東京&Paris フラワーライフ

パリスタイルフラワーアレンジメントをこよなく愛するマダムの日々★

ゴッホ展  国立新美術館

2010年11月10日 | 東京散歩
六本木に用事で久しぶりに出掛け、

丁度開催されていた ゴッホ展に行きました。


フランスのプロヴァンスのアルル、

5年前と 昨年、行きました。

作品の看板と、 実際の建物、と、絵を、町中で見比べることも出来、

今はすでになくなった、公園に面した黄色い家、

ゴーギャンと暮らした住まい跡地も訪ねました。

ゴッホが入院していた病院なども・・・こちらは、

お庭のお花がとてもよく手入れされています。



今まで、ゴッホの絵は、さほど興味もなく、好きでもありませんでした。

ひまわりの絵があまりにも印象的すぎて、、、


でも今回、作品の流れを見て、深く心に響くものがありました。


生存中、1枚の絵しか売れず、そんな中でも描く事に命を懸けたゴッホ。

純粋に絵を書き続けた心が、今でも1枚の絵から伝わってきました。


花瓶に生けられた花の絵も興味深かったです。

有名なアイリスの絵よりも、ほかの3点。

ゴッホ自身が、花を選び、生けた色合いが大変に興味深かったです。


東京の今日の青い空は、プロヴァンスのようでした。

青い空、と色を求め移り住んだ アルル。

ローマ時代の遺跡も残るアルル、細い道を向けていくと広い川に出る、

徒歩で回ることの出来る町、当時もにぎやかにマルシェもあったことでしょう。

花は、、、マルシェで買ったんでしょうか・・・


花を見た時の、花を生けた時の、ゴッホの気持ちと、顔が目に浮かびます。


美と表現に「いのち」をかけた ゴッホ。
ゴッホの純粋な心を感じ、 
1枚の絵の力 
確かに 私は感動しました。