25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

自分に利するほうに感情は動く

2017年07月12日 | 社会・経済・政治

 自分に利する方に感情は流れる。これは人の常だ。官僚しかり、政治家しかり、一般人しかり、誰でもその傾向がある。

 仕事を辞めることになると、利害関係はほぼ狭まるから、せいぜい選挙の時に、どの政策が自分に利があるか、あるいは利が関係ないとすれば日本はよくなるか、という大きなところから判断することになる。

 森友学園の籠池元理事長に関連して、200人ほどの弁護士グループが近畿財務局の官僚7人と財務省を証拠隠滅罪で13日に刑事告発する。 籠池氏に関係なく、弁護士たちは国民の財産を不当に安く売り、しまも証拠を隠滅したのが許せないということだ。当然のことだろうと思う。おそらく加計学園問題でも同じことが起こることが予想される。自分に利することも過剰になれば、こういう仕打ちが待っているということだろう。

 さて、昨日は週刊現代を買った。近い未来の年表があったからである。かねがね新聞で未来の年表の本の広告掲載があり、買いたいと思っていた。

2018年 IT技術者不足が深刻化する

2030年(だったか?) 地方からデパート、銀行、病院が消える

 次回にでも年表風に並べてみようと思う。すべての原因は人口減少、高齢化社会にある。それと大都市一極集中にもある。が、三軒に一軒は空き家となるのは東京も同じである。マンションの耐用年数がやってくる。修理が起こってくる。

 また社会が蠢動し始めている。