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スペースファンタジー小説「EP列伝」の著者が、日常のとりとめもない話題を書くブログです。

ある朝

2005-08-17 23:47:05 | 自分のこと
先日、車で通勤途中とても焦ったことがあった。
それは、大きな道路を軽快に走っているときであった。

不意に前方100m程先の横道から、二人の警察官が走って出てきたのである。
『?何だ何だ?』
『はっ、もしかしてスピード違反??』
理由が分かるまで1秒。

『確かに制限速度より少しオーバーしていたけど、俺より前の車の方が飛ばしていたぞ』
焦りながら警官を注視しアクセルを緩める。この間1秒。

すると、真剣な顔で警官が指示棒を振り出した。
『やべぇ、朝から勘弁してくれー』
心で叫びながらブレーキを踏もうとした。
???
すると、行け行けと棒を振っている。
『えっ、俺じゃない?行っていい?行っていいんだね!行っちゃうよ』
スピードを緩めたまま通り過ぎ、バックミラーを見る。
すると、私のすぐ後ろの車を横道に入れさせていた。
『ふー、後ろの車か』
安堵感と共に疲れがどっと襲い、その日の朝は暫く脱力感から抜けきれなかった。
それにしても、こういうときの時間は長く感じるものである。

「一言」
スピードは控えめに・・・(^^;)。
(夏期休暇更新中・・・次回より週一更新に戻します)