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今日のランチ(九州麦みそとろろ定食@九州熱中屋 新宿野村ビルLIVE)

2021年09月02日 | 食べ歩き


今日は雨時々止む。今朝は上空に厚い雲が広がっていて、弱い雨が降っている。今朝の気温は18℃で、9月に入ってめっきりと涼しくなった。風は無く、ベランダの外に出てみると、湿った空気がヒンヤリと感じられて、肌寒いほどである。涼しくなってくると、だんだんと布団から出るのも億劫になる。
今日は午前中2時間のテレワークをしてから出勤する予定となっている。いつもと同じ時間に起床すると、髭を剃って顔を洗った。それから湯を沸かしてインスタントコーヒーを淹れる。玄関のドアポストに投函された朝刊を取り出し、新聞を読みながら簡単に朝食を済ませた。定時よりも少し前の時間になったところで、業務端末に電源を入れて、業務を開始した。

午前中はずっと雨が降り続いていた。仕事を始めてから2時間が経過し、職場にテレワーク終了を告げるメールを送付する。今日はあまり気温が上がらないとの天気予報に、長袖のワイシャツを着て出勤した。
外に出ると湿った風が冷たく、季節を先取りしたような涼しさである。路面には大きな水たまりがあちらこちらにできていた。足元に気を付けながら、駅に向かう。

日野駅から乗った中央線特別快速電車は少し混んでいた。それでも何とか日野駅で座ることができたので、少し瞼を閉じてみる。気が付くと、電車は新宿駅に停まっていた。慌ててホームに降りて、改札に向かう。
外に出ると、弱い雨が降っていた。お昼を食べてから職場に向かうことにして、雨を避けて地下道に入る。新宿野村ビル地下のレストランに行くことにして、4号街路地下道から新宿センタービルを抜けて新宿野村ビルに入った。以前、ランチを食べた和風スパゲッティ専門店「ハシヤ」の隣に居酒屋「九州 熱中屋 新宿野村ビル LIVE」がある。


今日はこの店に入ることにした。


店に入ると、手を消毒するように店員に言われて、入口を入ってすぐ左手に置かれた消毒液を手に吹きかけて、手指を消毒した。店内は入口正面に生け簀があって、その周囲にカウンター席が5席L字形に配されている他、右手奥には6人掛けのテーブル席が1卓と4人掛けのテーブル席が4卓、2人掛けのテーブル席が1卓配されている。左手奥には厨房が有り、その前に6人掛けのテーブル席が2卓と4人掛けのテーブル席が4卓、2人掛けのテーブル席が1卓配されている。
店員に「テーブル席でもカウンター席でもお好きな方にどうぞ」と言われて、カウンター席に座った。卓上には濃口醤油と七味唐辛子、箸、楊枝、紙おしぼり、冷水のポット、メニューが置かれ、空のコップを重ねたものが並べられている。

空のコップを1つ手に取ると、冷水のポットから冷水を注いで、まずは1杯飲んだ。再び、コップに冷水を注ぐと、お冷やを飲みながらメニューを眺める。


卓上には本日のおススメと書かれたメニューが置かれた。


注文したのは卓上のメニューの一番上に書かれた「九州麦みそとろろ定食」である。ご飯と味噌汁はお替わり自由となっているので、ご飯を大盛りでもらうことにした。
料理を注文すると、お冷やを飲みながら料理が出来るのを待つ。料理はすぐに運ばれてきた。トレーの上にはサバ味噌とろろと出汁巻き玉子、ご飯、味噌汁、香の物が並べられている。


さっそく卓上から箸と紙おしぼりを1つずつ取ると、あらためてお冷やで喉を潤した。
紙おしぼりで手を拭くと、箸を取って味噌汁を飲む。味噌汁はワカメの味噌汁である。


お椀を持ち上げて味噌汁を飲む。空腹ということも手伝って、胃袋に味噌汁のダシが染み渡るように美味しい。ワカメが味噌汁にボリューム感を与えていて、優しい味わいである。
続いてご飯を食べる。大盛りのご飯はお碗に山盛りに盛られている。


ご飯にサバ味噌とろろをかけて食べたいところだが、山盛りにしてもらったご飯にはとろろはかけられない。そこで、ご飯の山を解消するために出汁巻き玉子でご飯を食べることにした。
長方形の皿に載せられた出汁巻き玉子は長さ13cm、幅6cm、厚さ2cmほどの大きさがあり、餡がかけられて、刻みネギが散らされている。


玉子焼きを箸で切ってみた。幾重にも巻かれた玉子焼きの断面からは、じんわりとダシが染み出しているようである。


切った出汁巻き玉子を餡に絡めて口に運ぶ。柔らかくジューシーな玉子焼きはダシの旨味と玉子の甘みが重なり合って、ふんわりとして美味しい。玉子焼きの余韻を感じつつ、ご飯をかき込んだ。ご飯はやや固めに炊かれていて、米粒が口の中でほどけて玉子焼きのダシに絡んで喉の奥に消えていく。玉子焼き1切れでご飯が進む。玉子焼きを半分ほども食べてしまうと、ご飯の山が解消した。
ここで、平らになったご飯に箸で窪みをつけて、この窪みにサバ味噌とろろを注ぐことにした。

