なぜ辛いスペックがいいのか。
「もっと回してほしい」
ファンならそう思います。
ボーダーラインに厳しいネット住民ならば、ジジババより敏感に回転率を気にするでしょう。
でも、当たり前の話ですけど、ボーダー越えの台ばかりだとホールは潰れます。ネット住民もそれくらい分かっています。ただ、ボーダー越えが一台もない場合「抜くだけじゃん」となるのも当たり前ですね。
そこで角度を変えて考えてみましょう。
16回ボーダーで15回まわる台と、32回ボーダーで30回まわる台とでは、多くのパチンコファンは、どっちが回ると感じるでしょうか。今これをご覧の方は「どっちもボッタクリ」と言うでしょうけれど、おそらく、というか間違いなく、大多数の人は後者を「回る」と感じるはずです。
結局、回る回らないというのは、ボーダーラインに対するものではなく、千円あたりの絶対値なんです。
では次に、甘い台と辛い台について考えてみます。
甘い台はどうやって利益を取るか。
ヘソを締める? それでは回りませんよね。
甘い台で回そうと思ったら、スルーを締めて、アタッカーを削るしかない。そうすると、通常時も特賞中もイライラすることになります。
普通なら、辛いスペックを作りますよね。でもメーカーはそう考えませんでした。必殺仕事人が甘いスペックで大成功したこともあり、どのメーカーも甘いスペックのまま、客のイライラを軽減させようと考えたのです。
「そうだ! 演出を濃くすればいいじゃん!」
「そうだ! 回ってないのを感じさせないため、保ゼロの時に濃い演出が出るようにすればいいじゃん!」
「そうだ! 潜伏で誤魔化せば売上も立つじゃん!」
はい、ありがとうございます。
衰退決定です。
「辛い台でもホールは抜く」だから「辛い台を作っても回してくれない」と言われたりします。しかし、甘かったら絶対に回せませんが、辛かったら少数ながらも回すホールは出てくるでしょう。
16回ボーダーの機種について、16.2回の店と15.8回の店では、よほどの人でない限り分かりません。前者は赤字で後者は黒字ですけど、これでは分かりませんよ。客が体感できないなら、赤字にしても仕方ない。
でも32回と28回ならば、ネット住民ならば確実に把握してくるでしょう。つまり、真のボッタクリ店をあぶり出せるわけですね。少しでも還元しようとしているホールが浮かび上がってくるんです。
より一層抜ける余力を与えることで、抜く店と出る店は分かりやすくなるわけです。甘いままだと、良心的な店とボッタクリとでほとんど差が生まれません。しかし、辛い機械では大きな差が生まれます。実際、初代の慶次なんて明確に違いましたよね。
ニューギンは、泉谷しげる、花の慶次、アンルイスと、煌枠で3連続高稼働を飛ばしました。さらに辛いスペックだったものだから、ホールは多いに潤い、ニューギンは一流メーカーの仲間入りを果たしました。
辛いスペックはホールに調整の余力を残します。M会長.さんもおっしゃってましたが、エヴァ6のように通常時が淡泊な機械は、回らないとツマラナイ。その時、回せる余力のない甘いスペックでは、ホールはどうあがいても使い切れない。
エヴァ6が辛いスペックであったなら、回すことで通常時の退屈さを軽減できますし、ヘソを開けてもスルーやアタッカーを削らずに済んだ。確かに辛くても「エヴァだから客は打つやろ~」と締めるホールもあるでしょう。しかし、甘いと締める「しかない」けれど、辛ければ「締めない可能性」が出てくるわけです。
全て辛ければ良いというわけではありませんけど、少なくとも淡泊な演出の場合は、大幅に辛くする必要がありそうです。甘い機械のボーダーは16回、辛い機械は18回という狭いレンジでは、正直、同じだよってレベルです。いつも言ってますけど、選べることが重要。回る台(回せる台=回る可能性のある台)もあって良いのではないでしょうか。
これを書くと「パワフルZEROは辛いのにダメだった」と言われたりしますけど、「んじゃ甘かったら稼働したのかよ」と言いたい。スペックは甘くても辛くても、液晶の出来不出来を凌駕する影響力は持てないんです。実際、辛い慶次も甘い必殺も稼働してますよね。
ならば辛い機械を作ってくれよん。
回したいのよ。
同じボーダー以下なら、15回じゃなく28回まわしたいのよ。
辛い機械が増えることで、回さない、確変で減る、アタッカーに玉が入らない真性ボッタクリホールをあぶり出してほしいのよ。
そんなことを景品交換所で思った次第であります。
「もっと回してほしい」
ファンならそう思います。
