マンホールの下には…

最初にことわっておきます
かなり汚い話しなので、特に食事中の人はスルーしてください

今朝、旦那の見送りのため玄関を開けて手を振っていると、どうもクサいんです
残飯のような匂いがしました

２週間に１回しかゴミの収集に来てくれんせいよ～と思いました

洗濯をしてキッチンで洗い物をしていると、玄関から歩道に出るまでの溝がなんと泡だらけになっているではありませんか
急いで外へ出て、泡の元をたどると…

どうやら、キッチンと洗濯機の排水溝が詰まっているらしい…
そのせいで水が溢れ出ているらしい…
原因は分かったけど、自分の手を突っ込んで詰まっている物（間違いなく残飯）を取る勇気が私にあるはずはない
「今日はスキニージーンズを買いに行くわ～」
と、楽しそうに買い物に出かけて行った義理の母に電話をするのは大変気が引けたけど、他に思い当たる人がいない
だって今日は金曜日、みんな仕事でしょう

電話で事情を説明すると
「５年程前にも同じようなことがあって、その時はほうきの棒を突っ込んで詰まりを取ったわ～。なるべく早く帰るから！」
と

指示通りほうきの棒を突っ込んでみる

全く変化なし…

棒で詰まりをかき混ぜてしまったため、匂いがキツくなる…

そうこうするうちに義理の母が帰って来て、二人で何度も棒を突っ込むが全く変化なし
「これ、今日中に詰まりが取れなかったら月曜まで待たないといけないかも。業者に頼んでも今日来てくれるとは限らないし、明日は土曜だし…」
「ほんとよ～、それは大変だわ月曜までキッチンも洗濯機も使えなかったら困るわまさかトイレの水はここへ流れてきてるんじゃないわよね」
「お義母さん、私トイレの水流してくるから、水が増えるかみといてね」

と、激しく動揺する私と義理の母
冷静に考えれば、トイレの水が地面から数十センチ下に流されるはずはないと分かるのに…

その後
事態を深刻にとらえた義理の母がとった行動はほんとにたくましかった

地面にひざまづき、異臭を放つ排水溝に手を入れ、詰まりを取ろうと頑張っている
そんな努力もむなしく、一向に水は流れない
「男の人が必要だわ、こういうときは」
と義理の母の弟さんに電話
仕事中だがすぐ来てくれるという

ここからさらに汚いので、勇気のある人だけ読んでください

けっこうすぐ弟が到着し、事情を説明すると、もっと細い物で突いてみようと言う
針金ハンガーを分解して、躊躇することなく弟が手を入れる
ハンガーを分解する際に手を切ったらしく、水が赤茶色に染まっていく
３人とも何がなんだか分からなくなり、とりあえずお茶を飲むことにする

弟さん曰く、
詰まっている下にも水路があるはず、その地面の下の水路自体が詰まっているのかも

なるほど～なるほど～それはありえる～

ということで、数メートル離れたマンホールを開けようということになった
そのマンホール、２、３メートルの深さで、３方向から流れ込むようになっている
どれがどの排水溝か分からないので、トイレの水を流してみたり、庭の蛇口をひねってみたりして確かめて行く



３人でじ～っと穴を見つめていたその時
１つの排水溝から固形物が～っ
そしてまた固形物が～っ

はい、ウンコです…

どうやら近所のトイレの水が我が家の庭の下を通って流れていっているらしい

３人とも笑うしかなくて、大笑い
不思議に思った近所の人も４人来て、みんなで大笑い
次々流れてくるウンコを見ながら…

もう業者に頼んだ方がいいよ～ということになり、マンホールの蓋は固く固く閉められました

そして弟さんが
もう一回突いてみよう、今度はほうきで
と、一突きしたその時

ゴボッゴボっという音がして、溜まっていた水がウソのように流れていったのです～～～

もう～～～拍手喝采

私や義理の母の力だと十分じゃなかったようです
何はともあれ、今は気持ちよくキッチンからの水は下に流れていっています
どうしてもマンホールの下の光景を忘れられません…
トイレに行く度に想像してしまうかも

長々と汚い話しでほんとに申し訳ありませんでした