メタボおやじの糖分日記

旅と酒をこよなく愛するメタボ親父の糖分ライフ。

究極のミニマリズム

2020年11月13日 | 旅の計画
いよいよ明後日から金沢からに行くのですが、石川県には福井県寄りの加賀温泉と富山県寄りの和倉温泉がある。加賀温泉には一度泊まってみたいと思っている「べにや無何有」があり、和倉温泉には5 つ星の名旅館「加賀屋」がある。
加賀屋は昔し泊まったことがありますが、石川県には他にもいい宿が数軒あり、海外に行けなくなった代わりに行ってみようかと考えています。

実は「べにや無何有」のつぎに泊まってみたい宿が、能登半島の奥(石川県珠洲市上戸町)にある「湯宿 さか本」。ここはたった3部屋だけのひっそりとした小さな旅館で、部屋には電話もテレビもエアコンもなく、またお風呂もトイレもない、「いたらない、つくせない宿」というのをコンセプトにした旅館なんです😱ビックリ!!


とにかく不便なところで周辺には駅がなく、バスを乗り継いで行くか、能登空港からレンタカーを借りて行くかのいずれか 🚌?🚗? 😱ウッソー!!
もちろん周囲は何もありません。自然のみ


こんな感じの宿

そして出される料理は華やかな会席などはなく
素朴な大根の煮物など
これが絶品という噂


一言で言えば、究極のミニマリズム!

最近の思うのですが、いい宿ほど無駄を削ぎ落としたシンプルなもてなしを追求しているように感じるのです。8月に行った奥湯河原の「石葉」も似ていたし、来月行く修禅寺の「あさば」もミニマリズムの宿らしい。
なんか人間の本質っていうのかな
究極の美意識っていうか
この宿を見て晩年の白洲次郎を思い浮かべてしまいました。

旧白洲邸「武相荘」

勢を知り尽くしたあとの人間が求める究極のライフスタイル
これからの時代はこんな生き方に変わって行くんじゃないのかなぁ〜
と思いながら、自分と白洲次郎を見比べて
あまりの違いにがっくり肩を落としてしまいました。



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