ボーダーラインに厳しいネット住民ならば、ジジババより敏感に回転率を気にするでしょう。
でも、当たり前の話ですけど、ボーダー越えの台ばかりだとホールは潰れます。ネット住民もそれくらい分かっています。ただ、ボーダー越えが一台もない場合「抜くだけじゃん」となるのも当たり前ですね。
そこで角度を変えて考えてみましょう。
16回ボーダーで15回まわる台と、32回ボーダーで30回まわる台とでは、多くのパチンコファンは、どっちが回ると感じるでしょうか。今これをご覧の方は「どっちもボッタクリ」と言うでしょうけれど、おそらく、というか間違いなく、大多数の人は後者を「回る」と感じるはずです。
結局、回る回らないというのは、ボーダーラインに対するものではなく、千円あたりの絶対値なんです。
では次に、甘い台と辛い台について考えてみます。
甘い台はどうやって利益を取るか。
ヘソを締める? それでは回りませんよね。
甘い台で回そうと思ったら、スルーを締めて、アタッカーを削るしかない。そうすると、通常時も特賞中もイライラすることになります。
普通なら、辛いスペックを作りますよね。でもメーカーはそう考えませんでした。必殺仕事人が甘いスペックで大成功したこともあり、どのメーカーも甘いスペックのまま、客のイライラを軽減させようと考えたのです。
「そうだ! 演出を濃くすればいいじゃん!」
「そうだ! 回ってないのを感じさせないため、保ゼロの時に濃い演出が出るようにすればいいじゃん!」
「そうだ! 潜伏で誤魔化せば売上も立つじゃん!」
はい、ありがとうございます。
衰退決定です。
「辛い台でもホールは抜く」だから「辛い台を作っても回してくれない」と言われたりします。しかし、甘かったら絶対に回せませんが、辛かったら少数ながらも回すホールは出てくるでしょう。
16回ボーダーの機種について、16.2回の店と15.8回の店では、よほどの人でない限り分かりません。前者は赤字で後者は黒字ですけど、これでは分かりませんよ。客が体感できないなら、赤字にしても仕方ない。
でも32回と28回ならば、ネット住民ならば確実に把握してくるでしょう。つまり、真のボッタクリ店をあぶり出せるわけですね。少しでも還元しようとしているホールが浮かび上がってくるんです。
より一層抜ける余力を与えることで、抜く店と出る店は分かりやすくなるわけです。甘いままだと、良心的な店とボッタクリとでほとんど差が生まれません。しかし、辛い機械では大きな差が生まれます。実際、初代の慶次なんて明確に違いましたよね。
ニューギンは、泉谷しげる、花の慶次、アンルイスと、煌枠で3連続高稼働を飛ばしました。さらに辛いスペックだったものだから、ホールは多いに潤い、ニューギンは一流メーカーの仲間入りを果たしました。
辛いスペックはホールに調整の余力を残します。M会長.さんもおっしゃってましたが、エヴァ6のように通常時が淡泊な機械は、回らないとツマラナイ。その時、回せる余力のない甘いスペックでは、ホールはどうあがいても使い切れない。
エヴァ6が辛いスペックであったなら、回すことで通常時の退屈さを軽減できますし、ヘソを開けてもスルーやアタッカーを削らずに済んだ。確かに辛くても「エヴァだから客は打つやろ~」と締めるホールもあるでしょう。しかし、甘いと締める「しかない」けれど、辛ければ「締めない可能性」が出てくるわけです。
全て辛ければ良いというわけではありませんけど、少なくとも淡泊な演出の場合は、大幅に辛くする必要がありそうです。甘い機械のボーダーは16回、辛い機械は18回という狭いレンジでは、正直、同じだよってレベルです。いつも言ってますけど、選べることが重要。回る台(回せる台=回る可能性のある台)もあって良いのではないでしょうか。
これを書くと「パワフルZEROは辛いのにダメだった」と言われたりしますけど、「んじゃ甘かったら稼働したのかよ」と言いたい。スペックは甘くても辛くても、液晶の出来不出来を凌駕する影響力は持てないんです。実際、辛い慶次も甘い必殺も稼働してますよね。
ならば辛い機械を作ってくれよん。
回したいのよ。
同じボーダー以下なら、15回じゃなく28回まわしたいのよ。
辛い機械が増えることで、回さない、確変で減る、アタッカーに玉が入らない真性ボッタクリホールをあぶり出してほしいのよ。
そんなことを景品交換所で思った次第であります。
てことは現状マックス打ってるユーザーの中には、他と比べて回せるからって理由で打ってるユーザーさんもおられるんですかねぇ。それはちょっと違うかな?
