに行き渡って、優しい味わいとなった。

蕎麦をあらかた食べてしまうと、丼を傾けてダシを飲み干す。玉子の甘みがダシに程よくアクセントを与えていて、温かくて美味しい。
蕎麦の入った丼が空になってしまうと、今度は「よもだカレーライス」「大盛」を食べる。「よもだカレーライス」は船形の器の半分くらいにライスが盛られ、もう半分くらいにカレールーが湛えられている。ライスの山にはキュウリの醤油漬けがトッピングされている。


レンゲをスプーンに持ち替え、カレーを食べる。カレールーには骨付きの鶏肉が1個入っている他、トマト片やローリエが浮かんでいる。まずはカレールーを少し掬って飲んでみた。本格和風インドカレーと銘打っているカレーはサラサラとした飲み口で、隠し味のそばつゆがきいている。


カレーは唐辛子が効いて、かなりの辛口である。しかし、辛いが美味い。カレールーの中の骨付き鶏肉は肉と骨の肉離れが良く、するりと骨が取れた。骨を空になった蕎麦の丼に退避させると、肉を食べる。柔らかい鶏肉はジューシーで美味しい。軟骨もコリコリとしていて、歯応えがある。
カレールーの中のローリエも退避させると、カレールーとライスを軽くかき混ぜるようにして食べる。カレーの中のトマトの旨味がカレーの味わいにアクセントを与えている。ライスを食べているとじんわりと額に汗が浮かんだ。ビジネスリュックサックの中からタオルを取りだして、額の汗を拭いながらカレーを食べた。

やがて、ライスにトッピングされたキュウリの醤油漬けが、ライスとカレーに混ざって口の中に入ってきた。キュウリの醤油漬けの食感が、カレーに食感のアクセントを与えている。カレーを食べ終えると、体が熱くなった。コップに残った冷水を一気に飲み干して、完食。美味かった。満腹、満足である。
食器を返却口に返すと、店を出る。熱くなった体に夜風が心地よい。コートを脱いだまま、夜の冷気でクールダウンしながら駅に向かった。

新宿駅から中央線快速電車に乗って帰宅の途につく。車内は比較的空いてはいたが、席に座ることが出来なかった。換気のために開けられた窓から入ってくる風で、カレーで火照った体をクールダウンしていると、汗もひいてきた。
電車が日野駅に到着したところで、ホームに降りる。夜になって、グッと冷え込んできた。都心と比べると、日野は2~3℃気温が低い。夜風が冷たく感じられて、ホームのベンチでコートを羽織った。

改札を抜けて、甲州街道沿いに歩き始めた。空を見上げると、澄んだ暗い空に星が瞬いているのが見えた。


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