25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

過ぎる八月

2017年08月27日 | 日記

 八月最後の日曜日。まだ九月一日の始業式まで4日ある。子供の頃はだんだんとこの時期憂鬱になっていくのだった。

やり残した宿題をし、またあの息苦しい教室授業を受けるもかと思うこころが沈むのだった。

 行く夏を惜しむような出来事はなかったが、さりとて秋が待ち遠うしいということもなかった学生時代。

 今は、夏が早く過ぎて、涼しい秋の高い空が見たいと思う。縛られることは何もない。季節ごとの楽しみと移り行く景色へ情緒を味わうほどの年齢になっている。

 また草を刈った。前に刈った草を燃やした。友達たちは去って行った。子供たち一家が来たのは7月の終わり頃だった。

 もう少し涼しくなったら、アイナメとメバルを釣りに行こうと思う。

 カルパスを食べながら冷たい酒をのんでいる。「愛ささくれ」と「オアシスと果樹園」をカラオケで歌えるようにしようと思う。ククッと感覚が能動的なる。これがなくなればもうだめだ。