500機とかが認可されてた時って、
損益分岐のスタートっていくつくらいだったんでしょうか?今とそんなに大差無かったのですか?
当時を知りませんので質問させて頂きました。
結局、抜きと放出の差が、客側から感じ取れない。
これこそ現代パチンコの悲劇です。
>kinさん
まず、ファンの言う「回る」と、メーカーの言う「回せる」のレベルが違うと思う。ファンは回転数で考え、メーカーやホールはスタートで考えますよね。
16回と24回くらいの差があれば体感として回ったと感じます。これをスタートに直せばS2.2の差となるわけで、論外という域でしょう。
回るの単位が違う。
数式と体感の差を理解できていない。
ホールの自由度を上げることを拒否するメーカーは、誰に向けて機械を作っているのか分かりません。
大ヤマト2も千円17回レベルでしたね。
ただ当時は、賞球数違いや連チャン率違いが豊富に出たので、ホールも自店に合わせたスペックを選んでいました。
盆なのにこのぐらい回ってくれると久々に玉の動きだけに集中するパチンコをしようという気になります。
もっともホールの方が一枚上手で、いざ当るとアタッカー削りをしっかりしていたので本当のところはボーダー28~30というところでしょうか。
引きに恵まれなかったので20K負けましたが、それでも負けて悔い無しという気持ちです。
演出などほとんど無いこの機種にこういう調整を施した釘師さんに感謝です。
あ、それは楽しそう。
回らないステルスは、苦行の域です。
ただやっぱり普通の人は派手派手液晶が好きなんでしょうね(´・ω・`;)
やっぱコンテンツって大事ですね(-.-;)
6個返しの件を見ても、きちんとした運用に期待できるホールが少なすぎます。
メーカーさんがいうのは、ドロロン閻魔くんとパワフルZERO。
稼働しない、ホールはどうせ回さないと。
「じゃあ、甘いスペックだったら両機種は高稼働だったと思うんですか?」と問いたい。
閻魔くんって可能性あるスペックだったんですけどねぇ。やっぱりスペックは液晶に勝てない(´・ω・`;)
>蒸篭眼さん
両ブログに沢山のコメントを寄せていただいたのに、まともなレスもできず申し訳ありませんでした。
基本的に開発サイドは「騙す」「気付かせない」を重視してるんですね。
厳しい言い方をさせてもらうならば「そんな機械を作ってて楽しいの?」ということなんです。
今売れないから作らない。
正論なんだけど、それを言うなら、売れてる数社以外の存在価値はないでしょう。
ファンを騙さず楽しんでもらえる機械の登場を心待ちにしています。そしてそういう機械をきちんと運用してほしいです。
数種類ありますが中身は一緒デスから
酷い調整の機械になっていますからね
中の人的にはその辺の事を熟知していても
障害があり商品化には難しいかもしれませんが
状況が状況デスからもうちょっと多様性に富んだ
機械をリリースして欲しいデスね (・ω・)使う方も考えて欲しいデスけど
(桜ライトがありますがそれ位回せる店は近辺にないので。。。)
多分MAXで25回回す台だと受けなさそうですし。
(MAX打ちの人って回りより出玉!って考えの人が多い気がします。。。)