25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

三浦瑠麗の不思議

2017年08月22日 | 社会・経済・政治

 ようやくおちついたら、テレビは甲子園野球。別の番組では相変わらず、テレビコメンテーターが北朝鮮とアメリカのことを語り、ロシア、中国の動きを解説し、日本はどうするのか、と脅迫めいたことを言っている。小池都知事のアラ探しも始まり、加計問題が潜伏し、森友学園の籠池夫妻は再逮捕となった。

 森友問題では水増し請求が問題となっていつのに、加計問題ではべらぼうな工事見積り額による補助金詐取は問題に浮かび上がってこない。

 民進党の党首選でそれどころではないのが、野党の現状で、安倍昭恵は相変わらず能天気に国際政治学者三浦瑠麗と対談している。この頃「朝生」で論客として登場sじてきた三浦は安倍首相とも食事をしている。舛添も国際政治学者を名乗っていたが、知識よりも彼のケチ、器も小ささがやがて暴露されるようになった。三浦はこの先、政治学をどのように泳ぎ渡るのだろう。安倍昭恵と右派の雑誌「WILL 」で対談する意味などあるのだろうか。えてしてマスコミにでたがる政治学者は権力よくも貧しく高い。

 今、日本がしなければならない論議はこの国の未来のかたちである。どのくらいの人口減少に留めるのか。一億総活躍社会は正しいのか。教育の公平性をどう保つのか。未来の経済を支えるのに、何を教えなければならないか。永世中立国としての日本はあり得ないのか、などなどである。

 お盆中、東京大空襲をはじめ、日本各地に空襲をおこなっフィルムがアメリカで公開さたの見た。それはまさに映画などでみる比ではなく、よく生き残る人がいたものだ、と思うばかりであった。ウカウカしていると、日本も自衛隊への入隊員が減少し、徴兵などをすることにでもなったら、それはぼくの孫たちの世代であり得ることだ。

 今日はゆったりしているので、こんなことを考える。