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菜の花@吾妻山公園

2024年01月02日 | 写真


正月2日目の今日は曇り時々晴れまたは雨。今朝は上空に暗い空が広がっていて、所々に雲が広がっていた。天頂付近に半月が浮かんでいて、煌々と光を放っている。雲の合間から星が煌めいているのが見えた。今朝の気温は0℃で、西よりの風が吹いている。風が冷たく感じられるものの、それほど寒くは無い。塵ひとつ無い空気が清々しくて、目が覚めるような心地の良い朝である。辺りはしんと静まりかえっていて、街灯のLEDの白い光が冷たく見えた。
今日は写真を撮りに二宮に行くことにした。いつも行き当たりばったりなので、今日は晴れているとばかり思ったのだが、家を出てはじめて、上空に雲が広がっていることを知った。慌ててスマホで天気予報を見る。しかし、今回行く場所は初めて行く場所なので、下見も兼ねて、予定通り出かけることにした。

電車を乗り継いで二宮駅に到着したのは7時32分である。片道2時間弱かかった。


二宮駅の改札を抜けると駅北口に出た。駅北側にある小学校とその北にある二宮町役場の間にある心臓破りの急坂を登っていくと、吾妻山公園の役場登り口の入口が見えてくる。


ここから山頂の展望台までは300段余りの階段を登り、700mほど西に進んだところにある。所要時間は約25分と表示されていた。
階段を登り切り、その先の遊歩道を歩いて芝生広場に出た。


展望台からは相模湾が一望できる。


海には漁船が数隻浮かんでいるのが見えた。


展望台の西側の斜面には菜の花が一面に咲き誇っていた。


富士山の方角を見ると、富士山は厚い雲に覆われていて、その姿を見ることができない。


南西の方角には東海道線の線路が望めた。東京方面に向かう電車が見える。


北西の方角には新幹線が走っているのが見えた。


芝生公園から梅沢登り口を階段を40段ほど降りると吾妻神社がある。


この吾妻神社は梅沢の氏神で「縁結びの神」とされ、弟橘媛命を祭神とし、日本武尊を配祀する。由緒記には日本武尊は天皇にそむく部族を征伐するため、東北に赴く途中、三浦半島から海路を上総に渡るとき、暴風が起きたという。弟橘媛は「日本書紀」によれば日本武尊の妃であるが、海神の怒りを静めるため、夫の武運を祈り、海中に身を投じたとある。するとたちまち海は穏やかになったという。
日本武尊は東北を平定し、帰路、相模国から足柄を通り、甲斐に出る途中、峠でははるか東方の海を眺め、「ああ吾が妻」と嘆かれたという。弟橘媛命の御神像は木彫りの千手観音で、現在、麓の寺院に安置されているとのことである。


参拝を済ませると、あらためて芝生広場に戻った。状況は変わらず、相模湾の青い海に黄色い菜の花が映えて見える。しばらくすると、雨が降り出してきた。


日中は雨で、上空には厚い雲が広がっていて弱い雨が降っている。昼間の気温は7℃で、弱い南よりの風が吹いている。濡れた風が冷たく、凍えるように寒い。早々に下山することにして、展望台を後にする。
二宮駅に到着すると、駅は混んでいた。今日は箱根駅伝が行われていて、駅南側の国道は多くの観客と大学関係者で混み合っている。雨と混雑の中を歩く気にもなれず、早々に帰宅することにした。

二宮駅から電車に乗って日野駅に向かう。日野駅に着くと、路面はしっとりと濡れていたものの、雨は降っておらず、上空に広がる雲の合間からは青空が見えていた。東よりの風が吹いていて、風が氷のように冷たい。
家に着くと温かい飲み物を飲んで、ひと息ついた。


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