とろろ汁には刻み海苔がトッピングしてあって、木のさじが添えられている。


すり鉢に入ったサバ味噌とろろは生の大和芋を丁寧におろし、麦みそとサバの味噌煮を加えてとろろ汁にしているとのこと。


ご飯に適量サバ味噌とろろを注ぐと、ご飯に絡ませるようにして、ご飯をかき込んだ。ねっとりとしたとろろ芋は甘くて美味しい。サバの味噌煮と麦みその旨味がとろろ芋に絡んで、ご飯が進む。刻み海苔の風味が加わって、なかなか変化に富んだとろろ汁である。とろろ汁に僅かに残ったとろろ芋がシャキシャキとした食感でアクセントになっていた。
とろろ汁でご飯を食べていると、あっという間にご飯が無くなった。味噌汁も飲み干すと、さっそく、ご飯と味噌汁をお替わりすることにした。

厨房の右手の生け簀に面したカウンターテーブルの上にご飯のお釜と味噌汁の鍋が置かれている。お碗にご飯を盛り、お碗に味噌汁を注ぐと、再び席に戻った。
結構、1杯目のご飯の量は多かったので、2杯目はそれより心持ち少なめにした。


このご飯でまずは出汁巻き玉子を片付けることにした。出汁巻き玉子を食べながらご飯をかき込む。みるみるうちに出汁巻き玉子が無くなった。出汁巻き玉子の皿に残った餡をご飯にかけると、それでご飯をかき込む。これだけでもなかなか美味しい。
残ったご飯にはとろろ汁をかける。1杯目のご飯でとろろ汁を贅沢にかけて食べてしまったことが祟って、すり鉢に残ったとろろ汁は少々少なめである。これをご飯と軽くかき混ぜるようにして、ご飯をかき込んだ。サラサラと口の中にご飯ととろろ汁が一体となって流れ込んでくる。なかなか美味しい。鼻腔を麦みその風味が抜けていくようである。

箸休めに香の物を食べる。香の物はキュウリの醤油漬けである。


ぱりぱりとした食感の醤油漬けは、気分転換にいい。薄口のとろろ芋に味と食感のアクセントを与えている。ご飯を食べてしまう頃には醤油漬けも無くなった。
最後に二杯目の味噌汁を飲む。


熱々の味噌汁の中には何も具が入っていなかった。まったくの味噌汁だけである。これを飲み干して完食。美味かったが、鍋の中の味噌汁に具が無かったのは、ちょっと拍子抜けだった。鍋の底の方にワカメが溜まっていたのかもしれないが、却って、ご飯にかけて食べても良かったかもしれない。
コップに残った冷水を飲み干すと、料理と一緒に運ばれてきた伝票を持って席を立った。奥の店員に声をかけて、店の入口脇のレジに進む。支払いはクレジットカードまたは現金のみとなっている。クレジットカードで代金を払うと店を出た。店の前はかなり混み合っていた。

ビルからは地下道を伝って職場に向かう。食後ということもあるが、湿度が高い上に人が多いせいか、少し蒸し暑い。しばらく歩いていると汗がじんわりと額に浮かぶ。ビジネスリュックサックの中からタオルを取り出し、汗を拭った。途中、職場に行く前に売店に寄って、アイスコーヒーを買って行った。
日中は雨が降ったり止んだりの空模様となった。昼間の最高気温は21℃で、朝からあまり上がらず、10月上旬から中旬並みの陽気となったとのこと。地下道から外に出ると、湿った空気がヒンヤリと感じられて、風が肌寒く感じられた。

午後は職場でデスクワークを中心に過ごす。夕方、打合せを終えて自席に戻ってくると、机上には書類が山積していた。書類を処理し、メールに目を通していると、外が暗くなってきていた。
明日は夏休消化で1日休み。なんとか目の前の書類の山を片付けて、メールもチェックすると、既に定時は過ぎてだいぶ時間も遅くなっている。机上を整理して帰り支度をすると、職場を出た。

外は弱い雨が降っていた。地下道を歩いて新宿駅に向かう。新宿駅からは中央線快速電車に乗って帰宅の途についた。電車が三鷹駅にさしかかるところで、目の前の席が空いたので、シートに腰をうずめる。ビジネスリュックサックの中から読み物を取りだして、記事を読んでいると、電車はやがて日野駅に到着した。
駅に着くと、電車を降りて近くのスーパーで夕食を買い、家路を急ぐ。外は雨が降っていたが、団地の草むらの中から鈴虫が鳴いているのが聞こえた。


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