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スペースファンタジー小説「EP列伝」の著者が、日常のとりとめもない話題を書くブログです。

今の日本って・・・

2007-05-19 00:30:00 | 政治関係
どうやら犯罪者の命の方が、善良な人より重いらしい。
愛知県で起こった立てこもり事件の感想である。

たった一人の男のために、警察は何十人も動員し、学校は休校し、
バスは運休し、多くの住民が家に帰れなかった。

そしてなにより、前途あるSAT隊員が幼子を残し殉職された。

本来ならば、最初に巡査部長が撃たれた時点で狙撃なり突入すべきであった。

私が子供の頃、確か警察の狙撃手が犯罪者を射殺した記憶がある。
いつから甘い警察になってしまったのか。

警察が事件で拳銃を発射したとき、報道で一々理由を発表し
正当性を主張しなければならない不思議さ。

警察官はたとえ相手が銃を持っていても、銃撃されるまで発砲できず、
しかもそれは警告した後でなければ犯人を撃てない。
これでは警察官があまりにも気の毒だ。

これからは強い警察の復活を期待する。
そのための標語をひとつ。
相手が凶器を持って襲ってきた場合、
「威嚇不要。有無を言わせず水平発射!」

それにしても、今回の立てこもり犯は情けない。
人質が逃げた時点で恐くなり出てきたとは思うが、
これだけ騒がせた以上、自分でケジメをつけるべきであった。

この男に税金で食事を与えなければならない虚しさを思うと、
SAT隊員がますます可哀想だ。
冥福を祈るばかりである。


「一言」
漫画「ドーベルマン刑事」のような破天荒な人いないかなぁ。