バーニーズ物語☆エリン舎

バーニーズブリーダーとして、今年の8月で27年。
健康でバランスのとれたバーニーズを世の中に

1月8日(月)

2007年01月08日 23時48分57秒 | 日々のわんこ

明日から水泳訓練に岩倉と青島は出かける。
先天性股関節形成不全と診断された子はこの12年間で3頭だが、別の出身の子であっても希望があれば連れて行く。
外に出かけてゆっくり休めるかなぁ~と思うが、いくら弊社出身であっても飼い主様との生活に慣れ親しんでいる子を連れて行くのは、弊社の子を連れて行く場合と違い神経を使うようだ。特にわんこ同士の接触に気を使う。

今まで連れて行っている3頭が慣れて来たから今回から私と岩倉が行く予定だったが、急に山中湖わんわん倶楽部が使用できなくなったこと、また今回、もうすぐ生後5ヶ月になる子をはじめて連れて行くため急遽、青島と交代することにした。

私も岩倉も出かけるためにスケジュールを調整し大変な思いをするが、主婦が約2週間に1度、2~3泊、家を空けるための準備はすさまじい。食事を作りおきし、お弁当を作り冷凍する。掃除、洗濯をする。ゴミ捨ての指示をする。子供が手伝うようになるのは当たり前なのかもしれない。
でも誰もこの大変さに文句を言ったことがない。私たちの大変さより飼い主様たちの大変さの方がずっと大きいと思っているし、先天性異常を出してしまった責任があると思っているからだ。

いっしょの部屋に泊まることをおかしいと言われることもある。「経費節減です。」と笑って答えるが、日当や訓練代金は頂いていなくても交通費と宿泊代は、出席した飼い主さんたちが負担してくださっている。別々の部屋なんて負担が増えるばかりだ。

何人かの心あるブリーダーは、「わかっていない素人飼い主のフォローは、辞めた方がよい。さわらぬ神にたたりなしだよ。ブログ、情報公開も辞めたほうがよい」と心配しておっしゃっていただいている。
確かにこちらが誠実に行っていてもご理解いただけないときや解釈が全く違っているときに辞めようかと誰もが思う。考え直した方がよいのかもしれないと思う。