中南米はたいへん治安が悪い国(グアテマラ)やら、ホンジュラス、理想郷に思える国(コスタリカの常備軍なしは有名、最近治安が悪くなってきたとも聞く)やら一体どうなっているのだろう。ほとんど中南米国を紹介するニュースは少ないので、アメリカへの集団大移動の実態もよくわからない。この人々一万人の行動がトランプ大統領に利するのか、民主党に利するのか、もうすぐ、中間選挙の結果がでる。
アメリカの古き良き、1950年代の白人主流時代はもうない。奴隷として黒人を扱って生産性を挙げた時代は過ぎ、黒人は市民権を得て、なおも差別されても、今は概ね平等なアメリカ人である。白人と黒人の分断というのはよく白人の警察官が黒人の若者を銃で撃ってしまったという事件で知ることもあるが、大勢はオバマという大統領を生んだということからもすでに強い互いの憎悪はないように思える。これはぼくが知る限りの少ない知識だけのことで、本当のところはわからない。やがてアメリカはヒスパニック系を労働者として使うようになった。必要だったのだろう。必要だったからアメリカは移住させているのだ。もちろん違法移住もあるかもしれない。しかしそれは掴まえれば母国に帰せばいいことである。とにかく移住者を単純労働で安く使ってアメリカの今があるのである。
今トランプ大統領が叫ぶのは、「もうこれ以上移民は要らない」ということなのだろう。白人数が過半数を割っていくことの恐れ、いや、たまらない嫌悪感なのかもしれない。人権だなんだ、と知的性より、情緒的な感情というものだろう。
過激な発言となるが、クリント・イーストウッドが死ぬあたりのところで、ひとつの白人の時代が終わるのかも知れない。そうこうするうちに、新たな産業革命が起こってくる。
昼、次々とニュースが入ってくる。外交、人事を背負う上院は共和党が勝った。下院では社会民主主義に賛同する民主党が勝った。これはオカシオ・コルテス下院議員の当選に象徴的に現れている。アメリカのかなりの若者は社会主義的政策を望んでいる。貧困の中で生まれたらまた貧困になる負のスパイラルから抜け出せない、と考える人が多くなってきた。考えれば日本は国民皆保険を作り上げているから、健康保険、高額医療、年金、生活保護制度も整っているから、アメリカの若者たちは日本のような国を望んでいるように見える。
宗教色も強いアメリカ。人種間対立をどう克服するのか。若者の意見をどう取り込んでいくのか、中国とはどうするのだろう。世界史が動いていくのを見える時代であることよ。
アメリカの古き良き、1950年代の白人主流時代はもうない。奴隷として黒人を扱って生産性を挙げた時代は過ぎ、黒人は市民権を得て、なおも差別されても、今は概ね平等なアメリカ人である。白人と黒人の分断というのはよく白人の警察官が黒人の若者を銃で撃ってしまったという事件で知ることもあるが、大勢はオバマという大統領を生んだということからもすでに強い互いの憎悪はないように思える。これはぼくが知る限りの少ない知識だけのことで、本当のところはわからない。やがてアメリカはヒスパニック系を労働者として使うようになった。必要だったのだろう。必要だったからアメリカは移住させているのだ。もちろん違法移住もあるかもしれない。しかしそれは掴まえれば母国に帰せばいいことである。とにかく移住者を単純労働で安く使ってアメリカの今があるのである。
今トランプ大統領が叫ぶのは、「もうこれ以上移民は要らない」ということなのだろう。白人数が過半数を割っていくことの恐れ、いや、たまらない嫌悪感なのかもしれない。人権だなんだ、と知的性より、情緒的な感情というものだろう。
過激な発言となるが、クリント・イーストウッドが死ぬあたりのところで、ひとつの白人の時代が終わるのかも知れない。そうこうするうちに、新たな産業革命が起こってくる。
昼、次々とニュースが入ってくる。外交、人事を背負う上院は共和党が勝った。下院では社会民主主義に賛同する民主党が勝った。これはオカシオ・コルテス下院議員の当選に象徴的に現れている。アメリカのかなりの若者は社会主義的政策を望んでいる。貧困の中で生まれたらまた貧困になる負のスパイラルから抜け出せない、と考える人が多くなってきた。考えれば日本は国民皆保険を作り上げているから、健康保険、高額医療、年金、生活保護制度も整っているから、アメリカの若者たちは日本のような国を望んでいるように見える。
宗教色も強いアメリカ。人種間対立をどう克服するのか。若者の意見をどう取り込んでいくのか、中国とはどうするのだろう。世界史が動いていくのを見える時代であることよ。