
今日は晴れ。今朝は上空に雲ひとつ無い青空が広がり、朝日が射し込んでいる。朝の気温は17℃で風は無く、ヒンヤリとした空気が心地よい。玄関のドアポストから朝刊を取り、一面記事を読んだところで、再び眠気に襲われて、二度寝をしてしまった。
再び目を覚ましたのは、10時過ぎである。上空には白い雲がいくつか浮かんでいるものの、強烈な日射しが降り注いでいる。昼前から南よりの風が吹いてくると、気温も次第に上昇してきた。
日中の最高気温は29℃で今日で3日連続の夏日となった。ただ、空気が乾燥しているので、日射しのある場所に出ると、全身から汗が吹き出るような暑さを感じるが、日陰に入ると風が涼しく感じられた。
今日は先日クリーニングに出したコートを受け取りに立川に出た。クリーニング店に行く前にお昼を食べることにして、立川駅南口にあるラーメンスクエアに足を向けた。
入店したのはラーメン屋「焙煎汐蕎麦処 金字塔 立川店」である。この店は昨年10月にオープンしたとのことで、この店のある場所は以前「鶏塩ポタージュ」を食べたラーメン屋「萬燈行」があったところである。
店の入口手前左手にある券売機で食券を購入する。メニューは「しおつけそば」「熟成塩つけそば」「煮干塩つけそば」「海老塩つけそば」「しおそば」「熟成塩そば」「赤味噌そば」「辛味噌そば」「正油そば」の9種類のラーメンやつけそばを基本に各種トッピング、白ごはんや鉄板餃子などのサイドメニュー、ソフトドリンク、アルコール類等で構成されている。なお、タイムサービスとして11時~17時は麺大盛無料となっている他、麺類を注文すると店内のフリードリンクを利用することができる。
食券を購入すると店内に入る。店内は入口から見て左手奥に厨房があり、正面から右手にかけて4人掛けのテーブル席が4卓と2人掛けのテーブル席が6卓配されている。
テーブル席に座って食券を店員に渡す。注文したのはつけ麺人気No.1の「特選塩つけそば」である。タイムサービスを利用して麺大盛で注文した。
料理を注文すると、フリードリンクが利用できるので、入口脇のドリンクカウンターに進んだ。ドリンクカウンターには烏龍茶、国産緑茶、冷水、アイスコーヒー、アイスティー、ジャスミン茶のポットの他、ラー油、醤油、酢、七味といった調味料とコップ、ミルク、ガムシロップ、ストロー、お子様用取り皿紙エプロン、髪留めといった品々が並べられている。
コップを1つ手に取り、氷を入れて烏龍茶のポットからコップに烏龍茶を注ぐと、テーブル席に戻った。卓上にはりんご酢と拉麺胡椒、箸、メニューが置かれている。
冷たい烏龍茶を飲んでいると、しばらくして、料理がトレーに載せられて運ばれてきた。更に、追加のトッピングも運ばれてきた。
麺は二段重ねの円筒形の陶器に盛られている。上段は白く細い麺が盛られていて、とろろ昆布がトッピングされている。
下段は小麦を殻ごと挽いた全粒粉を使用した麺が盛られている。
つけ汁のスープは黄金色をしている。
スープには薬味が添えられた。薬味はおろし生姜と刻みネギである。
香り油としてコーヒー豆が1粒入ったコーヒー油が添えられた。お好みに応じてお使いくださいとのことである。
トレーの上に載せられたトッピングのうち、左手の窪みには国産ほうれん草に極太のメンマが1個載せられていて、擂り胡麻がトッピングされている。
右側の窪みには自家製ベーコンが1切れと鶏のつみれ団子が1個載せられていて、糸唐辛子があしらわれている。
追加で運ばれてきたトッピングのうち、左手の窪みには黄金煮玉子、中央の窪みには米のおこげが載せられていて、自家製のXO醤と刻みネギがトッピングされている。右の窪みにはネギが敷かれて、豚タンチャーシューが1枚載せられ、自家製のXO醤が載せられている。
まずは薬味を全てつけ汁に投入し、麺を食べることにした。三河屋製麺製の細麺は、つるつると喉ごしが良くて美味しい。つけ汁は国産鶏ガラ、もみじ、げんこつ、香味野菜をじっくりと三時間焙煎することで旨みを最大限に引き出し、高級食材の白トリュフを入れた金字塔オリジナル塩スープを使用している。トロリとしたスープはこってりめだが、麺によく絡んで口の中に入ってくる。スープに旨みが詰まっていて美味しい。
麺を食べながらトッピングにも箸をのばした。極太のメンマはボリュームと歯応えが楽しめる。シャキシャキとした食感が美味しい。桜チップで燻した熟成ベーコンは厚めだがやや小さめである。脂身と赤身が半々で歯応えがあり、味が良く染み込んでいて美味しい。
上段の麺が無くなったので、下段の麺を食べることにした。下段の麺は上段の麺と異なり、小麦の香りが鼻腔に広がる。しっかりとした喉越しがたまらなく美味しい。
こちらも麺を食べながら麺を食べながらトッピングにも箸をのばした。黄金煮玉子は玉子の中までしっかりと味が染み込んでいる。豚タンチャーシューはコリコリとした食感で美味しい。おこげはスープに浸して、麺と一緒に食べることにした。スープを吸ってもおこげはサクサクとした歯応えで、食感のアクセントになった。
麺を食べ終わるとスープがほとんど無くなってしまった。スープ割りをもらって飲もうかと思っていたのだが、スープ割りをもらうほど、スープも無い。
食後にアイスコーヒーを飲むことにした。
まずはコーヒーをブラックのまま飲んでみる。コーヒーはすっきりとした苦みで、口の中がサッパリとするかのようである。このままブラックで飲んでも良かったが、やはり甘いコーヒーの方がリラックスできる。そこでガムシロップとミルクを入れてコーヒーを飲んだ。
アイスコーヒーを飲み干すと完食。美味かった。満足である。
帰り支度をして店を出る。涼しい建物の中の空調に慣れてしまったせいか、ビルの外に出ると、クラクラとするような日射しに、再び汗が額から滴り落ちてきた。
駅の北口に回り、ルミネ立川に入っているクリーニング店でクリーニングに出していたコートを受け取って、帰宅の途につく。立川駅は昭和記念公園で開催されている関東最大級のフードフェス「まんパク」で混み合っていた。人混みを縫うようにして、改札に入ると電車に乗った。
強い南風は夜まで吹いていたが、風が止むと、次第に気温が下がってきた。