年の瀬も押し詰まってきた。
例年と比べて、今冬は寒い気がする。
随分、前回から時間が空いてしまったが、
地震の続きを・・・。
☆
片付けは明日にするとして、部屋を見てみようと思い、
扉を開けようとして驚いた。
『扉が開かねーーー!』
前震の時は3分の1は開いたので問題なかったが、
今回はまるで開かない。
思いっ切り押しても数cm動くだけだ。
何度押してもビクともしない。
ふうー。
疲れたのでもう寝ることにした。
当然今回もイスの上・・・。
翌朝、あまり眠れず、体の節々が痛いまま洗面所に行き、
顔を洗おうとすると水が出なかった・・・。
「ゲゲッ、断水している~」
朝は備蓄していたペットボトルの水で何とか足りたが、
生活用水の確保が最重要課題となった。
水を給水所まで行ってもらってくるか。
部屋の扉は後回しにして、
先ずは水を給水してこようと思った。
そこで、大変なことに気付いた。
『車の鍵が取れねーーー。免許証も財布も部屋の中だーーーー!』
そう、大切な物はすべて部屋に置いていた・・・。
これはいかん、何としても開けねば。
昨日より更に力を入れて何度も押してみた。
それでも、わずかに開くばかりで、昨日とあまり変わらない。
どうやら、ゴミ箱のロング缶が支え棒の役割を果たしているらしい。
ふーーー。
どうしようもなく、最後の手段、
消防に連絡することにした。
初めて消防署に連絡するので、ドキドキしながら電話したら、
あっさり断られてしまった。
「出動要請が多すぎて、手が回りません。
行けてもドアを壊すことになりますよ」
ゲゲッ、それはまずいと断り、諦めることにした。
仕方ない、暫くは何もない生活を送るか。
結局、給水所までは歩いて行くことにして、
3L容器と2Lペットボトル数本を持って汲みに行った。
重たい水をやっと運んで帰り、マンションのエレベーターを見ると、
「安全のため運転は休止します」の貼り紙が・・・。
『何ですとー』
普段は階段を使っているので気付かなかったが、
踏んだり蹴ったりとはこのことで、
断水が復旧するまでは階段を使っての水汲みが日課となった。
☆本震編3完結編は、1月予定。
(まさか年を越すとは・・・^^;)
「一言」
良いお年を・・・。
例年と比べて、今冬は寒い気がする。
随分、前回から時間が空いてしまったが、
地震の続きを・・・。
☆
片付けは明日にするとして、部屋を見てみようと思い、
扉を開けようとして驚いた。
『扉が開かねーーー!』
前震の時は3分の1は開いたので問題なかったが、
今回はまるで開かない。
思いっ切り押しても数cm動くだけだ。
何度押してもビクともしない。
ふうー。
疲れたのでもう寝ることにした。
当然今回もイスの上・・・。
翌朝、あまり眠れず、体の節々が痛いまま洗面所に行き、
顔を洗おうとすると水が出なかった・・・。
「ゲゲッ、断水している~」
朝は備蓄していたペットボトルの水で何とか足りたが、
生活用水の確保が最重要課題となった。
水を給水所まで行ってもらってくるか。
部屋の扉は後回しにして、
先ずは水を給水してこようと思った。
そこで、大変なことに気付いた。
『車の鍵が取れねーーー。免許証も財布も部屋の中だーーーー!』
そう、大切な物はすべて部屋に置いていた・・・。
これはいかん、何としても開けねば。
昨日より更に力を入れて何度も押してみた。
それでも、わずかに開くばかりで、昨日とあまり変わらない。
どうやら、ゴミ箱のロング缶が支え棒の役割を果たしているらしい。
ふーーー。
どうしようもなく、最後の手段、
消防に連絡することにした。
初めて消防署に連絡するので、ドキドキしながら電話したら、
あっさり断られてしまった。
「出動要請が多すぎて、手が回りません。
行けてもドアを壊すことになりますよ」
ゲゲッ、それはまずいと断り、諦めることにした。
仕方ない、暫くは何もない生活を送るか。
結局、給水所までは歩いて行くことにして、
3L容器と2Lペットボトル数本を持って汲みに行った。
重たい水をやっと運んで帰り、マンションのエレベーターを見ると、
「安全のため運転は休止します」の貼り紙が・・・。
『何ですとー』
普段は階段を使っているので気付かなかったが、
踏んだり蹴ったりとはこのことで、
断水が復旧するまでは階段を使っての水汲みが日課となった。
☆本震編3完結編は、1月予定。
(まさか年を越すとは・・・^^;)
「一言」
良いお年を・・・。