今日は曇り後晴れ。今朝は上空に雲が多く浮かんでいるものの、雲と雲の合間から青空が見えて、朝日が射し込んでいる。福島の朝の気温は14℃で弱い気たよりの風が吹いている。深夜に雨が降ったらしく、空気が幾分湿っているように感じられたが、路面は既に乾いていた。
ホテルの朝食を済ませた後、すぐにチェックアウトをせずに、ピークを外して少し遅めにチェックアウトした。今日の予定は福島県立美術館で開催されている「東日本大震災復興祈念 伊藤若沖展」を見に行くことにしている。美術館の開館が9時30分なので、これにあわせていけば良い。
ところで、昨日から急に鼻がぐずつくようになった。まだ福島では花粉がかなり飛んでいるのか。かなり辛い。
ホテルをチェックアウトすると、荷物をホテルのフロントに預けて、福島交通飯坂線福島駅に向かう。昨日と同様、駅窓口で美術館の当日入場券付フリー乗車券を購入する。これは当日入場券と飯坂線福島駅から福島県立美術館の最寄り駅である美術館図書館前駅間のフリー乗車券をセットにしたお得な乗車券である。
福島駅から飯坂線に乗って、美術館図書館前駅で下車した。
駅から美術館までは歩いて2分位といったところである。
美術館は混んでいた。展示室に入ってから出るまでに、2時間以上を要した。今回の展示会では国内外から若沖の作品が約100点展示されている。なかなか見応えのある作品ばかりである。
展示は5部に分けて展示されている。展示をみた後、美術館の常設展を見てミュージアムショップで絵葉書を2枚購入した。買ったのはいずれも若沖展で印象に残った作品である。美術館を出ると美術館図書館前駅に戻った。
日中は雲が多いものの、日射しが出て明るくなった。今日は暦の上では八十八夜ということ立春から数えて八十八日目にあたり、春から夏に移る節目でもある。昼間の最高気温は20℃で昨日よりは低くなったが、日射しがポカポカと暖かく感じられる。北寄りの風が強く吹いていて湿度が低く、空気がカラリと感じられた。
鼻の調子が悪く、午後に福島市内の寺院を廻るつもりでいたが、それは厳しそうである。とりあえず、福島駅に戻り、遅いお昼を食べることにした。
( 今日のランチ(ビーフステーキ&チキングリルセット@ザ・セレクトン福島 ラ・セーヌ) に続く )
お昼を食べた後は福島市内を軽く散策した後、お土産を買って新幹線に乗って帰宅の途に着く。
福島駅から自宅までは2時間程度といった行程である。これだけ時間的に近いと、そんなに遠くないように思えた。
家に着くと、ちょっとホッとした気分になる。ぐずっていた鼻もだいぶ良くなったようである。