25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

森友、加計問題の構造は同じである。

2017年07月27日 | 社会・経済・政治

 森友学園問題と加計学園問題の構造はほぼ同じである。このことは国民のほとんどが承知することだろう。ひとつは思想・信条の仲間であること。他の官邸や閣内の大臣、上級官僚が「記憶にない、記録にない」と言って押し通すこと。

 学校の見積書も補助金をとるために水増し見積もりをしていること。請負業者がそのように示唆するのか、籠池氏が頼んでしたのかは今後の捜査だが、加計学園の獣医学部校舎建設も通常相場の約2倍となっており、2倍であるなら加計学泉側は、市と県、国からと援助をしてもらい一銭のお金も出すことはないとなる。

 この見積書の精査をするべきである。こんなことがまかり通るなら、また財務省から国税庁の長官に出世した佐川元理財局長などが「記憶にない、記録がない」と言い張るのなら、僕らは税金を払う気が起こらない。

 安倍政権というのは株主と輸出業者優遇で、しかも思想的に近い人を優遇するという馬鹿丸出しの政権である。なおも経済政策と連呼し、陰で憲法改正を企んでいる。憲法をアメリカから押し吊られた憲法から自主憲法に変えたとしても、アメリカへの追従姿勢は変わらず、自主独立はあり得るはずもない。

 どこの国とも仲良くするために自主独立をするのであるが、それは今の憲法下でもできることで、要は政権の思考回路の問題である。

 時期選挙までに政界再編が起こることを願う。憲法をより良い憲法にするなら賛成であるが、より悪い憲法になるならば反対である。集団的自衛権の廃止。原発の廃止。共謀罪廃止を唱える政党なり人物がでてこないものか。再度共産党は名称を変更すべしである。